塾コンシェルジュ ~はじめての塾選びをお手伝いします~
3.転塾を考える
塾に通い始めると、「成績が伸びなくなった」、「先生が相談にのってくれない」、「お子さまが塾に行きたがらない」などの悩みが出てくるかもしれません。そこで考えるのが、転塾です。まず転塾には、ネガティブな面と、ポジティブな面があることを意識しましょう。
嫌なことから逃れるため(ネガティブ)と、お子さまの成長を促すため(ポジティブ)では、お母さまのモチベーションも変わります。ただし、一番考慮しなくてはいけないのが、お子さま自身のこと。なぜ転塾するのか、何のために塾に通うのかをよく話し合うことが必要です。このページでは、お悩み別の転塾を解説していきます。
成績が伸びなくなった
まずは1ヶ月、お子さまのようすをよく見てみましょう。本人に勉強をする気がないようなら、意識を変えることが最優先になります。それには、環境を変えることも一役買うかもしれません。例えば、「個別指導塾」に通っているなら、仲間と切磋琢磨、競い合いながら勉強できる「集団塾」を選んでみてはいかがでしょう。
先生が相談に乗ってくれない
日々の学習や受験について相談する相手がいないと、お母さまご自身が不安になる場面も多いことでしょう。お母さまの不安は、お子さまに少なからず影響を与えるものです。先生との密なやり取りができる、「家庭教師」を検討してみましょう。
お子さまが塾に行きたがらない
授業のペースが合わない、先生と相性が良くない、友達との関係がうまくいかないなど、原因はひとつとは限りません。頭ごなしに『どうして塾に行かないの』と聞くのではなく、『授業のペースはどう?』など具体的に聞いてあげましょう。ひと口に授業のペースといっても、早くてついていけない、反対に、遅すぎて退屈しているなど、状況は一人ひとり異なります。
「集団塾」に通っているなら、より面倒見の良い「個別指導塾」や「家庭教師」で、お子さまに合った勉強法を探してみましょう。