マルチリンガルを目指せる女子校
進学指導重点校
いよいよ八王子東と新宿高校の入れ替えが起きるのか。八王子東は今年が踏ん張り時か。
意見交換しましょう。
八王子東はとっくに進学指導重点校から外されるべきだった。
進学指導重点校は
1-1:5教科7科目の受験生が6割以上
1-2:共通テストの得点率が8割以上が生徒の1割以上
2:難関国公立大(東大・京大・一橋・東京科学大・国公立医学部)の合格者が15名以上
(いずれも現役のみ)
だが、八王子東は難関国公立大の合格者数が25年度で8名、医学部も5名で2の条件を満たしていない。
そもそも東大の合格者数が1名で、1学年の生徒数300名であるので0.3%しか合格していない。東京外国語大9名などもいるが、東京学芸大・東京農工大(いずれも8名)、都立大27名なので、ボリュームゾーンがそこらへんというかそれよりも下で、それらの学校を目指している人が最多数だろう。
学芸や農工レベルでは頑張っても難関国立大には合格しないので、他の旧帝大志望者に対して今後は猛プッシュするか、していたの結果。上位層からすれば無理な受験を強いられる可能性が高く、より人気がなくなる。
新宿は東大2名でそこは八王子東と大差がないが早稲田の合格者数が80名(八王子東は37名)であり、早慶レベルの学生が多く、凋落する八王子東と比べて期待ができる。また、高校入試時の倍率も進学重点校でも西側の学校は1.5倍程度だが東側・新宿は2倍弱。西側は試験本番で失敗しても合格しやすいことになり、(内申点などが全くなく本番一発勝負の)国公立大学一般入試で実力を発揮できない人が多いことがうかがえる。
そもそも、都立の教員の大半はせいぜい学芸大卒なので、難関大指導なんてできるはずない。ほとんどは生徒の質と予備校の指導によるもので、それを教員が勘違いしている。その学校に通ったことがない人は、入試問題だけを見て「この学校は〇〇だ」などと思うが、それは「プロ野球オタクが販売されたレプリカユニフォームを着て、そのチームの選手になった」のと同じくらいの勘違い。その学校に通うと入試問題がなぜそのように作られているのかわかるようになる。もちろん、そんなことを考えもしない人が大半だが、受験指導をする立場の人間は母校の入試問題を扱うとその本意を見抜けることが多く、その学校に通ったことがない人には分からない。
都立教員でも例外的に難関大出身者は日比谷に配置されるので、八王子東などはどうしても学芸レベルの教員になる。2次試験でまともに複数科目がない大学の出身者が東大受験指導等できるはずがない。
新宿も同様だが、あそこは立地が良く、生徒の質が良いが、私立無償化もあり(低収入だが子供が優秀な家庭の)私立志向になる恐れはある。まぁ、八王子東がそれ以上に凋落するので、2校とも指導重点校にならないか、新宿だけになると予想。