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【2455038】もしも数学で困っている人がいたら

投稿者: Nomo   (ID:QVqaRxjg//2) 投稿日時:2012年 03月 04日 09:44

私は06の保護者です。早いものでもうすぐ卒業式を控えています。あと後輩の皆さん勉強に何かお役に立つ情報でもスレッドとしてたててみようかとおもいました。
さて、今回は中学生が躓きやすい因数分解などでユニークな 
中学数学の計算本と基礎的な高校数学の参考書をご紹介します。

中学数学の計算本 
高校入試突破計算力トレーニング 桐書房

高校数学は
長岡先生の授業が聞ける高校数学の教科書数学 (考える大人の学び直しシリーズ) 旺文社
もともと
聞いてしまえばとっても簡単! 数学 本質の講義
6分冊バラでした。数Bだけ数IIIだけというならこちらがうすくて便利です。
もとは、旺文社の教科書のようです。
大学への数学(黒本)などの著作でしられる有名な数学講師である長岡兄弟のお兄さん(放送大学)がやさしく要点をついた説明をしてくださる膨大な音声教材が付いているところがミソです。

P.S
前回は、12月に今、英語学習不振の方の心になにがしか届けば幸いと思い、年末にスレをたてています。
東進ブックスの「一億人の英文法」を紹介させていただきました。
中学生から読めます。映像つきのものでは、同じ著者 ネイティブスピーカーシリーズやハートで感じる英文法でも著名な大西泰斗先生のイメージ英文法とその応用編も素晴らしいものです。

ではまた。

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  1. 【2455149】 投稿者: 09保護者です。  (ID:7.gurLMqogw) 投稿日時:2012年 03月 04日 11:26

    ちょっと主旨が違うのですが、うちの娘、最近の生活態度のひどさが目に余ります。
    帰宅すると廊下にかばんを投げ出して、いっさい勉強しません。
    数学はついに学年最下層となってしまい、慌てて小6のときの家庭教師に再依頼しました。
    朝は起きず、無理に起こすと逆ギレして不機嫌。遅刻はしょっちゅうなようです。
    夕食の時間に限って寝てしまい、あとで一人でこっそり食べてます。
    何を言っても怒っても、聞く耳持たず。ふてぶてしさにあきれます。
    家の手伝いは全くしません。

    サンデ−ショック組、O蹴り。
    本人が行きたくて行きたくて、皆の説得を押し切って入学しました。
    それなのに・・・です。
    このままでは大学入試は惨敗するのでは、いやそれより前に、人間として当たり前の社会性が身に付くのかとても心配です。
    女子力も全然なさそうだし・・。
    娘の友人達はみんな可愛いし、聡明でしっかりしてそう・・。うらやましく思ってしまいます。

    先輩保護者からなにかご助言が頂ければ幸いです。

  2. 【2455508】 投稿者: Nomo  (ID:QVqaRxjg//2) 投稿日時:2012年 03月 04日 16:48

    09保護者様
    今から3年前のわが娘の姿とあまり変わりません。同じような経験をしていました。程度は、本当に人によりけりなのですが、ご存知の通り、思春期というのは
    子供にとっても歯がゆく、つらい面があるのだと思います。6年一貫の中だるみのようなものが来ます。高校入試をされた方たちと同様のモチベーションをもてというのも無理ですよね。数学や英語のお勉強ということでいえば、まだ3年という十分すぎるほどの時間がありますから、やりさえすれば大学入試でご心配されるようなことにはなりません。今日の時点で、私から申しあげられるご助言があるとすれば、

    1.生活習慣をただす。すなわち早く寝る、そして早く起きる。
    (いつも眠くて、だるければ、学校の勉強も刺激にとぼしくつまらないことでしょう。学習内容って、面白いかなと思えるようになるのに結構時間がかかるものです。)
    2.(中1のレッツトライではないですが、)家族やまわりの人の役に立つことができた時はほめてあげることです。(状況はわかりませんが、ほめてもらいたい気持ちは子供には大概あるようです。)

    そんなことでしょうか。中学の保護者会だったかの講演に出たときに、保健の先生のお話を伺い、それが昼夜逆転生活をされていたJG生が、高校をかわって、そこからどう生活を立て直されたか、どんな御苦労をされたかという内容だったのですが、そこまで行かなかった、あるいは行かないように注意したのが我が家の場合でした。1は特に大切なことではないかと思います。10時から2時の睡眠はゴールデンタイムというそうです。

  3. 【2463983】 投稿者: おかげさまで (Nomo)  (ID:QVqaRxjg//2) 投稿日時:2012年 03月 10日 17:14

    東大進学できることになりました。でも、今から2,3年前のままなら今日の日はなかったと思います。ありがとうございます。ここから、また頑張りたいと思います。あとしばらくこの掲示板もときどきのぞかせていただきます。

  4. 【2464457】 投稿者: ハナマル  (ID:lhgSACrNlY2) 投稿日時:2012年 03月 11日 00:27

    Nomo様、お嬢様の合格おめでとうございます!

    娘は4月から高校生になります。
    少しお嬢様の勉強法について質問させてください。

    上記の数学の教材をどのような時期に
    どのようにお嬢様はお使いになられたのでしょうか。
    (授業より少し先取りする形でコツコツと?
    それとも高1の夏休みなどに一気に取り組まれたのでしょうか?)

    また予備校や塾にはいつから通われましたか?
    娘は「まだ塾へは通わなくていい」と申しており
    学校の勉強中心に自己流学習をしているだけなのですが
    高校生になったらそうはいかないのでは…と思っております。

    お時間のある時で結構ですので
    数学だけではなく、他の教科についても
    授業に役立つ参考書などがあれば教えて頂きたいです。

  5. 【2466016】 投稿者: Nomo  (ID:QVqaRxjg//2) 投稿日時:2012年 03月 12日 11:01

    ハナマルさま
    3年間とても充実した中学生活をお過ごしになられたのではないでしょうか。とりあえず、この時期のお子さんは、とにかく昼夜逆転させない(学校、いや一日中、なるべく眠くならない)のが大事というのが私の意見です。
    さて、最初の中学数学の計算本は中1でやっていたものですので、ハナマルさんには関係なさそうですね。子どもは、(多分今でも)筆算の繰り上がりが覚えていられない人間で、そのあたりをユニークに克服する方法が目をひきました。カリスマ理三生のかたから教えていただいたものです。因数分解の考え方がユニークであとあと役にたったというものをご紹介しました。新入生の皆さんのご参考になれば幸いです。
    高校の数学の参考書で、しっかり基礎が書かれてあると今でも思っておりますのは黒い「大学への数学」シリーズ(研文書院)でしたが、子どもはおそらく、中学2年から高1の終りころまで、長らく数学にかぎらず、学校でいただいた問題集以上の勉強はしていませんでした。とても、先取りしてコツコツなどという様子ではなく、勉強そのものへのモチベーションもかなり低かったし、学校の成績にそれがあらわれていたと思います。
    8とかとると「できるじゃない!」と褒めていました。
    ただ、上にあげた長岡先生(大学への数学の共著者)の本を早くに知っておれば、教科書と章末問題レベルだし、先生は一流で自習が効くので、夏休みなどに一気に取り組んだり、苦手の分野だけでも勉強できたら、もっとよかったと思います。あとあとを考えると基礎の定着が大事だからです。
    受験勉強に向けて動きだしたのは、東大がやっていた女子高生のための説明会に行ったり
    高2のオープンキャンパスで、東大本郷やら一橋を見に行って、学部の教授のお話を聴いてきて、あれは面白い あれはつまらない。どこに行ってみたいといいだしましたから。それで、大きくモチベーションに変化が見られたようです。こうしたイベントに行くとJG生に結構会ったようです。

    話題が勉学へのモチベーションにそれましたが、今回、具体的に、やり直しの意味で「数学で困っている人がいたら」とこのシリーズを推したのは、本人が文系ゆえに、学校で履修選択しなかった数学IIIを大学に上がるまでにやろうということで、前期試験終了後に高速で自習しており、わかりやすい!と評しているから見直してみたものです。考え方の良さは数IA IIBも同様です。何より長岡兄先生の生講義がこの値段ですからお得感もあります。わからないところだけ聞けば時間も大きく節約できるかと思います。

    本当に出来る方は、黒い「大学への数学」でも、東京出版の本でもいいものがたくさんあると思いますが、基礎が身についていないうちに、「解法パターン暗記」という呪文にのってたくさん難問を解こうということはやめた方がいいと私は思います。基礎ができていると、問題の難易の見極めも含めて、高校数学の体系がよく理解できるようになれます。うちの子どもですら。
    通塾ですが、できれば、東大か一ツ橋という国立文系に行こうと、高2から通いだしました。毎週通ったり、季節講習などに参加していましたが、私の考えとあって基礎を大切にする塾でした。本人いわく数学が少し分かるかなと思えるようになったのは、高3の夏を超えてからだということなのです。

    繰り返しになりますが、勉強はかなりの程度、結局、自分がやらないと定着させることができないと仕方ないと親子ともども考えています。基礎トレはつらいかもしれないけど、どんな小さな進歩でも、そんな進歩を楽しむようにやれるといいのではないでしょうか。
    JGの高校数学はレベル別になりますから、まずは一番上の空クラスに入れるように進歩するのがいいでしょう。

  6. 【2466883】 投稿者: ハナマル  (ID:lhgSACrNlY2) 投稿日時:2012年 03月 12日 22:39

    Nomo様 お忙しいところありがとうございました。

    娘は定番のチャート式を利用していますが、
    他のテキストについては何もわかりない状態でしたので
    紹介して下さいまして大変参考になりました。

    独学で短い期間に数Ⅲを!
    …娘にはとてもお嬢様のまねは出来そうにもありませんが
    何事も基礎が大切ということを念頭に
    高校の学習に楽しんで取り組んで欲しいです。

  7. 【2474799】 投稿者: Nomo  (ID:QVqaRxjg//2) 投稿日時:2012年 03月 18日 17:41

    チャートは有名で、利用されている方が多いですよね。特に、青色の基礎からのチャート式には根強いファンが多いし、これを持っている人は多いと思います。

    中学範囲の数学なら、算数と同じで、自分でドンドン問題解いて(計算演習をして)ということでいいのでしょうが、高校範囲では、定義・定理・証明を教え諭すような「外」からの指導が大切のように思います。独学していて「チャートを勉強してもわからないや」っと言われてイライラしてはなりません。一見しておわかりの通り、この本は相当分厚い「問題集」です。そして解答の説明があちこちで不十分。答えがあっているかどうかは確認できるのですが・・・・本当は、矢野健太郎先生の「解法の手引き」の復刻版がほしいところです。本当に自習に適した本でした。売れる本である、チャートのスタイルに駆逐されてしまったのでしょうね。ですから、同じ出版社の姉妹書の「解法のテクニック」もチャートのようですね。分からない時に調べる本になっていません。ですから、分からないことがあったら先生にどしどしお尋ねになることをお奨めします。

    下は同世代の方のブログから引用させていただきました。
    「いろいろ疑問を持ちながらも進んでいき基礎解析の数列に入った。私はここでつまった。チャート式数学というのがあって学校で買わされていた。その本で調べたりもしただろう。だがその本は問題を解くのが主流で概念や定理の説明などない。あっても簡潔なものだ。私は近所の本屋で「大学への数学」という本格的な本(たぶん黒本のこと)も買ったがよくわからなかったのか釈然としなかったのか、すぐ読むのをやめた。その時に出会ったのがこの「解放の手引き」だった。
     私がなぜこの本を選んだのか想像がつく。私はただ問題を解くということに、満足していなかった。なぜ、式を加えたり引いたりしたら解が求まるのか、必要条件とは何か、同値とはどういう意味かというのに疑問を感じていたのだ。教科書やチャート式にはそんな説明はない。問題集など特にそうだ。この本の序文に、できるだけ概念、定理を厳密に説明し、高校の範囲を超えるときはそのことを明確に述べるというような記述がある。実際、本文では必ず概念の説明があり、定理の証明があった。そういうことで、まさに私が求めていたものだった。」

    注目なのは、「私はただ問題を解くということに、満足していなかった。なぜ、式を加えたり引いたりしたら解が求まるのか、必要条件とは何か、同値とはどういう意味かというのに疑問を感じていたのだ。」という個所です。まあ、こんなことが試行錯誤のうちに、多分高3の夏を過ぎてわかったということなのでしょう。

    数学の話を締めるにあたって、受験にあたって、娘がかじった問題集をあげておきます。
    ・1対1の対応 (東京出版)IAIIB 4冊  高2でだらだらと1周
     確率分野は問題数をこなした方がいいのでしょう。

    ・文系良問のプラチカ (河合塾) 苦手分野のみ 高3 これをやる人は多いです。
    ・センター試験必勝マニュアル (東京出版) 12月末から
    ・東大文系で1点でも多くとる方法(東京出版) 二次前、結果的にほぼ全部
    ・解法へのアプローチ (東京出版) 高3秋 整数問題対応 よだれまみれ(笑)

    うちの娘は、まったく数学は得意でなく、学校の定期試験でも、満点というものを、中学いや小学校4年にさかのぼるまで、一度もみせてもらったことがありません。かといって極端に苦手でもなく、高3の夏以降はコンスタントに東大文系試験で4題中、易問の2題+αの得点をあげていてあまり崩れることはなくなりました。
    もちろん、本人が覚悟を持ってやったらしい塾のテストゼミの徹底的な復習なるものが実を結んだことは喜ばしい限りですが、東大文系数学は、理系とは違って、易化傾向が著しいです。私が思うに、ホントのホントにあまり難しいことはできずとも、教科書の内容を隅々まで理解して、数学の理屈と体系が見えてくると合格に十分な得点はとれてしまいます。ですから、何か数学ができないと東大は困難などということはないと思います。長々と失礼しました。

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