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＜筑波大学附属駒場中学校・高等学校＞
1947年に東京農業教育専門学校の附属中学校（普通課程2学級（96名）として設立された国立進学校。
1952年に東京教育大学附属駒場中学校・高等学校と改称した。

　設立当初から日比谷、西、戸山等の名門都立高校等への進学ぶりで附属中の評判が高まったが、昭和31年(1956）中学入学者からは中高一貫化され、以降、昭和38年（1963）3月には附属高校の東大合格者数が倍増するなど、進学校としての人気・評価が高まり、現在に至る。

国立高等学校では唯一の男子校でもある。
筑波大学の附属校であるが、筑波大学への特別な内部進学枠は有していない。
東京大学と医学部への高い合格率と共に、私服校で「駒場の自由」という言葉で語られる自由な校風で知られる。
また、伝統として駒場農学校以来の水田における稲作実習も残っている。
現在は、文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール（SSH）の指定を受けている。すぐ傍に私立男子校の駒場東邦中学校・高等学校がある。

1947年 東京農業教育専門学校附属中学校（普通課程2学級（96名）として開校
1950年 附属高等学校設置（普通科1学級、農業科1学級）
1952年 東京教育大学附属駒場中学校・高等学校と改称
1956年 同年中学入学者から中高一貫教育となる
1962年 中学校2学級、高等学校普通科4学級体制へ移行
1970年 中学校3学級体制へ移行
1978年 筑波大学附属駒場中学校・高等学校と改称（東京教育大学が閉学し、新たに設立された筑波大学へ引き継がれたことに伴う）
同年、中高入試から第一次選抜に抽選制度を導入

　 ちなみに、附属先の東京農業教育専門学校というのは、昭和12年に「東京帝国大学農学部」附属農業教員養成所から改組された農業教育に係る教員養成のための「師範学校」で、その淵源は明治11年に設置され、黎明期の日本近代農学の発展に大きな役割を果たした駒場農学校（駅向こうの今の東大教養学部の敷地がその跡です）に遡ります。
　その後1952年に、東京農業教育専門学校は、東京文理大学、東京高等師範学校、東京体育専門学校と統合して「東京教育大学」となったため、東京教育大学附属駒場中学校・高等学校となった訳です。


　 米やカボチャの育て方を学ぶための学校だったことも、頭髪丸坊主強要だったことも、スパルタだったことも、退学者続出だったこともありません。もちろん筑駒炭鉱と呼ばれたことがあるわけもありません。
　麻布に落ちて泣く泣く筑駒に行くことになった人は少なくともここ４０年以上ほとんどいないでしょう。
　「名門私立の滑り止め」という言葉は、最近でこそ一定の意味を成すでしょうが、昔は番町小学校→麹町中学校→日比谷高校に代表される公立が名門コースで、そもそも私立が名門だなんて世間では思われていなかった訳ですから、ありません。世間を騒がせた事件は数知れない、というのも、聞いたことありませんよ。

教駒の頃から現在に至るまで、自由でアカデミックな環境、雰囲気はきっと変わっていないのだと思います。
筑駒生よ、学生生活を存分に堪能して、大きくはばたけ！　

先輩方の活躍の一部を参考までに紹介します。


サイエンスチャンネル
http://sc-smn.jst.go.jp/8/bangumi.asp?i_series_code=B053310&i_renban_code=002


Rubyを最大63％高速化した中学生は超多忙！
http://jibun.atmarkit.co.jp/ljibun01/rensai/genius/05/01.html


世界ＩＴコンテスト、慶大生が３位入賞
http://it.nikkei.co.jp/business/news/index.aspx?n=MMIT00000028072008


国際科学オリンピック
http://contest.jst.go.jp/


国際数学オリンピック
http://www.imojp.org/


日経ストックリーグ
http://sc-smn.jst.go.jp/8/bangumi.asp?i_series_code=B053310&i_renban_code=002

先輩方の人生の選択です。６年後の自分をイメージしてみてごらん。

http://www.sakura.cc.tsukuba.ac.jp/~soumuhp/official/intro.goon.html

合格されたみなさま、おめでとうございます。

実りある6年間となりますように‼