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【896644】要旨のまとめ方

投稿者: 花びら   (ID:Nfzi6sZuLrg) 投稿日時:2008年 04月 08日 20:22

6年男子です。社会のみ高偏差値で、他は平均つまり50をうろうろ
しています。親なりに分析したところ、国語の力、つまり読解力がない
ばかりに、問題文を読めていないことが分かりました。


そこで、色々な学校の国語の問題文の要旨をまとめる練習を始めました。
が、出来ない!本当に出来ない!叱ってはいけないと分かっているのに
私の怒声が響きわたります。確かに私も教え方、と言うか要旨の正しい
書き方がわかっておらず、自分のやり方で教えてしまい、それが結局
彼には全く理解できていない原因でもあるかと思います。


要旨の正しいまとめ方、方法をご存知の方、お願いです、教えてください!
あと10ヶ月。かなり焦っています!

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  1. 【896695】 投稿者: 通りすがり  (ID:lHnM1itE2t.) 投稿日時:2008年 04月 08日 21:17

    花びらさん


    焦ってはいけませんよ。
    国語力、ましてや要約力はそう簡単に身に付くものでもありません。
    少しだけアドバイスをしておきますね。


    いきなり要約・要旨をまとめていくよりも、
    まずは各形式段落ごとに中心文(一番大事な一文)を
    一緒に探してあげてください。
    そしてその文にマーカーを引いておきます。
    そうすると、各形式段落ごとのつながり・役割が見えてきます。
    こうなれば、意味段落に分けていくのも簡単ですね。


    とまあ、こんな具合に作業をしていくのですが、
    要旨・要約文というのは、実は、
    マーカーが引いてある文たちを
    論理的に繋げた文章のことでもあります。
    つまりは、文章で使われている表現を
    そのまま使ってあげることがポイントなのです。
    これなら、花びらさんのお子様にも取り組みやすいのではないでしょうか。
    頑張ってください。

  2. 【896809】 投稿者: 桑野  (ID:5Hqv0cNh9dA) 投稿日時:2008年 04月 08日 23:14

    花びら様

    まず、怒鳴るのは最終コーナーまで残しておいてください。12月頃、褌を締めて掛かるそのときに、ムチを入れるためには、いまは怒鳴らない方がその時効果が上がります。
    それに、萎縮してしまえば、学習効率がすごくおちます。

    とどのつまり、親が焦っちゃいけないです。

    さて。
    要約をすらすらできるようになるためには、要点に線を引けるようにならないといけません。
    本来であれば5年生のうちに、それができていたいところですが、これができなくては、先には進めません。

    ということで書店で齋藤孝氏の3色ボールペンのテキストをお買いになり、なるべく早く、そのポイントを
    貴方自身がマスターして、そのうえで、息子さんに実践させるといいです。
    貴方なりの工夫があってももちろんかまいません。

    その際は、決して怒ることなく、褒め続けてください。しつこいようですが、息子さんのためです。

    はじめはとんでもない場所に線を引くでしょう。もしかしたら、8割以上線を引くかも知れません。
    それでも、褒めて乗せて続けさせてください。進度はそれぞれですがどんなお子さんでも
    次第に、上手に引けるようになってきます。その際の親子の会話も大切です。
    「いいとこに引くね」「ここも大切なんじゃないかな」
    そういったコミュニケーションをとっていくと、親子で楽しく続けられます。
    そして、学習効果も最大限に伸びます。
    (反抗期になったとき、その思い出が実は活きます。)

    やがて、しっかり引けるようになってくるでしょう。そうしたら、今度はその線を引いた部分の言葉を
    つなげて一つの文章になるように、書かせてください。
    本当は効率を考えると、6年中盤ともなれば、口頭で言わせたいところですが、
    いままでの蓄積がないわけですから、少し時間が掛かりますが書かせた方がいいでしょう。

    その際、できたら一文節でまとめるといいですが、できないなら2,3文節になってもかまいません。
    この鍛錬を続け、夏休み中続けましょう。

    頻度は、他の教科の勉強もありますから、週末にまとめて2時間程度確保して親子で取り組むといいでしょう。
    文章は、塾の国語のテキストや、志望校以外の学校過去問、新聞の子供向けコーナー、最近はやりの理想の国語教科書など、貴方が選んであげてください。

    ご不明点などありましたら、お聞きください。

  3. 【896987】 投稿者: 花びら  (ID:Nfzi6sZuLrg) 投稿日時:2008年 04月 09日 08:08

    早速のありがたいアドバイスをありがとうございました。


    通りすがり様、

    具体的な要旨のまとめ方、これなら本人も力まず取り組めそうです。
    ただ、「マーカーが引いてある文たちを論理的に繋げる」事が意外に
    難しそうです。接続詞すら適切に選べないので。
    まずは、各形式段落の中心文にマーカー、から始めたく思います。


    桑野様、

    齋藤孝氏のテキストは書店にて早速みてみます。また、なるべく
    怒鳴らないように(私も精神修行のつもりで)、頑張りたいと
    思います。確かにこうして親子で一つのテーマで語り合うなんて、
    すばらしいですよね。勉強と言うよりコミュニケーションの一つと
    思うようにします。
    とはいえ、かような不勉強の母ゆえ、質問があります。
    「できたら一文節でまとめるといいですが、できないなら2,3文節に
    なってもかまいません」の部分が恥ずかしながら分かりません。
    具体的にお教えくださいませ。



    通りすがり様、桑野様、本当にご親切で涙がでそうです。(本当に。)
    受験勉強には意味があると思いながら、一方で小学生らしく
    遊んでほしいとの思いから、5年生までは親子とも暢気にしていました。
    しかし、国語の勉強は本来、これからの人生をより充実したものにさせる
    為のものであることが最近になり分かりはじめました。
    要旨にまとめる作業は今まで毎日おこなっておりましたが、
    やはり、効率を考えれば、それはやめたほうがよさそうですね。
    これも見直していきたいと思います。


    しばらくして、また不明な点が出てきた折にまた質問させて頂きます。




  4. 【896991】 投稿者: 花びら  (ID:Nfzi6sZuLrg) 投稿日時:2008年 04月 09日 08:13

    質問をひとつ忘れていました!

    要約、要旨の勉強は、説明文や論説文にのみ必要でしょうか?
    たとえば、過去問の小説の一部を要約しても意味がないでしょうか?

    もし、小説の要約をする場合、どうまとめたら良いかを
    お教えください。

  5. 【897002】 投稿者: 桑野  (ID:5Hqv0cNh9dA) 投稿日時:2008年 04月 09日 08:30

    「博ははじめ勉強が苦手で何をどうやってやったらいいのかが分からなかった。
    しかし、佐藤せんせいと出会うことで、勉強方法を理解することができた。
    博は自分の目標に向かって今一生懸命がんばっている。」

    線を引くべき所は、「苦手だった」「分からなかった」「佐藤せんせいに勉強を教わった」「目標に向かって」「一生懸命」「がんばっている」というような部分になるでしょう。

    これを一文にすると、
    「博は佐藤せんせいに出会うまで勉強方法が分からなかったが、先生に勉強を教わることで理解できるようになり、今目標に向かってがんばっている。」
    というような感じになります。

    なかなか、このような大人の作る文章のように、一文にすることが難しいのです。そこは、丁寧に書いて教えてあげるといいです。

    また、できるなら、さらに要約し、
    「博は佐藤せんせいに出会って勉強が理解できるようになり、今目標に向かってがんばっている。」
    「今、博は佐藤せんせいと出会い勉強をがんばっている。」
    というように、段々と短くする練習をするといいです。
    そうすることで、この文章の何がポイントなのかがぐっと絞り込まれてきます。
    ここでは、先生と出会ったこと、今がんばっていることがポイントですね。

    <訂正>
    文節と先に書きましたが、これは間違いでして、文節は読む際の息を入れ区切る箇所の数でした。
    つまり、↑この文章は3文節です。ごめんなさい。


    ※なぜか佐藤せんせいが漢字だと化けるのでひらがなにしました。

  6. 【897017】 投稿者: 花びら  (ID:Nfzi6sZuLrg) 投稿日時:2008年 04月 09日 08:40

    桑野様、

    早速のご説明、よく分かりました!
    息子は、まさに「桑野様と出会い勉強をがんばっている」と
    言える様に、親子で取り組んでいきたく思います。

    心からありがとうございます。

  7. 【897157】 投稿者: fried foot  (ID:DK4tg6pfGm6) 投稿日時:2008年 04月 09日 11:03

    ちょっと、ちょっと・・・。


    「今、博は佐藤せんせいと出会い勉強をがんばっている。」
    <訂正>
    文節と先に書きましたが、これは間違いでして、文節は読む際の息を入れ区切る箇所の数でした。
    つまり、↑この文章は3文節です。


    イクラナンデモこりゃ、ひどい。「読む際の息を入れ区切る箇所」は読点のことです。
    文節は「ネ」や「ヨ」を入れて切るところ。文法書的に言うなら自立語一つにいくつか
    の付属語がくっついた単位です。また、「文章」と「文」はきちんと区別をして使いま
    しょう。ちなみに当該の文は、「今ネ、博はネ佐藤せんせいとネ出会いネ勉強をネがん
    ばっているヨ。」という具合で、6文節です。

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