今年の桜蔭辞退者数｜掲示板スレッド

林修の番組で、
理三、ミス日本女性が取り上げられていた。
桜蔭、バレー部出身。

＞Stephen KingやKate Mortonの小説を原著で読んで目を輝かせている学生に渡り合える教師。
有限群論や解析幾何学の体系の美しさに目を輝かせている学生に次のステージを提供できる教師。

筑駒や開成はそういう先生がいると聞きますが、桜蔭にもそういうレベルの先生がいるのですか？
筑駒や麻布は、学習指導要領にとらわれずに教師の趣味と生徒の探求心で進めていきますが、桜蔭はごく普通の授業だと聞きます。
身内や友人で複数の卒業生を知っていますが、勉強面では生徒の自主努力が中心で、学校は生活面（含む家庭科）を教える学校だと言っていました。
優秀な子がたくさん入っているので、それで実績が出ます。
優秀な子には学校が課題を出しすぎるとダメですので、そういう意味では成功していると思います。

そうね、筑駒に比べると桜蔭は随分普通の学校だね。娘を入れてみてそう思う。自由奔放の筑駒に比べると課題も多いし、テストも細かい知識を問う問題が多いしね。

でも一発ヒラメキ型の男子と違って、女子はコツコツ努力型が多いから（女子にも一発ヒラメキ型はいるけど）、女子にはこの教育法が合ってるんじゃないの。そういう意味では、筑駒も桜蔭も、各々男女の特性を生かしてうまくいっていると思う。桜蔭は、先生方も自作のプリントで頑張って教育をしてくれるし、娘も箱庭（失礼）みたいなところで仲良く勉強したり遊んだりしている様で、今のところは安心してお任せ出来ている。

広い校庭で思う存分体を動かしたい、大学受験を主体に学校教育して欲しい、修学旅行で外国に行きたい、とかいう人には別の学校がお勧め。

授業のレベルですが、ごく普通というのがどのレベルか？が難しいですね。桜蔭生にはごく普通なのか、簡単すぎるのか？良いのか良くないのか？

先生や教科によりマチマチですが、教科書は当然基本ですからこなして、更に別の出典を扱ったり、教科により専門的に深めているようですよ。

挙げられました英語ですがStephan Kingはペーパーブックでよく見るようなホラーだったかと？流石に授業では扱わないかと。間違っていたらすみません。
ホラーは一応女子校ですから扱わないでしょう。

好きな子はご自由に、の世界です。
Kate Mortonは知りません。勉強不足で申し訳ありません。
原書は中1の夏ごろからArnold Robel レベルを数冊読んでた記憶あります。普通ですね。よく低レベルと言います。
原書を読むと一言に言っても、欧米の文化的背景や思想、ラテン語からの語源、韻なども理解して読むような深め方は然程されてないかと。寧ろそこまで授業でやるなら他は大丈夫？何か抜けていないか心配です。有志のクラブ活動か大学で文学部に行ってどうぞと我が家なら言います。

数学も先生によるようです。ただ、中学から挙げられた二校のようないきなり高校数学以上の範囲を語り出すような先生はいない気がします。まあ、某雑誌の常連さんが多数いらっしゃり数学は好きな子が多いのでお友達と教室で教えあったりしているようですね。
そんな休み時間を過ごす女子校が普通なのかは果たして疑問ですが。先生のことはわかりません。過程をあまりに大切になさるとよく漏らします。

理科社会は逆に専門的な感じの先生が多数かと思います。かなりの知識量をつけてくださると思います。地理、歴史、理科1.2の総合力として教養ある大人と話しがきちんとできる基礎や着眼点がもてるレベルになるなと思います。たとえば、ヨーロッパにおける語族の分布と文化の違いを踏まえて、ニュースを見て家族で話が盛り上がるとか。

国語は先生によるらしいです。ただ、あの入試なので授業は自ずとハイレベルです。教科書ももちろん使いますが、基本的に文書がかけない子はいないはずなので、当たり前です。

副教科もかなりきちんとやりますよ。体育だけは基礎レベルが残念なのでのぞきますが。

子供の様子しかわからないですが、学校の授業としてうちは不満はないですよ。学問は深めるほど楽しめますが、無限に時間がかかります。まだ専門を決める生徒ばかりではない中で、これでいいかなと。不足なら自ら何かで補えば良いし。最低限の範囲以上はきちんとされていて、あとは生徒同士や自らでなんとかするのが校風かと。
求めればキリが無いし押し付けられれば反発する年ごろですので。

あくまで中学生まででの内容で恐縮です。
最後に私の教養の無さがあると思いますので、ご参考なるかわかりませんが。

これは「ごく普通」なら、ごく普通なんだと思います。ただ、それなりに雑談もあるようですよ。

現状の詳しい説明ありがとうございます。

すみません、混乱させたかも知れません。高校課程の教育を念頭に置いて掻きました。

洋書について、Stephen KingとKate Mortonは、日本の英語学習者がNative大人用のの小説として最初に取り組むことが多い作家より一段読みにくい（難しい）ということで挙げさせていただきました。
そして、この二人、非常に長い小説を書くんですよ。Kingの主要作品、ペーパーバックで1000ページを超えます。英検二級レベルの人が取り組んでも１ページに２０くらいわからない単語があって５ページで力尽きる。
Stephen Kingはおっしゃるとおりホラー作家ですが、アメリカ文学界の大御所で、アメリカの９－１２年生（日本で言う高校相当）の必読書のようになっています。
英文自体、というよりもアメリカの生活密着の単語や固有名詞が頻出し、アメリカの文化をある程度理解していないとわからないところがあります。
Kate Mortonはミステリーと大河ドラマが混ざったような重厚な小説を書く女流作家で、現在と過去を往復し、第二次大戦前後のイギリスのブルジョアの生活や価値観がイメージできないとわかりにくいです。

これらを学校の課題図書にするとは思えません。概要を理解してなんとか読み通すだけで英検一級レベルの実力は必要ですから。
しかし、こういうのを自分でどんどん読む生徒は、たぶん、居ます。先生がそういう生徒に応えられるかどうか、ということが大切。

そして保護者の方には、こういう興味で目を輝かせている生徒に向かって「役に立たないものを読んでいないでセンター試験の問題集やりなさい」などとおっしゃりませぬよう。
そもそもKate Mortonとセンター試験の英文レベルは比較になりませんし、こういう、一見無駄な、勉強とも遊びともつかないことが、もっとも実力を伸ばします。
KingかMortonを２週間で読み通す実力があれば、どんな難関大であれ（もちろん東大であれ）対応できるベースは十分にありますから（もちろん時間配分など多少の「傾向と対策」は必要）

数学については、ほとんど英語の繰り返しになるので省略。某雑誌のマニアはたぶん自分で大学教養レベルの数学は齧っているだろうと思います。

桜蔭の先生が、そういう高度な高校生と渡り合えるのかどうかということ。卒業生に聞くと、公立高校の先生と比べて特に高いレベルの教師でもないし、優秀な桜蔭の高校生は学校の先生を凄いとは思っていないと聞きます。

筑駒と桜蔭かい。子供が。
それは自慢だねえ。男女の最高峰とは。

公立高校通ったことないのだから比較のしようもないですね