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【2399493】なぜ覚えない、覚えられない?

投稿者: どうすれば・・   (ID:E8Ph0yQG2Fk) 投稿日時:2012年 01月 26日 14:00

 国語だけでなく、全教科に渡って困っております。国語勉強法のスレですがお邪魔します。

 2月から新5年生になる女子です。四谷提携へ通塾して約1年弱です。
もうすぐ初めての組み分けテストがあるので、本人も一生懸命がんばってはいます。

 直前チェックとして、塾から一問一答形式のチェックテストをもらってきて、昨日解いてみたところ・・半分くらいできていないのです!例えば、

「先生に花束をやる。」→敬語に直すとどうなりますか。
「星は1等級上がると約?倍明るくなります。」
「これは南の空です。左下から星が上がってきました。この方角は?」
「星座早見のABCDの4つの方角をそれぞれいいましょう。」
「濃尾平野、合掌造りといえば何県?」

 などといった、ごく基礎的な問題を間違えているのです・・今学習したわけではなく、冬休み前の授業でも、冬期講習でもやったのに・・

 冬期講習中もこの辺があやふやだったので、何度も確認させていました。忘れないように、繰り返し、お風呂の中でも、私が質問し、答えさせたり。
星座早見を一緒に動かしてみたり。朝、ベランダにふたりで立って「ここは南向きの部屋だよね。今、朝日が向こうから昇ってきたでしょ。あっちが東なんだよ。そして夕方はこっちに日が沈むね。西だよ。」なんて話したり。

 ああなのに!昨日はいい加減私も切れてしまい、「なぜ覚えない?」「馬鹿なんじゃないだろうか?」と怒鳴ってしまいました。

 そんな感情的な態度ではいけないとはわかってはいるのです。しかし、問題を解く以前の、「覚えるべき知識」「暗記してしまうしかない事柄」を何度覚えさせても定着しない、この状況にもう嫌気がさしてしまって・・わからないことは塾で質問でしょうけど、質問する以前の問題ですよね・・

 テストの点数や偏差値では細々叱ることはせず、むしろ「さあ、次がんばろう!」と声がけをするのですが、今回ばかりは本当にがっかりで。

 「何度も同じ間違いをして、覚えようとしないなら、塾はやめなさい!」と言ってしまいました。子どもはやめたくないと言ってますが・・

 こんな状態ですが、私は今後どうしたらよいのでしょう?今までは弱点を把握しておいて、それを補強するために上記のようなことを繰り返してきたのですが・・1度全てを塾と本人に任せてしまったほうがいいですか。「もう母さんの手には負えない。自分で何とかしなさい。自分の受験でしょ。」と突き放してしまいたい・・親として逃げていますか。

 偏差値は4科で50~54くらいです。


 

 

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  1. 【2401672】 投稿者: どうすれば・・  (ID:G3q0VdhX6mU) 投稿日時:2012年 01月 28日 01:02

     アドバイスが増えていたのに気付かず、お礼が遅くなりました。

     みなさんが工夫されているのを読ませていただき、ああ私は間違っていたなあと改めて思いました。初めての受験で加減もわからず・・
     

     実は1番苦手なのは算数なのです。偏差値は算数が50だったり49だったり・・それを3教科でカバーしている状態です。
      
     ふだんは一番算数に時間を割いていて、他の3教科をいつもサラッと流すだけだったので、冬季講習後からは、1月末の(つまり今週末です)組み分けテストに向けて、3教科ももう少しちゃんとやろう、と取り組んでいたところでした。

     なのに前述のような出来だったため、「なぜ同じ箇所を間違えるのだろう」とイライラしてしまったのです。私の書き方がわかりにくかったようですが、暗記が苦手、というよりは、暗記したけれどいくつか穴がある。それを埋めるために覚えた。なのに毎回間違える・・ということです。

     本人によると、理科が1番興味なーいと言うことです(泣)。昆虫は気持ち悪いし、星座やら、水溶液に何が溶けていようが、どうでもいい、とのこと・・
     
     少しでも楽しく身に付けられるように、みなさんのアドバイスを参考にさせていただきます。また、私が肩を張りすぎているということも改めて気が付きました。塾の先生とも相談しながら、もう少しゆったりと見守っていこうと思います。

     みなさん、ありがとうございました。


     





     

  2. 【2403185】 投稿者: K.K  (ID:XskZi7G34TQ) 投稿日時:2012年 01月 29日 08:36

    どうすれば・・さん:

    >本人も一生懸命がんばってはいます。

     まず、これだけでも充分褒めても褒めても褒めたりないくらい、凄いことだということは、充分に認識しておくべきかと思います。
     言葉を変えれば、お子さん自身はベストを尽くしているということを、認識する必要があります。
     これが、何もかもやりたくさそう、暗い顔つき、何事にも興味を示さない等々であれば、専門機関に相談してもいいほどです。

     その真逆にベストを尽くしている子どもには、それなりの励まし方やアドバイスがあります。
     それ以前に、子ども、特に10歳くらいまでは、面白いことしかやれない、面白いことしか覚えられない、ということは肝に銘じておくべきかとも思います。
     そして、大人、特に見放されると自分が生きていけない親、学校生活では先生は、好きということと同時に怖いという気持ちがあることも大事です。子どもとしては、好きだけれど、怒っていると、文字通り生きるか死ぬかという瀬戸際で、本当に怖いのです。

     以下の問題について、正解できなかったということですね。

    >「先生に花束をやる。」→敬語に直すとどうなりますか。

     敬語について、どうすれば・・さんはどれだけ語れますか?
     尊敬語、謙譲語、丁寧語がどういうもので、どう使えばいいか、という基本の前に、敬語についてどれだけ面白い話ができるかということです。
     その話は、「敬語」等をキーワードにネット検索で得られるたくさんの知識と比べて、どうでしょうか。
     国語の専門家でもない限り、我々一般人には知識量は無理でしょうけど、一発芸でもいいのです。

     たとえば「申す」の使われ方の、謙譲語から丁寧語にもといった歴史的変遷。それと「仰る」との対比。これにたとえば時代劇で、「しかと申しつける」「仰せは承りました」というやりとりについて。
    「貴様」と「お前」も、敬語から対等以下への二人称への変化の歴史。

    >「星は1等級上がると約?倍明るくなります。」

     教える側として、1等級違うと100^(1/5)(100の5乗根)倍違う、ということは認識されておられるでしょうか。これが2.512倍、つまり約2.5倍ですね

     人間の目は、単純に明るさのエネルギー(正確には、その1秒当たり)、機械的に計測した光の強さ通りに明るいと感じず、指数関数的(べき乗的)に明るくなって行くと、直線的に明るくなって行くと感じるということはどうでしょう。
     さらに、瞳孔で調整するので、感じる明るさにさらに順応性があることはどうでしょうか。

     これは、耳(さすがに瞳孔に対応するものは無いですが)で聞こえる音の大きさの感じ方も同じようであることはどうでしょうか。

     あるいは満月の夜空、目では月と星がちょうど良い明るさのバランスで見えるけれど、カメラでは星を優先すれば月が真っ白けに明る過ぎ、月に合わせると星が映らない、そういったことはどうでしょう。

    >「これは南の空です。左下から星が上がってきました。この方角は?」

     見せている絵、あるいは写真でしょうか、それの「お約束」です。
     その前に、現実の夜空については、お子さんはどのように、その世界を見ているかということはお考えでしょうか。
     高い建物に囲まれていなければ、地平線まで満天の夜空です。そこで真南を向いていて、真左、つまり東を見ればどうでしょう。
     それが写真であれば、そんな範囲は収まらないでしょう。絵でそこまで収めるように描いてあれば、地球儀に対する平面地図と同じですね。
     平面の地図には地図の約束(球面の平面への歪めかた)があります。見やすさの便利のために、何かは不正確です。
     そういう天空図であれば、そこはどうでしょう。
     そういったことを、比べながら、いろいろお子さんに話しておられるでしょうか。

    >「星座早見のABCDの4つの方角をそれぞれいいましょう。」

     同様に、星座早見について、どれだけいろいろ語れるか。

    >「濃尾平野、合掌造りといえば何県?」

     同様に、濃尾平野と合掌造り、それぞれについてと、その二つの関連性や、岐阜以外での合掌造りについて。

    >「ここは南向きの部屋だよね。今、朝日が向こうから昇ってきたでしょ。あっちが東なんだよ。そして夕方はこっちに日が沈むね。西だよ。」

     なぜ日本では南向きの部屋が好まれるのでしょうか。西日の差す部屋はどうして、住み心地が悪いとされるのか。どうして太陽は東から昇り西へ沈むのか。
     南半球、たとえばオーストラリアでは、こういったことはどうなのか。

     以上のような設問に、こういったいろいろで、しかし関連があって、どうして、どういう風に関連があるのか、そういったことを語ってやれないと、子どもは今やっている勉強を、凄いこと、少なくともその準備と感じられません。
     そうなると面白がりません。たいていの小学生はそうです。

     大人でも、面白くないことは、どうしても必要なのでなければやりません。やれるとすれば、やれば何らかの見返りがあるか、やらないともっとひどい目に遭うと分かっているとくくらいです。

     ましてや好奇心の塊である子どもはそうです。悪気なしに「やればできるんだから、がんばれ」と励まされるのも苦痛に感じていたりします。
     子どもとしては、やればできることはたくさんあることは分かっている。その中でもやりたいことを選んでやってみたい。でも、親や先生が、「そっちは駄目、こっち」と言う。やらないと怒られるから、やるしかない。

    >「なぜ覚えない?」「馬鹿なんじゃないだろうか?」

     これは愛の鞭ではありません。本当に仕方なくでも、やらないと怖いからやっている。もちろん、失敗したら怖いことになるから一生懸命にやっている。
     そこへ、「なぜ駄目なんだ!」と問い詰められて努力を否定され、「お前は馬鹿だ」と断定されてしまう。結果に現れる子どもの気持ちは、「馬鹿だから頑張っても駄目なんだ、無駄なんだ」になります。

    >「覚えるべき知識」「暗記してしまうしかない事柄」を何度覚えさせても定着しない

     教える側は、何回教え方を工夫して、変えて試してみたでしょうか。それも、興味を持ってもらうための工夫に真剣に頭を悩ませて、です。
     子どもだけでなく大人でも、必要が無いことは忘れて行くのが自然です。興味が無ことは覚えにくいのが自然です。

    >「さあ、次がんばろう!」と声がけをするのですが、

     頑張っているのに「頑張れ」が苦痛なのは、昨年の大震災以来、特に言われるようになりました。ご質問の冒頭でお書きのように、お子さんが頑張っていることは、分かっているのではないのですか。

    >今回ばかりは本当にがっかりで。

     何にがっかりすべきか、よく考えるところだと思います。
     頑張っている。もしかすると面白くないけど、それでも頑張っている。ベストを尽くしている。もし、そうなら褒めるべきところで、こちらも嬉しくなるところです。
     でもがっかりする。それなら、教える側が駄目なのかもしれません。そこに、がっかりしているのを、すり替えているのかもしれません。

    >「何度も同じ間違いをして、覚えようとしないなら、塾はやめなさい!」

     お子さんが塾を止めたくないという理由を、親としてきちんと理解できているかどうか、そこがまず押さえるところでしょう。
     塾を止めると、ますます「親や先生がいう勉強」ができなくなり、もっともっと叱られる。それが怖いだけかもしれません。まあ、極端なケースの想定ですが。
     テストにペケがあっても叱られないなら、塾の時間を遊びや「自分にとって面白い勉強」に充てたいのかもしれませんよ。

     非常に極端な戯画化をすると、こんなケースはどうでしょうか。

     先生や親は、教科書や問題集に書いてないけど、何をどう勉強するかが書かれた教科書指導書(これは本当に出版されていて、赤本などと呼ばれます)、問題集の解き方まで書いた答案集を見ている。
     教える側は、子どもが教科書指導書や答案集通りに答えないと、叱る。罰を与える。
     子どもは恐怖から、必死でそれを暗記だけするのが精いっぱいで、何も考える余裕もなく、作業としてこなして行けるように努める。

     仮に「期待通りにできる子」になったとしましょう。なんでも、大人が質問することに期待通りの返答をしてくれる子どもです。

     人工知能でよく言われる、チューリングテストと中国語の部屋というのがあります。

     チューリングテストというのは、文字や音声で返答できる機械(そういうソフトが走っているコンピュータですね)が、人間が話しかけることに、知性のある人間のような返答をするなら、それが知性だとするものです。

     中国語の部屋というのは、そういうチューリングテストに疑問を投げかける喩えです。
     ある日本人男性がいるとして、彼は日本語で書かれたの完璧な中国語ルールブック(文法と豊富な会話例)と、語彙が豊富な中国語辞書(中→中のみ)を持っています。
     彼は、中国語の文章が書かれたメモを渡されます。辞書から適合する文字を探し、ルールブック通りに返答を組み立て(複数から選択することもあるでしょう)、メモに書いて返します。

     メモを渡す人は中国語が分かっていて、何かを意図して書き、中国語で返答メモが返されます。それが辻褄が合っていれば、チューリングテストとしては、メモを返した人は中国語が分かっていることになります。
     でも、メモを処理した日本人男性は、作業の仕方を覚えただけで、中国語は理解できていません。

     期待通りに返答する子の中には、そういう罠に陥ってしまっている、あるいは落とし穴に落とされた子が、実は少なからずいます。

     江戸時代を舞台にした、ある漫画がありました。その中のエピソード。

     ある子どもが、小さいときから、厳しく教える塾に通い、家ではその日に習ったことを母の前で復習させられ、間違うと母から厳しく注意され、正しく習い直します。
     学ぶことの難度が上がって行っても、全く変わりません。子は母が教養深いと信じ込んでいます。やがて、勉学の成果が結実し、思う通りに活躍できるようになります。

     しかし、実は母親は無学で、我が子の勉学が実ることを願い、雨の日も風の日も雪の日も、塾の窓の近くにしゃがんで、講義の内容を全て書き取り、子が帰って来ると、何事もなかったのように、復習の指導をしていたのでした。

  3. 【2466938】 投稿者: 小5女児の母  (ID:ys16VznJ6k2) 投稿日時:2012年 03月 12日 23:15

    私の娘は四谷大塚でSコースで学ばせてもらっています。塾には通っていません。予習シリーズを学習しているだけです。まず、おぼえがわるいということですが、お子さんは何の勉強をやっているのかを理解して問題演習をしているのでしょうか。その場その場を切り抜けるために正解を写しているだけの勉強をなさっていませんか。我が家では次のように勉強させているので参考になればどうぞ。
    A4サイズ1枚に今週の各教科のルールを書く。
    それを10分くらいで覚えてもらう。
    1週間でやる原理・原則・法則はそんなに多くないはず。10分あれば覚えられます。
    それから予習シリーズや週例テストを使って問題演習。今週のルールがわかっているので知識は面白いように付いていきます。
    子供の集中時間はせいぜい10~15分。その間に1つのことをしっかりと教えきってしまいましょう。毎週やっている内容はせいぜい2~5個くらいです。

    ルールを知らずに問題演習しても子供は解答を覚えるだけですよ。
    つたないプリントですが、お役に立てれば使っていただいてもよろしいですよ。
    返信いただければどうぞ。

  4. 【2476080】 投稿者: 悩む母  (ID:E8Q48W.tF8.) 投稿日時:2012年 03月 19日 16:14

    小5女児の母様
    まだみておられますでしょうか?

    どのようなルールで勉強されているのか教えてください。
    我が家は特に国語が苦手で、丸付けを私がして、直しを一緒にすると、どうしても答えを教えて終わりになってしまいます。

    それでは意味ないからと、間違えを一緒に考え、違う日に改めて子供に解き直しをさせるのですが、これも答えを憶えてしまっているのです。
    変な所だけ、記憶できてしまっていて、なかなか本当の力はつかず、また新しい問題では解けないの繰り返しです…

  5. 【2477869】 投稿者: 小5女児の母親  (ID:QF4ukDaypEM) 投稿日時:2012年 03月 20日 21:41

    予習シリーズを見ると、国語の力は3つの要素があることがわかります。
    漢字力:読み書きはすべての学問の要ですね。子供がやりやすいようにプリントを作っています。
    言語要素力:話題を読み取るには、主語・述語の関係を知る必要があります。また、比喩を的確に捉えるた      めにも慣用句・ことわざ・四字熟語は必要不可欠です。
    読解力:前記2つの力にプラスして高い倫理観。予習シリーズの長文はそのどれも満たしていると思います。
        長文を読ませる前に、その文章の感動の中心を教えてあげて、人生経験を豊富にしてあげるんで     す。4年(上)第7回の長文で言えば、おばあちゃんが作ってくれた手編みのセーターは、袖が長く    ていやだったけど、早く大きくなってほしいというおばあちゃんの愛情というのは、感動を呼ぶに    は普遍的なことですよね。その普遍的なテーマを、穴埋め形式にして子供に答えさせると、子供は    自分で考えたような気になり、自発的にとくようになります。たとえば次のようにするといいでし    ょう。福島の□□□□□□が編んでくれた□□□の□□□□は袖が長くて□□だったけど、□□□□□なってほしいと    いうおばあちゃんの□に対する□□の物語。と振ってあげて、その空欄を長文を読みながら解いてごら    んというとスラスラ解けますよ。この後に予習シリーズの設問を解かせると8~9割くらい正解しま    す。記述にもルールがありますが、興味があればまたの機会に。
     
    といっても、私が私立の高校で国語の先生をしているからできることなんですけどね。
    一番大事なことは、長文をむやみに解くことではなく、はじめに感動の中心を教えてあげると読みやすくなるという事です。映画の予告と一緒で、内容を知っている映画は食いつくように見ますが、知らない映画は何をやっているのか理解するのに時間がかかるので、楽しむのは難しいですよね。
    子供が知っていることから質問を重ねるといいですよ。

  6. 【2484553】 投稿者: 悩む母  (ID:E8Q48W.tF8.) 投稿日時:2012年 03月 25日 23:34

    小5女児の母親様
    丁寧な解説有難うございます。
    確かに、大まかなストーリーを知ってからだと、読書に限らず観劇でも大人でさえ理解し易いですものね。

    読解が苦手な子供に穴埋め式も取り入れて、一から始めたいと思います。

    ただ、感動的な部分や穴埋め問題を親が上手に伝えられる自信がありません。

    親の力量がものをいいますね…

  7. 【2484771】 投稿者: 小5女児の母   合言葉は出来事と形容詞  (ID:/mRem9tPrpY) 投稿日時:2012年 03月 26日 08:31

    予習シリーズの設問の選択肢や、記述問題の模範解答、シリーズの解説・解答を使えば、比較的簡単に穴埋め形式は作れますよ。話題は何?具体例は何?結論は何?を基本に感動の中心や比ゆ表現は必ず設問になっているので、その設問の正解の選択肢の文で重要な形容詞や、設問の記述で重要なキーワードを空欄にしてあげればいいですよ。

    ちなみに、気持ちの問題をこたえる場合はこうすればいいですよ。
     
    (   出来事      )に対して(  反省・感謝・怒り・悲しみなどのキーワード   )気持ち  
    「うれしい気持ち」とか「悲しい気持ち」とか「反省している」とか「悲しんでいる」とかは解答できるのですが、それだけでは、国語の試験の記述問題では△の解答です。「うれしくさせた出来事」「悲しい出来事」「反省する出来事」などを気持ちの前に入れてあげると、完答の正解になります。
     
    出来事+形容詞(うれしい・悲しいなど)=気持ち

    と教えてあげると、何をかいていいかわからないときの指針になります。
    形容詞(気持ち)を書いて、その前に出来事を書く。
    その手順で記述は面白いように解けるようになるはずです。

    ただし注意点があります。初めて記述の対策をする場合は、日本語が多少変でも、次の点が書いてあればほめて丸にしなければなりません。
    出来事を書いている。そして、形容詞でまとめている。
    以上のことを守っていれば。家庭学習の段階では正解にしてかまわないと思います。
    ここまでできれば、塾で演習していくうちにきれいな日本語になっていくはずです。
    まずは、カタコトの記述になりますが、
    出来事と形容詞が入っていればよいというルールを徹底させるとよいと思います。

    名詞・動詞は動物(犬・猫)でも使えますが、形容詞は人間だけの特別な言語です。
    形容詞に注意しましょう。

    また、人間の動作のところに線が引いてあって、どうしてですか、という問題も
    出来事だけを書いて記述する子がいますが、
    人間は何かを感じ」るから、行動するはずです。
    動作の理由の記述の基本ルールは次の3点です。
    出来事が書いてあるか。
    気持ちが書いてあるか。
    文末が「から」「ので」か。

    「テレビを消した」に線が引いてあったとすると
    つまらないと思ったからテレビを消したのです。
    正解は
    テレビを見ていたらつまらないと思ったから。
    になります。
    行動の理由の記述で何を書こうか迷ったら先ほどの3つに注意して書かせて見ましょう。

  8. 【2484894】 投稿者: 悩む母  (ID:E8Q48W.tF8.) 投稿日時:2012年 03月 26日 10:52

    有難うございます。
    出来事プラス形容詞 ですね。
    記述を書くルールで、少しは前に進めそうです。

    うちの子は、なかなか問題の意図する所で勘違いして、トンチンカンな答えを書いてたりしますので、まずはしっかり問題を読んで、教えてくださったように、導いでいこうと思います。
    有難うございました。

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