最終更新:

41
Comment

【3980236】桜蔭中学校の解答速報2016

投稿者: インターエデュ  (ID:inter-edu) 投稿日時:2016年 02月 01日 11:29

こちらは桜蔭中学校の「解答速報2016」専用スレッドです。

今年実際に受験したご家庭はもちろん、
来年以降の受験を予定している方も
今年の入試問題について語り合ってみませんか?

※こちらに書き込まれた内容は、解答速報のページに新着順で表示されます。

返信する

管理者通知をする

マイブックマーク

  1. 【4004365】 投稿者: ぱっぷすぎゅるだん  (ID:KNGPZG81FfY) 投稿日時:2016年 02月 17日 19:12

    別名センターラインの公式とも呼ばれる受験算数の有名なテクニックです。ウェブ検索すれば、これを解説するページが沢山出てくると思います。積分で面積を求めるイメージですね。
    ただ、厳密に証明しようと思ったら、高校までの数学では無理なような気がします。

  2. 【4004946】 投稿者: おういんさんへ  (ID:ETLiHItsSeU) 投稿日時:2016年 02月 18日 00:36

    センターラインの公式気になりますよね?
    でも質問のレベルが分かりませんでしたし、それにこういう
    公式を理由も分からずに使う習慣をつけてしまうと、きっと
    どこかでつまずくと思いましたので、前回はありきたりな
    回答を書いてみました。

    以下で、解説を試みてみますが、読まずにお子さんが自分で
    考えた方がきっと勉強になると思います。

    まず、Cの角のまわりで

      面積=中心通過する長さ×直径

    となることは、直接計算して示すしかなさそうです。
    ぱっぷすぎゅるだんさんの計算の再掲ですが、

      Cの角の面積=8×8×3.14÷4
     中心の通過する長さ=8×3.14÷4
     ∴ Cの角の面積=中心通過する長さ×直径

    となります。

    次に、Bの角のまわりで

      面積=中心通過する長さ×直径-隅の図形の面積

    となることは、もちろん図を描いて分割して計算すれば
    確かめられるのですが、よりスマートに次のようにも説明
    できます。

    まず円が転がるというイメージではなく、円の直径が接点
    と垂直な状態を保ったまま移動していくと考えて下さい。
    以下直径の通過する面積を考えます。
    Aから出発すると16cm移動して点Bの4cm手前まで来ます。
    次に90度向きを変えてCまで、やはり16cm移動します。
    直径は8cmなので長方形の面積はそれぞれ 16×8cm^2ですが、
    重なりが一辺4cmの正方形の分だけあり(その分引かない
    といけない)、
    2つの長方形に含まれていない部分が半径4cmの4分円の分
    だけあります(その分足さないといけない)。
    つまり全体の面積は

      (16+16)×8-4×4+4×4×3.14÷4
     =中心通過する長さ×直径-隅の図形の面積

    となります。

    いずれの性質も任意の角度の角の周りで成り立つことが
    同様に示せます。(前者は180度より大きい方を回る
    場合、後者は小さい方を回る場合。)

    ちなみにセンターラインの公式は

    「任意の曲線に連続的に接しながら円が転がる場合、接点と
     垂直な直径が通過する面積は「中心通過する長さ×直径」
     に等しい。」

    という形に一般化されます。ただし曲率半径が転がる円の
    2倍未満の曲線の内側を転がる場合は、Bの角と同様に接点が
    ジャンプしてしまうので仮定が満たされないと解釈します。
    証明は曲線を折れ線で近似してリーマン和を考える必要があ
    るので高校数学の範囲を超えます。

    ここまで書いてきて何ですが、この問題は計算さえ工夫すれば
    普通に解いても、センターラインの公式を使ってもせいぜい
    1、2分しか変わらないと思います。

    ※普通の解き方
    10秒後の円の接点をEとすると、
    CE=50-16-16-8×3.14÷4=18-2×3.14
    面積 = 4×4×3.14(始めと最後の長方形からはみ出す部分
                         =円の大きさ)
       +16×8+12×8+4×4+4×4×3.14÷4(AからCまで)
       +8×8×3.14÷4(Cの角)
       +(18-2×3.14)×8(CからEまで)
      =(16+12+2+18)×8+(16+4+16-16)×3.14
      =8×48+20×3.14
      =384+62.8
      =446.8

    ※センターラインの公式を使った解き方
    Bの角の通らない部分:4×4-4×4×3.14÷4=16-4×3.14
    面積=4×4×3.14(始めと最後の長方形からはみ出す部分
                         =円の大きさ)
       +50×8(センターラインの公式)
       -(16-4×3.14)
      =400-16+20×3.14
      =384+62.8
      =446.8

学校を探す

条件を絞り込んで探す

種別

学校名で探す