マルチリンガルを目指せる女子校
筑駒生の灘合格割合
筑駒中学の生徒の2人に1人は灘に合格している、という話を聞きました。灘は都道府県別の合格人数を発表しています。筑駒中の受験範囲を考えると、実際には2人に1人は多すぎるようにも思います。どうでしょうか。
灘の合格者は県別に人数出てますよ。
東京都42人、埼玉県5人、神奈川県16人、千葉県1人
合計64人です。
2人に1人はあり得るけど、現実は4人に1人くらいかな。
64人には筑駒受験しない人や筑駒不合格も含まれます。
両方合格は64人のせいぜい半分でしょう。
ちなみに上記エリアからの遠征組の灘合格率は39%です。
灘対策の勉強してないので、遠征組は結構不合格になりますよ。
灘の算数は難しいです。
スレ主です。
そこが気になるんですよね。
確かに灘の算数は難しい。
ただ、筑駒の生徒たちって、だいたいその辺のレベルの算数は解けそうに見えるんですよね。
2人に1人って話が出る時点で、体感として3人に1人よりは多そうな。
灘合格者が40人から60人の間だと、受験しなかった子達を考えると、筑駒生の多くは灘に合格できるレベルで算数ができそうに見えたんですよね。
筑駒と灘の入試問題を比べると、算数理科は灘の方が難しいです。
筑駒合格者の中でかなり上位者でなければ灘余裕ではありません。
データにもある通り遠征組は結構不合格になっています。
実際に筑駒合格、灘不合格を何人も知っています。
また成績上位者で遠征しない子も多いです。
灘と筑駒はほぼ五分五分の関係だと思います。
大学進学実績もそうですよね。
確かに2人に1人は多すぎると思いますが、都道府県別のカウントを見ると一定数はいると思います。
そもそも入試というのは一発勝負であり、翌日実施したら合格者が結構入れ替わるものです。ある時の入試の合格者を成績順に三等分し、(不合格者も併せてその入試も1回とカウントして)計3回入試すると、1番上の層は3回とも合格、中間層は2回、最下層は1回合格する(1回目で不合格者の人も2・3回目で合格する人が発生)という計算です。
そういう意味では(灘と筑駒が同レベルと仮定し2回の試験と考えると)両方合格するのはかなりの上位層で、一部中間層にもいる程度でしょう。そのため筑駒合格灘不合格という人もいるのは当たり前です。
もっとも、灘と筑駒というのは単純な難関校という図式では語れない部分があります。
筑駒は基本通学圏内に住むお子さんしか受験できません。そのため、灘中が第一志望の人は筑駒に出願できない場合がほとんどです。ただ、筑駒志望の受験生は首都圏で最上位層であり別地域の最難関校への受験を「タイトル」のために受験する人もいます。もちろん、筑駒や開成の前の試験慣れのための受験の方が多いと思いますが…。
灘と筑駒の算数の難しさへのコメントがありますが、これは正直あまり(今回の内容に対しては)意味がありません。確かに問題そのものは灘の方が難しいですが、だからといって「灘の合格の方が難しい」というのは早合点です。例えば慶應中等部の国語はかなり易しく、女子では90%得点しないと合格できないと言われています。問題が易しいからといって合格が易しいわけではないのと同じように、問題そのものが難しいというだけで試験そのものが難しいというのはナンセンスです。
さらに、筑駒の合格者は(灘もそうですが)最上位層になり、合格者上位層はその入試問題で学力を測れない人たちです。他の私立中学などではその学校入りも上位校があり、入試上位者はそちらの学校に入学するので「この学校の入学者の偏差値は65~58」などの上限・下限がありますが、筑駒や灘はそれ以上の学校がないので上限がありません。また、筑駒に合格できる受験生はほぼどの学校でも合格できる学力を身に付けており灘に関しては微妙だとしても、灘の対策も余裕をもって行える生徒はかなりいます。これが(先にあげた上の学校がある学校を志望する生徒では)余裕が生まれれば志望校をランクアップさせるので、そうした暇はありませんが、筑駒志望者にはそれがありません。もっとも筑駒志望の生徒で筑駒への対策に目処が立てば開成対策にシフト、その次に灘になると思われます。そのため、開成を第一志望にした場合、開成の目処が立った場合は灘よりも筑駒にする可能性が高く、灘受験はあまり多くないと思います(それでも結構いますが)。
うちも4月から筑駒進学予定で、灘中学も合格しています。
サピックスでずっとα1で一緒だったお友達(筑駒進学)も、灘中学に合格しています。他塾でも3名知っています。
だけど半数もいますかね?そもそも関西まで受けに行くわけだし。
灘ツアーのメンバーは半分ぐらい灘に受かっていると聞きましたが、灘合格で筑駒不合格のお友達も2名知っています。
筑駒生で開成に合格している割合は高そうだけど、灘は半分もいなそうだけど。