早慶に進学した卒業生が振り返る武南での学び

早慶に進学した卒業生が振り返る武南での学び

inter-edu’s eye

8年前に創立された中高一貫コースから二期生を送り出した武南中学校(以下、武南)に、夢と希望をもって早慶へ進学した一期生たちが戻ってきました。在学時の恩師である先生との座談会から、難関大学に合格できる「勉強の秘訣」や「武南の魅力」についてお話しいただきました。

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合格へと導いた学友との邂逅

中高の6年間を共に学び舎で過ごした3名の一期生が集まり、在校当時の様子を振り返ります。

児玉さん
早稲田大学文化構想学部へ進学

田村さん
慶応義塾大学文学部へ進学

大根田さん
慶応義塾大学商学部へ進学

トップ校と呼ばれる大学に進学できる勉強法を誰もが知りたがっています。

児玉さん:手本になる上級生がいない状況で、仲間や先生方に「早稲田に進学する」と宣言したことで自分自身を追い込んでいきました。言い出したからには、合格に必要な勉強量と自分の学力を逆算して、目標を達成するために足りないポイントや効率の良い学び方を先生に相談しました。

児玉さん

田村さん:高3で学ぶ世界史の内容を1年先取りして終わらせてから、他の教科にじっくりと取り組みました。苦手な数学は、公式の成り立ちそのものを理解し直してから再度チャレンジしていましたね。国語の津島先生からは同じことを何回も繰り返して教わったおかげで、文学部志望がより一層強くなりました。

田村さん

大根田さん:あらゆる勉強の基本になる教科書を何度も繰り返して読み込みました。特に、英語は単語帳一冊に絞り込んで得意な教科に変えていきました。受験勉強の時間は限られているので、勉強に優先順位をつけて一度決めた学び方を徹底してやることが成功への近道ではないでしょうか。学校で集中して勉強したので、帰宅後は勉強することはありませんでしたね。

大根田さん
1期生による進路報告 ≫

当たり前のように聞こえる勉強法ですが、秘訣や作戦があったのではないですか。

大根田さん:勉強に打ち込むのは楽ではなかったですが、仲間とは精神面で助け合いながらも、常に試験の点数を競い合っていました。進学先の情報集めを手伝っていただいた先生方のサポートにも助けられました。横浜国立大学に合格しても慶應義塾大学を選んだのは、先生の影響があったからですね。

田村さん:僕も国公立大学を志望していましたが、小論文の添削をしていただいた先生から慶應義塾大学への進学を勧められました。大学では英語の論文を読む機会が多いのですが、武南で基礎が完成していたのだと今は思えます。少人数の学校なので集中して知識を吸収し、論理的な思考力を伸ばせる環境が合格につながったと考えています。

児玉さん:早稲田大学の3教科入試だけを狙い、教科ごとにそれぞれ担当の先生からの個別指導を受けられました。放課後はほぼ独占状態ですね。毎日これが繰り返されて地力が育ったから学力に反映されたんだと思います。受験勉強を通して人間力が向上したようにも感じています。

授業のようす

皆さんにとって武南はどういった学校だったのでしょうか。

田村さん:一緒に受験勉強で戦う仲間の存在があったから合格を実現できました。一期生だったので、いろんなことを自由にトライさせてもらいました。こういった経験の積み重ねが精神力の基盤になったと信じています。

児玉さん:僕もそう思います。少人数の学校だからこそ、「一番になる」という経験が出来ました。自分自身の強みを知って、誰もが一番を目指せるという自己肯定感を持てたことに感謝しています。武南は勉強だけではなく教養を学べる学校ですね。

大根田さん:アットホームな環境で6年間を過ごすうちに、一生付き合える仲間たちに出会うことが出来ました。きっと、武南に入学していなければ慶應義塾大学に合格するほど頑張れることはなかったと思っています。

グループワークの授業のようす
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塾通いの要らない手厚い指導

卒業生だけでなく在校生からも信頼を集めている中学教務主任・国語科教諭の津島亜沙子先生から、具体的な学習指導や特長をご紹介いただきます。

優秀な卒業生を輩出する武南の強みについて教えてください。

津島先生:志望校を絞り込んだ一期生とは異なり、二期生は幾つもの大学に合格する生徒が多々見られました。学年ごとの特徴が違うのは当然ですが、どの学年でも共通するのは授業のコマ数が多い点ですね。たくさんの課題を提出しながら定期考査を受けますので忍耐力や持久力が鍛えられます。
大根田さんの話にもありましたが、勉強は学校内で完結させるように指導しています。どの教科でも授業に集中することが効率の良い勉強法です。

津島先生

武南らしい独自の学び方はありますか。

津島先生:大学入学共通テストは文章の読み取りだけでは対処できないため、自分の考えを表現するためにタブレットを活用しながら、順序立てて考える要素を授業に取り入れています。開校した8年前に導入したICT教育には自信があり、他校と比べて教員の熟練度が違います。今まで蓄積してきたデータを活用するので、過去の資料を参考にしてより深い授業を実践しています。
今後は従来のフィールドワークに新たな意味づけや目標を持たせて取り組んでいきます。タブレットを有効活用しながら事前事後の学習に力を入れ、生徒全員が自主的に参加することで多くの知識が身についていくことでしょう。

フィールドワークの話し合いをする生徒たち
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編集者から見たポイント

志望先への進学を見事に果たした卒業生の皆さんは、自分に自信を持ちながら学生生活を謳歌しているように感じられました。そこには、武南で過ごした6年間の学校生活が背景としてあることは間違いありません。わが子が元来持つ才能を開花させてくれる環境を、あなたの目で確かめてみてはいかがでしょうか。

イベント日程

イベント名 日時
学校説明会(オープンスクール) 2020年8月23日(日)
10:00~12:00
学校説明会 2020年9月27日(日)
10:00~12:00
授業公開&学校説明会 2020年10月3日(土)
10:00~12:00
学校説明会 2020年10月25日(日)
10:00~12:00
学校説明会のお知らせ ≫

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