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若草 さんへ:
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> 「雙葉コース」「雙葉特訓」「雙葉記述対策」
いろいろあるんですね。ご存知のように、雙葉は、記述が多く詩が必ず出される国語、計算途中までしっかりと見られる算数、よく考えさせる社会・理科、という特長があります。
つまり、対策をすればするほど、合格の可能性はＵＰします。
と言いたいのですが、半分本当・半分誇張だと思います。


基礎がしっかりできていて、模試も常に合格可能性８０％以上というお嬢さんなら、少しでも合格率をＵＰさせるために、その種の対策は意味があるでしょう。でも、９０％が９５％になる、というくらいに考えてください。せいぜいＵＰしても５％です。


もし、４科目のどこかに弱点のあるお嬢さんなら、そっちの対策のほうが先決です。
漢字の書き取り、単純な計算ミス、社会や理科や覚えておくべきポイント。もし、合格可能性がコンスタントに９０％に届いていないようなら、その対策をすることで５％ＵＰ可能です。


> 平日授業とのつながり、基本の重要性を考えて、娘とも相談をし、特訓コースへは行きませんでした。
それはそれで、正解だと思いますよ。もうやるべきことは全部やった、それ以上を考えるならそういったコースが有効ですし、基礎を固めてというなら、それも有効です。
うちの娘の同級生には、どちらのお嬢さんもいます。
一番良くないのは、親が迷って、基礎ができていないのに無理して通って自信を無くしたり、まだ手が打てるのにもうおしまいにしてしまったり。２月２日にしまった、といっても後の祭りですよ。

雙葉の試験の特徴はひたすら記述にあると感じます。


社会や理科においても与えられた問題から読み取り
文章にして回答するような問題もあります。
それも誰も見たこともないような問題で、
でもよく読めば問題の中に
答えが隠れているような理解力を見られるような問題です。
そんな問題に対してはすぐに対策がとれるようなものではないので
今までの体験や読んだ本などの知識が幅広く活かされると思います。


でも考えたことを答えとして表現する記述力に於いては
訓練が活きると思います。
だから記述の対策はやっても無駄ではないかな？


それに入学してからの試験も記述力は必要ですから、
雙葉に行くなら国語力・とりわけ記述力は磨いておかれて
損はないと思います。

きりがありません　様

とても分かりやすいご説明をありがとうございました。大変参考になりました。
＞一番良くないのは、親が迷って、基礎ができていないのに無理して通って自信を無くしたり、まだ手が打てるのにもうおしまいにしてしまったり。
本当にその通りだと思います。娘の様子を一番知っている親が、娘の状態を把握し、溢れている情報をしっかりと見極めて判断しないといけないですね。温かく、かつ冷静に過ごし、2月2日に後悔することがないように頑張ります。

チャレンジャー　様
貴重なご意見ありがとうございました。やはり「記述」が大きなカギですね。
＞今までの体験や読んだ本などの知識が幅広く活かされると思います。
この言葉を伺って、なるほどと思いました。
物の見方・考え方は、その子が生まれてからどんな12年間を過ごしてきたか、を表しますよね。全てが直前の訓練や集中講座で得られるわけではないと思うようにもなりました。確かに「雙葉特訓」「雙葉対策」などは、効果があるかもしれません。でも目先の広告に惑わされずに、地道に過去問で傾向を掴み、基本と対策を交えながら、頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。