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【1978425】単語が分らない

投稿者: こだわりすぎ   (ID:Y1XxBZ1oFsU) 投稿日時:2011年 01月 14日 10:52

小4の息子。

昨日は塾を休んだので、予習シリーズ17回、「作物をたくさんつくるには?」 を一緒に勉強しました。

息子「水田って何?」
私「(ネットで軽く調べる)水の張っている田んぼみたいよ」
息子「水の張っていない田んぼってあるの?」
私「え(汗)  ほら、張っていない状態がなんかあったじゃない(汗)」
息子「それって一年に何週間かのことでしょ?」
私「......」「とりあえず、田んぼのことだと思うよ」
息子「じゃ、次の堤防って何?」
私「(説明)......(たまたま家の近くに川があったので分かりやすかった)...]
息子「分かった、じゃ、遠浅は?」
私「(図を書いて説明)....」
息子「じゃぁ満ち潮と引き潮って」
私「(説明)....で、地球と月の引力で」
息子「引力って?」
私「あ、知らなかった?じゃ、それは聞かなかったことにして、つまりこうなって海岸線が...」
息子「海岸線も分らないよ。もう分からない言葉ばかりだ」

といった調子で、これだけの会話に1時間かかってしまいました。
予習シリーズをお持ちの方はお分かりのように、これらの単語が出てきたのは導入部の最初の5行にすぎません。

息子は一度理解すると早いです。そして算数と国語はそこそこ(偏差値60程度)で、読書量は多く、語彙も少なくないです。
海岸線という言葉も読書中ならば、なんとなく理解したり、スルーしたり出来ていると思います」
それでも、社会科の勉強になると、分らない言葉につまずき、とことん理解しようとします。

小4レベルでこれらの言葉は知っていてあたりまえでしょうか?
知らなくても何となく理解した気になって進めるのでしょうか?

おそらく後者だと思うのですが、どうしてもこれが出来ません。

私もできませんでした。
高校のときも、1つの単語が気になって調べているうちに、何時間もかかってしまいました。
その1つの単語には完璧な理解ができかなり詳しくなりますが、他の理解はさっぱりです。

息子も同じです、塾に行っても、結局「さっぱり分らなかった」と言って
帰ってきます。他の科目でもこの傾向はあるのですが、特に社会科(と生物)では顕著です。

息子は社会で平均点がとれません。暗記すればよいだけなのに、納得いかないと暗記できないので。

社会が得意(いえ、平均以上程度で構いません。)なお子さんは、どうやって分らない言葉に対応していますか?
どの程度、言葉を調べますか?
昨日は徹底的に付き合ってあげたので、本文に入ることすらできませんでした。

ところで、水田って何?やはり分からず、気になる母親でした。

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  1. 【1978448】 投稿者: まずはお母様が予習  (ID:riHVT0mk9/Y) 投稿日時:2011年 01月 14日 11:19

    お子様が簡単に理解できるように、用語を翻訳しておく。

    「満ち引き」に「引力」なんて言葉は使わずに説明文を作っておく。
    「堤防」は色んな堤防の画像を出力しておく。
    「水田」は田んぼの写真か何か、稲作関係の子ども向けの本からピックアップしておく。
    (水の張ってない田んぼの写真、解説などもある本だとベター)

    などなど、学校や塾の先生と同様な予習が必要なのではないでしょうか???
    もし、時間を短縮(言葉にこだわらせない)させたいのならば。

    でも、私個人の意見としては、お子様がこだわりを持って、追及していくのは、
    それこそが勉強であって、時間がかかるけど、良いのでは?と思います。
    そのうち、こだわる部分と、スルーする部分、自分なりに線引きできますって。

    私自身は、新出漢字ひとつ取っても、その漢字を使った熟語、意味、
    漢字の成り立ち、故事成語などなど、どんどん調べてました。
    時間はかかりましたよ。新しい言葉が面白くて、どんどんやっちゃうから。
    通塾してませんでしたが、家庭学習時間は小4で2~3時間だったかな。
    楽しんで勉強してました。

  2. 【1978473】 投稿者: 辛口ですが  (ID:2/Hf0UlZRiw) 投稿日時:2011年 01月 14日 11:44

    読書量も語彙も多いというわりには、小4として語彙が少なすぎるのではないですか?
    「水田」「引力」も分からないのに、語彙が多いとは言えないと思いますが。
    または、実体験が少ないお子さんなのかなあ、と思いました。
    まだ小4とのことですから、実体験を増やしたり、科学館・博物館などに連れて行ったりして、体験から語彙を増やすようにしてはいかがでしょうか。

    それから「水田って何?」という前に、ウィキでもなんでも調べれば分かることだと思いますけれど、気になるならどうして調べないのですか?

  3. 【1978478】 投稿者: いや  (ID:riHVT0mk9/Y) 投稿日時:2011年 01月 14日 11:52

    >「水田」「引力」も分からないのに

    分からないわけではないんですよね? きっと。
    「何となく」分かるのでは満足できず、「きっちり」分かりたいから「こだわる」のでは?

    「水田」って、一般的に分かる単語だと思うけど、じゃ、定義は?と言われると、
    きちんと答えられない大人も多いのではないでしょうか?

    「引力」もしかり。

  4. 【1978559】 投稿者: こだわりすぎ  (ID:Y1XxBZ1oFsU) 投稿日時:2011年 01月 14日 13:09

    まずはお母様が予習様

    「満ち引き」について説明したら、絶対「なぜ?」と聞かれます。
    だって、不思議じゃないですか。
    しかし、昨日は、「波」の原理にまで波及しなくて助かりました。

    幼児期は、原理でなく効果を示す説明を行っていましたが
    最近、原理をとことん丁寧に説明するように変えました。
    (たぶん、ここまでやる親はいないだろうが、他の親がどうやっているか
    かわしているか知りたい)

    私もこだわって追及し、それが勉強だと思っており、自分自身研究者のはしくれでした。研究者に必要な素養だったと思います。

    しかし、それゆえの、要領の悪さも良く分っているのです。
    逆に、皆、どうして完璧に分かっていないのに、分かった振りをするんだろう?
    と思うことが多すぎて、人生大変です。

    もう少し要領の良い人生を、私も息子も送れないかな、と思っています。
    一応自分なりに線引きはしているんですが、ちょっとストレスなんですね。

    こういう子は確かに将来伸びると思うのですが、2年後も、それなりに伸びていないといけないもので。



    辛口ですが様 いや様

    もちろん、いや様の仰るとおりです。

    何となくは分かるので、小説に出てきたら、
    気にせず読み進めることが出来る程度の言葉だと思います。

    ただあらすじを追う小説やならスルーできても、
    内容をしっかり理解したい社会では、とことんこだわります。

    辛口様に質問です。水田とは何なのでしょうか?
    もしご存知だとおっしゃるなら、どの程度の理解で「知っている」と
    表現できるのか、お聞きしたいのです。
    水田とただの田んぼは、どのように違うのですか?

    予習シリーズでは、ずっと「田」と書かれていましたが、
    あるページから、急に「水田」という言葉が使われ始めました。
    こういうことって、気にならないのでしょうか?

    たしかに、昨日、Wikipediaを調べました。
    「水を張っている田を水田という。」
    と書いてあったので、そのように答えたら、質問し返されました。

    そして、もっと読むと、
    「山地で階段状になっている田を、棚田(千枚田)という。」
    とあります。
    じゃぁ、水田と田んぼと棚田は、どういう関係なのか?
    包含関係なのか、背反なのか、独立なのか、
    さらに、代田とか、陸田、とかいろいろな種類の田んぼがあって
    本当に勉強したかったら、これらの関係が非常に気になります。
    今現在の私はそこまで興味をもちませんが、たぶん、Wikiを直接息子が
    読んだら、気になって仕方ないと思います。
    (今調べたら、予習シリーズの前のページに乗ってました。田から水田に急に変わったページです。それを読んだらさらに疑問が沸いてきてしまいました)

  5. 【1978586】 投稿者: まずはお母様が予習=いや  (ID:riHVT0mk9/Y) 投稿日時:2011年 01月 14日 13:31

    >私もこだわって追及し、それが勉強だと思っており、自分自身研究者のはしくれでした。研究者に必要な素養だったと思います。

    お仲間ですね。
    私は、さらに「言葉の意味するところ」を知ろうとしてしまい、普通の会話ができないことがあります。
    流せないんですよ。特にガールズトークなんか苦手。意味わかんないもん。
    「みんなで一生懸命頑張ろう!」なんて言われると、「具体的にどうすることが頑張るなの?」って
    思ってしまうし、(今でこそ言いませんが)言いたくなります。

    理科は特に大変そうですね。
    物理的な項目とかだと、実際のことと理論上のことに結構矛盾が多いでしょうし。
    私もこだわりが強い人間でしたから、6年生で通塾してたころは理科の先生に質問しまくってました。
    ちなみに社会は苦手なほうでした。意味わからんので。
    単純暗記は嫌いでした。

    あと、私なら・・・
    予習シリーズの「田」「水田」ですが、言葉の定義が(恐らく)ないので、
    この編集者も分からずに混同して使っている。農家の人たちも(恐らく)あまり区別せず
    「田」と言ったり「水田」と言ったりしてるのかもね、と、言っちゃうかな~。
    私の感じた印象では(Wikiをチラっと見た感じでは)田の分類として「陸田」「水田」ではないようですし、
    先に「田」「田んぼ」「水田」「棚田」といった言葉が存在していて、
    定義なんてのは、後の人が考えた概念。だから定義できない。ってこと?

  6. 【1978591】 投稿者: 文脈で  (ID:YyTHDW.rHXk) 投稿日時:2011年 01月 14日 13:37

    自分自身の話でいうと、わからない言葉は文脈で理解していたように思います。

    たとえば 48年間生きてきて 田=水田 と理解していました。
    これははじめに「水田」に出会ったときに、内容的に田んぼと一緒だったので
    ああ、イコールなんだな、と思いました。
    これで48年間、特に困ったことには出会いませんでした。

    今、Wikiで水田の項をざっと読んだのですが、私にはスレ主さんがおっしゃるような混乱は
    ありません。Wikiの記事を読んだ限りでは

    田 は 水田 を包含していると理解します。

    水田と陸田 は背反と理解します。

    代田、代満 は 水田に包含される と理解します。

    日本では田とは米を作るものをさすが、古来は米以外の農作物を作るものも田と呼んだとありますから、そんな感じに理解しますが。

    私もわからないことに出会うと 納得するまで引っかかるタイプで、子供と一緒に
    よく調べものもインターネットや辞書などでしますが、そんな感じで
    ほどよいところで理解していきますね。

  7. 【1978594】 投稿者: 水田  (ID:riHVT0mk9/Y) 投稿日時:2011年 01月 14日 13:43

    水田(すいでん) [ 日本大百科全書(小学館) ] .
    灌漑(かんがい)水をたたえて作物を栽培する耕地。田の本来の字義は禾穀(かこく)を栽培する区画された土地のことで、陸田と水田とがある。中国や朝鮮半島では陸田を田といい、畑と同義に用いているが、日本では水稲栽培がおもなので、水田を田と略称している。水田には水稲のほか、イグサ、クワイ、ハトムギ、ハス、サトイモ、タロイモ、マコモなどが栽培される。

    水田は周囲をあぜ(畦)で囲い、田面を水平にして3~10センチメートルの水深を均等に保つようにする。このために水田の土壌底部は底締(そこじ)めといって土壌を緊密にし、また表面の作土は代掻(しろか)きし、あぜの側面はあぜ塗りするなど、たたえた水が地下へ漏れるのを防ぐ。灌漑水は、あぜの一部を切ってつくった水口(みなくち)から入れ、それと反対側のあぜにある排水口から余剰な水を出す。灌漑水は水田に沿った灌漑水路から供給され、またそこへ排出されるが、田から田へといくつかの田に連続して供給されてから水路に出されることも多い。

    水田は一般に河川流域や湖沼周辺の低湿の土地、扇状地低部、盆地、海岸のデルタなどにつくられる。丘陵地などではその谷間に湧水(わきみず)などを利用した谷地田(やちだ)がつくられ、さらに高地では降雨だけに依存する天水田(てんすいでん)がつくられている。天水田は急斜面に階段状につくられるので、棚田(たなだ)ともよばれ、「田毎(たごと)の月」で名高い長野県更科(さらしな)地方などの高地のほか、四国の海岸や各地の島嶼(とうしょ)にみられる。東南アジアの各地にも多い。

    水田は排水の良否によって乾田(かんでん)と湿田(しつでん)とに分けられる。乾田は排水がよく、水稲の栽培が終わって灌漑を止めると畑状態となる。このため裏作としてムギ類や野菜を栽培することができ、この場合は二毛作田という。乾田の土壌は透水性がよく、酸素がよく供給されるので、堆厩肥(たいきゅうひ)が多く施されても有機質の異常還元がおこらず、水稲の根に障害を与えないので生育が優れ、高い収量をあげることができる。湿田は排水が悪く、常時湛水(たんすい)状態のため土壌は還元的になり、水稲の生産力は一般に低く、作業労力も多くかかり、二毛作もできない。土壌の還元化が長く続くと、土中の鉄やマンガンが還元されて地下へ流失してしまう。これを老朽化水田といい、有機質や肥料が還元されて硫化水素など有害物質も多く出る。イネの根は鉄の被膜をつくってこれら有害物質を防ぐのであるが、老朽化水田ではそれができず、イネの生育は後半になると衰えるので、これを秋落ち水田ともよぶ。泥炭土、黒泥土、湖沼地などで有機物が異常に多い水田にみられ、とくに夏に高温になる西南暖地に多い。また、灌漑水がイネの生育に低温すぎる田を冷水田(れいすいでん)といい高冷地に多い。この場合、冷水の入る最初の田は作付けをせず、水温を上昇させてその水を次の田に灌漑する。この最初の田を温水田(おんすいでん)という。冷害の年には水口の田は生育が悪いが、これを温水田として利用し、犠牲田とよぶ。ほかに、床土が砂土や砂礫(されき)が多くて水漏れの多い漏水田、海岸や海底干拓地で残留塩のため被害のおこる塩害田なども生産力の低い水田である。

    日本の水田は、かつては土地の傾斜ぐあいや灌漑水路の河川の位置に従って、ほぼ四角形ではあるが、ゆがんだ形につくられ、その大きさも人力による作業のために、大きくても1反(10アール)で小さいものは1坪(3.3平方メートル)に満たないものまであった。山地の田ほど小さく不定形であった。しかし現在は、1963年(昭和38)から実施されている「ほ場(圃場)整備事業」によって、水田の区画も農業機械を使用するうえで作業能率の高い正・長方形に、面積も30アールを標準区画とした水田基盤整備が進み(整備率は2000年現在58.2%)、また灌漑・排水施設も備えられて、生産力の向上が図られている。

    日本では水稲の伝来とともに水田が開かれた。弥生(やよい)時代の水田遺構として静岡県登呂(とろ)遺跡が知られているが、1981年(昭和56)、青森県田舎館(いなかだて)村に約2000年前とみられる地層から大規模な水田が発見されて、日本の稲作史の新しい問題点となっている。日本の水稲作付面積は、江戸末期までに250万ヘクタールに及び、大正時代には300万ヘクタールに達した。現在は生産調整や宅地等への転用、壊廃などで水田面積は減少し、2001年(平成13)では170万ヘクタールとなっている。

    世界の全水稲収穫面積は約1億5000万ヘクタール(2001)で、全耕地面積の10%強にあたる。アジア地域に全体の約90%が集中しており、インド約4450万ヘクタール、中国約2860万ヘクタール、インドネシア約1180万ヘクタールなどが多く、そのほかバングラデシュ、タイ、ベトナム、ミャンマーなども面積が広い。東南アジアの水田は河川沿岸、海岸デルタ地帯に多く、雨期には冠水するような湿田が多い。また高地には天水田が多く、いずれも1経営当り面積は小さく、生産力が低い。アメリカでは南部やカリフォルニア州に水田があり、高度に機械化された大規模経営である。アメリカの水田は等高線に沿ってあぜを設けた幅の広い帯状で、水稲は直播(じかま)き栽培され、乾田で、飼料作物などと輪作され生産力が高い。イタリアのロンバルディア平原、フランスやスペインの地中海沿岸、エジプトなどの水田は灌漑施設がよく整備され、飼料作物との輪作もされて、これらも生産力は高い。また中国の東北地区、黒竜江省などでも水稲栽培が広まるなど、水田は従来より緯度の高い地域にも拡大してきている。

    [ 執筆者:星川清親

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