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【328226】清少納言の名前は?

投稿者: ミナトノヨウコ   (ID:fa41wu6.Ktc) 投稿日時:2006年 03月 19日 09:54

幼稚な質問ですみません!
清少納言は苗字が清で、名前が少納言なのでしょうか?
少納言は官位とかをあらわすと思うのですが。紫式部も同様です。
平安時代の女性の名前は、〜の母とか、〜の娘、などがありますが、女性の地位が低くて
従属的な名前になっているのでしょうか・

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  1. 【328295】 投稿者: いぬき  (ID:GazVEpch0xk) 投稿日時:2006年 03月 19日 12:13

    清少納言の実名は不明とされています。
    「清」は父方の姓「清原」からとり、「少納言」は役職名ですね。
    「清少納言」はいわゆる女房としての通り名だと思います。

  2. 【328310】 投稿者: ナゴン  (ID:JRwPq0hPe1o) 投稿日時:2006年 03月 19日 12:34

    清少納言とはいわゆる女房名です。
    女房とは、天皇・中宮にお仕えする(宮仕え)女性たちのことです。
    天皇のお后になる人は戸籍上名前が残りますが、そのほかの女性たちは
    〜の母とか〜の娘と言う形でしか名前が残りません。
    ただ、宮仕えをした人たちは女房名(ニックネームのようなもの)が呼び名として
    なにかの形で残ります。
    例えば、紫式部ですと藤原為時の娘なので、藤原の「藤」と父親の官職名「式部丞(しきぶのじょう)」からとって当初「藤式部(とうのしきぶ)」と呼ばれたそうです。それがのちになって「源氏物語」が有名になり、その登場人物の中の「紫の上」という女性の名前をとって「紫式部」と呼ばれるようになったと言われています。
    清少納言も同様で清原元輔(きよはらのもとすけ)の娘ですので苗字をとって「清少納言」と呼ばれました。「少納言」の地位にあったのが、父親なのか、夫なのか、そこまで調べられなかったのですが、近親者の誰かが「少納言」の地位にあったのでしょうね。
    ちなみに「蜻蛉日記」の作者は、「藤原道綱の母」と呼ばれています。
    平安時代の女性の呼称については私も専門のことはわかりませんので、これが全てではないと思います。専門の方がお読みになられたら笑われてしまうかもしれませんが。。。
    私も古典を読み始めた当初は、呼び名がよく分からなくて難しかったです。
    少し時代背景がお分かりになられたでしょうか?

  3. 【330580】 投稿者: ミナトノヨウコ  (ID:fa41wu6.Ktc) 投稿日時:2006年 03月 22日 20:20

    いぬき様,ナゴン様、早速のご回答ありがとうございます。
    清少納言や紫式部のような才女でさえ本名が不明だなんて、女性として悲しいですね。
    でも逆に、彼女たちにとっては,ステイタスーシンボルをあらわすブランド名のようなものだったのかもしれませんね。
    とにもかくにも、最近までセイショウーナゴンと思っていたのが、娘の勉強を見ていて、セイーショウナゴンだったのね!と気づいた私はすっきりいたしました。

  4. 【330594】 投稿者: ミナトノヨウコ  (ID:fa41wu6.Ktc) 投稿日時:2006年 03月 22日 20:42

    いぬき様、ナゴン様、早速のご回答ありがとうございます。
    清少納言や紫式部のような才女でさえ、本名が不明だなんて女性として悲しいですね。
    でも、彼女たちにとってはステイタスーシンボルをあらわす、ブランド名のようなものだったのかもしれませんね。
    とにもかくにも、最近迄セイショウーナゴンだと思っていたのが、娘の勉強を見ていてセイーショウナゴンだったのね!と気づいた私ですが、とてもすっきりいたしました。
    ありがとうございました。

  5. 【419659】 投稿者: ナギコ  (ID:9D09UM1PXC.) 投稿日時:2006年 08月 05日 16:29

    幼少の頃の名前は、諾子(なぎこ)だったようです。

  6. 【419902】 投稿者: 名前を知られることは  (ID:GzIR5OTqB86) 投稿日時:2006年 08月 06日 09:19

    平安時代においては、相手に自分の全てを支配されること
    だから本名を明かさなかった、、という話を
    聞いたことがあったような。。

  7. 【7069046】 投稿者: 梅さん  (ID:ccOMP5hkll.) 投稿日時:2023年 01月 12日 20:52

    諾子は、成人名です。中世の成人は、13,4歳ぐらいで、貴族の女子は、裳付けの儀をします。それまでは、幼名で、梅、でないかと思われる。

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