inter-edu’s eye

前回記事でコロンビアインターナショナルスクール(以下CIS)の概要はお伝えしましたが、実際の授業はどんな感じ?と、興味がありますよね。今回は公開授業に潜入! 生徒の生の声をお伝えします。同窓生にも卒業後の進路について直撃しました。

授業も部活も! 充実したCIS生活

ネイティブも日本人もチャレンジできる

リナさん1

リナさん。父親がカナダ人、母親は日本人。カナダの大学を目指して勉強中。

リナさん:CISは私のように親が外国籍の人もいるし、両親が日本人でも大丈夫。私のクラスは7割が日本人です。そのクラスメイトの多くが将来は海外で活躍したい! 英語を使って働きたい! と言っています。大学は海外に行く人も多いけれど、日本の大学に進むという人もいます。いろいろな考え、個性が受け入れられて自分らしくいられること、それがCISの好きなところです。
少人数なので授業なども一般の学校とは違うところがあると思います。よく見て行ってくださいね。

共通言語はやはり英語

公開授業のようす

公開授業のようす。CISを検討するたくさんの親子が参加する中、いつも通り英語で行われた授業。

教室に入ると聞こえてくるのは英語のみ。
さまざまな国籍の生徒が10名ほどで学んでおり、自分の考えを流暢な英語で発言していました。最初からネイティブな英語は無理という場合でも、別カリキュラムのESL(基礎英語)というクラスがあります。少人数制の良さでもあるのか、授業のようすはアットホームで、生徒は見学者に話しかけられると気さくに英語で応えていました。

インターならではの提出課題

日本の学校でもさかんに言われるようになったアクティブラーニング。CISではごく普通の日常風景となっています。高校課程では、課題は自分のopinion(意見)に重点が置かれ、何を根拠にそう考えたのか、英語でまとめる宿題が増えていくといいます。

ビデオアサインメント

リオンくん:理科の課題ではビデオアサインメントというものがあり、自分で選び調べた事について自身で動画を撮影し、編集して提出します。昨日はとうもろこしの遺伝子組み換えについて、撮影と編集をして先生にメールで提出しました。

部活動もフレキシブル

毎週水曜午後はクラブの時間で、さまざまな種類の運動系・文化系のクラブから1つ選んで活動ができます。アートルームには窯があり、陶芸クラブは本格的です。
また、日本の部活動に近いのがアフタースクールクラブ。放課後にスポーツを行うもので、大会にも出場し、種目はフットサルやバレー、バスケットなど学期ごとに変わります。

学校公式サイト ≫

英語・進路の心配、問題なし! 在校生・卒業生が答えるQ&A

Q.私も子どもも英語は話せません。大丈夫でしょうか?

A.(卒業生:小島くん)
中学から入学しましたが僕も英語は話せませんでした。授業も課題も何をやったらいいかわからず、まずは「I don’t know!!」とまわりに伝えることから始まったという感じです。分からないことを分からないままにしない、分かるまで質問するという姿勢が身についたと思います。こんなことを質問したら恥ずかしいとは思わずに、分かるまで先生に聞きに行きました。先生の方からも「分かる?」とたびたび声をかけてくれましたね。

Q.小1の母親です。CISに入学すると、進路が決まってしまう気がします。不安はありませんか?

A.(在校生:リオンくん)
進路は海外の大学、日本の大学ともに半々です。海外の大学に関しては、UBCなどカナダの大学ほかアメリカの大学、ハンガリーの大学を目指す人も。小学校からでも高校からでも、CISに入ってからの頑張り次第でどこへでも行けるんじゃないかなと思います。

Q.CISに入学してよかったと思うことはありますか?

A.(在校生:リナさん)
私は中2で転入しました。CISでは模擬国連や、2020年のパラリンピックに向けたイベントのボランティアに参加するなど、さまざまな体験をしてみたい私にはぴったりの環境です。やりたいと思えば何でも試せるチャンスが学校中に転がっているんです。

A.(卒業生:矢部さん)
私はイギリスの大学へ進学しました。CISで自発的にたくさんの経験をしたことが今にも活きていると思います。また、高校で習った正しい論文の書き方は、大学でも役に立っていて感謝していますね。イギリスの大学院に進んで、中国語や日本語の教師になりたいと考えています。

卒業生
もっと先輩の話を聞きたい ≫

グローバル化社会を見据えた英語教育

リオンくん

リオンくん
外国から来た生徒たちと積極的にコミュニケーションを取れば、英語も上達するし、多様な考え方を身近に知る機会にもなると思います。

リナさん2

リナさん
小学校からのCISっ子もいますが、少人数なので転入生でもあたたかく迎えてもらえます。自由な雰囲気のなかで自分が興味を持ったもの、やりたいことがやれるのがいいところです。ぜひ期待して入学してほしいです。

編集者から見たポイント

自由な環境で、インタビュー時も国籍・性別・年齢隔たりなく、中1女子と高3男子がフレンドリーに話す姿が印象的でした。世界で使える英語力と確かなコミュニケーション力を自然に身につけられる環境と感じます。

今後のイベント日程

イベント名 日程
公開授業 9月23日(土・祝)