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【917834】漢字先取り以前

投稿者: ため息ママ   (ID:bAOdbxzGz7U) 投稿日時:2008年 05月 04日 01:43

2年の娘ですが、とにかく覚えることが苦手、
漢字1年生までは、繰り返し繰り返し何度もすれば
(人の3倍以上かけてるはず)
なんとか、それなりに定着もしている様子でした。

しかし、ココに来て2年生の漢字を習い始めると
量が増えると、
どこから来たの?と思うくらいのへんてこ漢字を作くり出したり、
書き取り出来てもよめなかったりと…雪=雨 言=話に、なったり

とにかく、休みの日に、朝晩しても時間足らず状態です。
ひたすら、量をこなし定着させるいがいないのでしょうか?

学校のテストでも危機感ゼロですし、親だけあせっております。
中学受験を希望(親が)しているため、先取りするはずが・・・・
それ以前で…頭痛いです。



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  1. 【918173】 投稿者: グー  (ID:wUExbtL.dXI) 投稿日時:2008年 05月 04日 20:57

     現在小4で大手進学塾へ通っています。
     3年生の二月まで公文に通っていました。
     そこで一応小学校の漢字は終わらせて塾へ移行しました。
     公文ではそれほど漢字は書かせないのですが、なんとなく
     読み書きできるようになっていました。それから〆で
     公文の先生に漢検受けるよう勧められるので受検してきました。
     漢検とか何か目標を持って漢字のお勉強をした方が身が入る
     のではないでしょうか?
     意味もわからず先取りするのでは何だか可哀想です。
     現在塾でも先取りしてるとかなり便利です。
     たぶん計算・漢字だけでも省ければ勉強かなりラクになります。
     ただ漢字は日々反復必要です。忘れるのが前提ですよ!

     

  2. 【918536】 投稿者: 花鳥風月  (ID:OhEgyt.WTL6) 投稿日時:2008年 05月 05日 12:40

    >中学受験を希望(親が)しているため、先取りするはずが・・・・
    それ以前で…頭痛いです。

     
     それ以前の学習法でおすすめは、教科書の音読です。毎日必ず1文音読してそれをそばで聴いてあげてください。ただ読めるだけではだめです、流暢に抑揚をつけて読めないと。このように読めるということは自動的に、漢字が読め、熟語の意味がわかり、視野が広い(抽象的意味でなく、視線がいま読んでいる文章の先に行っている)ということを示すものです。流暢に読めるまで何度か音読するといいと思います。量をこなせばいいというものではないので、嫌にならないように1日1文1回でとどめておくことも必要でしょう。


     こうした音読を毎日1文とはいえ継続的こなすことで、1年もたてば12冊ぐらいのいろいろな教科書と問題集を音読できます。これだけの経験をつむと、文章を読む、ということに対して「慣れ」ができます。形が身にしみついてきます。そうなれば、学力向上への基礎トレができた状態といえるでしょう。


    >ひたすら、量をこなし定着させるいがいないのでしょうか?


     同じ字を手本を見ながら10回も書き取りさせるような手法を言われているのだとすれば、 おそらく、この手法ではだめだと思います。覚えるのが苦手というのは、ものごとの規則性、法則性を見抜くのが苦手な個性をお持ちの場合に見られる現象です。漢字の規則性(たとえば部首は意味をあらわし、つくりは発音をあらわすなど)を見抜くことができず、なにも考えずにただ機械的に手本を見ながら漢字を写し書きしているのではないでしょうか。そうだとすると、いくらやっても時間の無駄です。


     覚えるとは、インプットされたものたとえば見た漢字の形を、脳内でイメージできて、それをアウトプットたとえば紙にイメージどおりに書ける、ということです。規則性を見抜いていると、効率的なイメージづくりの助けになります。そして、イメージするためには、漢字を鉛筆でノートに書くことは必ずしも必要ではありません。空中書きで十分です。


     ひたすら何度も書くなどはおそらく最悪の手法で、覚えるどころか手が疲れて嫌になってしまうことでしょう。根性があった昔の人ならいざしらず、豊かな物質に囲まれた生活をしている現代の子供には通用しない手法です。私はこの手法を「覚えるという意味ではもっとも効率が悪く、一方でもっとも効率よく勉強嫌いにさせる手法」と呼んでいます。学力を向上させるどころではないので、うちではいっさい採用していません。

  3. 【918741】 投稿者: グー  (ID:wUExbtL.dXI) 投稿日時:2008年 05月 05日 21:06

     音読は結構ですが、学校の教科書ではイマイチではないでしょうか?
     学年相当のレベルでいいなら教科書でも構いませんが、更に上を目指す
     ならばどこかで矯正しなくてはなりません。
     あと、読みはなんとかなっても書く方はなかなかそうはいきません。
     うちは公文がその役目を請け負ってくれたと思っています。
     うちの子供は読書も好きでハリポタなども愛読していますが、たぶん難しい
     漢字はかなり曖昧になっていると思います。漢字には触れていますが
     確実にはモノに出来ていないかな?それだけ先取りは難しいです。
     目に触れる、そして書く、が今の時代にも必要なのではないでしょうか?
     漢字を書いて練習する程度で億劫に感じるなら先は見えています。

  4. 【918818】 投稿者: 花鳥風月  (ID:EDa2oXxUPC.) 投稿日時:2008年 05月 05日 22:43

    グー さんへ:
    -------------------------------------------------------
    >  音読は結構ですが、学校の教科書ではイマイチではないでしょうか?
    >  学年相当のレベルでいいなら教科書でも構いませんが、更に上を目指す
    >  ならばどこかで矯正しなくてはなりません。


     そのとおりと思います。学年相当の教科書音読はあくまでスタートです。仮に年間12冊くらい読むとしたら、半年後くらいにはすべての社の教科書を読破し、学年の後半はごく当たり前に上の学年の教科書、もしくは上の学年の問題集を音読していることを想定しています。


     そして、当然ながらただ音読をすれば基礎ができるわけではないと思います。繰り返しになりますが、流暢に音読できなければなりません。ということは、分からない漢字や熟語があってはならないわけですから、それらを辞書で迅速に調べて分かるようにするという習慣があることも当然の前提です。ゆえに辞書引き指導も当然1年生から行うべきでしょう。


    >  目に触れる、そして書く、が今の時代にも必要なのではないでしょうか?


     もちろん書くことは必要です。私は工夫や理論なしにひたすら何度も書くことを否定しているだけです。ひとつの字を味わって心をこめて1回だけ書くということはうちでも大いに奨めています。筆ペンを使ってじっくりと書くこともやらせていました。トメハネハライをしっかり意識し、筆の流れから書き順を意識し、漢字の美しさを意識するには鉛筆より筆ぺンの方が優れています(本当は毛筆といきたいところですが、1年生からこれを使うと、現実問題として恐ろしいことになります)。10回同じ漢字を書くより、1回でもいいからこうした味わい方をしたほうがよほど有意義な時間の使い方と思います。


    > 漢字を書いて練習する程度で億劫に感じるなら先は見えています。


     まったく同感です。考えなしの大量反復を嫌がるならともかく、わずかの量を書くことさえおっくうがって嫌がるなら、当たり前のことができないということです。これは中学入試を目指す学力向上以前の問題であり、いわば「しつけ」の問題でしょう。そして、漢字練習ばかりでなく1日1文を毎日音読する、この程度のたやすいことを親子ともにおっくうがるのなら、確かに先は見えています。

     


  5. 【918909】 投稿者: ため息ママ  (ID:bAOdbxzGz7U) 投稿日時:2008年 05月 06日 01:26

    皆様いろいろなご指摘とご教授ありがとうございました。


    意味や成り立ちやイメージなど、辞書で調べ懇切丁寧に教えているつもりなのですが・・・
    その字ばかり書かせるということはさせず、意味と文章からをも考えながら・・・

    学校で教えてもらったもののみ(テストがあるため)を一週間で覚えなくてはならず・・・
    1日1時間以上時間をかけても、合格八割に手が届かない状態なのです。

    いろいろな面で、気付かされることの多い指摘に感謝しています。
    音読ですね。語彙を増やすためにも・・・漢字と音読は繋がってなかったです。
    早速させてみます。
    ということは、先に教えたい漢字の入っている文章の音読でしょうか?
    読めるようになって、意味が解るようになると少しは早く覚えられるでしょうか?
    漢字の定着には時間がかかり、また忘れることも念頭においておきます。

    漢検も次は9級ですが、今のままでは6月は無理だと思っております、それくらいの先取りも難しく、とりあえず日々の学校漢字テストに合格することを目標に日々頑張りたいとおもいます。

    少し皆様に聞いて頂き心も軽くなり、明日からも頑張れそうです。
    いろいろとありがとうございました

  6. 【919212】 投稿者: 花鳥風月  (ID:OhEgyt.WTL6) 投稿日時:2008年 05月 06日 16:57

    ため息ママ さんへ:
    -------------------------------------------------------
    > 意味や成り立ちやイメージなど、辞書で調べ懇切丁寧に教えているつもりなのですが・・・
    > その字ばかり書かせるということはさせず、意味と文章からをも考えながら・・・
    >
    > 学校で教えてもらったもののみ(テストがあるため)を一週間で覚えなくてはならず・・・
    > 1日1時間以上時間をかけても、合格八割に手が届かない状態なのです。

     
     スレ主さまの意気込みよく分かります。そうでなければ将来中学受験を希望することなどできませんよね。しかし、子供さんのご様子はどうなのでしょう。こうした学習を楽しまないまでも、嫌がることはないですか? 嫌がっておられるとすればいくらやっても、いえ、やればやるほど拒否感が高まり、その結果なにも身につかないと思います。


     私は思うに、低学年のころは一番大事なのは自然体験や多様な実体験、人間関係体験だと思います。そして、学力向上以前に学習習慣を身につけることが重要というか当たり前のことだと思います。習慣とは当たり前のことを当たり前にこなすことをいいます。嫌がっていては当たり前にはできませんので、嫌にならせないように工夫する必要があります。どうも、スレ主さまの場合、長時間熱心にやらせすぎているような印象を受けました。新2年生で漢字だけ1時間以上するというのは、よほど漢字が好きだという個性をお持ちでない場合、無理があって嫌になってしまうのではないかと思います。1日10分で効率的に身につく方法を模索してみてください。そのひとつが毎日の音読習慣です。


    > ということは、先に教えたい漢字の入っている文章の音読でしょうか?
    > 読めるようになって、意味が解るようになると少しは早く覚えられるでしょうか?


     1日1文とはいえ毎日継続していれば、1ヶ月もすると国語教科書なら3回ほど読破できるはずです。教えたいなどと思わなくても自然に最低3回は文脈のなかで漢字を見て読んでいるわけです。意味が分かれば一番いいのでしょうが、読めるだけでも漢字の定着は早くなるといって間違いないでしょう。


     漢字学習は、読むこと、書くこと、覚えることを同時にやらず、分散することで子供の負担を減らせると私は思っています。第一段階は音読、第二段階はイメージづくり、第三段階は正確に美しく書くこと−というように。順を踏むといっても第一段階を1ヶ月かけて終わらせてから第二段階をやるという意味ではなく、同じ日にこの三つをしない、という程度の意味です。このようにすることをまどろっこしく感じられるかもしれませんが、低学年のうちはそれだけ無理をさせないことに気を遣うべきなのです。こうして無理せず地道に継続してこなしているうちに、自然と力がつきます。そうなれば高学年になってから、同じ時間で5倍10倍のことができるようになります。学力向上はその状態になってからが勝負です。そうなる前に無理をして、学習に拒否感を持たせては絶対にいけません。


     第二段階のイメージ作りで空中書きという手法を提案しましたが、口頭で漢字の書き方の説明をさせるというのもよりお奨めしたい手法です。具体的には「漢字の漢は?」と発問し、子供が「さんずいにくさかんむり口に夫、口から上には突き出さない」というように、自分で書き方を考えて答えるのです。漢字の構成をとなえることはイメージづくりの助けになり、正確にものごとを伝える訓練にもなります。


     口頭試問?法のさらにいいところは、空中書きと違い、こちらが見る必要がないという点です。聴けばいいだけなので、ドライブの最中でさえ最高の学習時間となります。もちろん入浴の最中でも可能だし、テレビを見ながらでも可能だし、隙間時間も無駄にせず、有効に使うことができます。そして学習が日常と一体化し、特別のことではなくなり、肩肘張って机に向かったときだけするというものではなくなります。これこそが学習の習慣化といえます。


    > 少し皆様に聞いて頂き心も軽くなり、明日からも頑張れそうです。
    > いろいろとありがとうございました


     ぜひがんばってください。親の頑張りがなければ中学受験には対応できません。情報収集、指導法の研究は低学年のうちこそやっておく必要があります。高学年になって受験対応の渦中に入ってからではこちらも精神的余裕がなくなり、なかなかがんばれなくなります。しかし、子供さんにはあまりがんばらせないでください。低学年のうちは無理をさせないことです。無理がきく体力、知力、精神力が育ってくるのは早くて4年生後半、まあ5年生くらいからでしょう。それまでは当たり前のことを当たり前に、決して嫌にならせないようにこなすことに留意されるべきと思います。

  7. 【927170】 投稿者: ため息ママ  (ID:bAOdbxzGz7U) 投稿日時:2008年 05月 15日 22:26

    返信が遅くなり申し訳ございません。

    花鳥風月様へ

    いつも丁寧な書き込み、感謝感謝でございます。

    いろいろなご意見ありがたく心にとめております。

    1時間かけているときの、子供の様子ですが、もう学校の漢字テストに出る漢字のみ
    (約40個の熟語程度、短文にするとも20くらい少なめにして文の中に、例えば みみがいたいのでじびかいく→耳がいたいので耳び科へ行く の漢字部分にひらがなの隣に線を引いております)

    それだけのコピーを与えて、自分手解かせ、解らないものはただ写すのみです。
    その間、私が解らないものは辞書で調べたことや、漢字の成り立ちなどを懇切丁寧に教えております。
    なのに、一時間掛かるのです。
    写し間違え、書き順間違え一つ一つしていると、あっという間なのです。
    多分、自分の語彙の中にない”じびか”という言葉で、
    脳がパニックになっているのかもしれません、
    私がいくら説明しても脳は拒否している状態なのだと、
    花鳥風月様の文を読ませて頂き感じました。

    少し親の私だけ熱くなるのを辞めてみます。
    再テストは定着を図る良い制度と考えてまいります。

    いろいろとありがとうございました。

    また、これからも宜しくお願い申しあげます。

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