神奈川県立 相模原中等教育学校

基本情報

神奈川県立 相模原中等教育学校

学校紹介

平成21年、神奈川県初の公立中等教育学校として開校。

住所

相模原市南区相模大野4-1-1

電話番号

042-749-1279

過去の入試データ

募集人員

年度 2014 2015 2016 2017
80 80 80 80
80 80 80 80
160 160 160 160

応募者数

年度 2014 2015 2016 2017
578 531 538 608
688 608 508 624
1,266 1,139 1,046 1,232

受検者数

年度 2014 2015 2016 2017
557 516 517 583
667 586 492 602
1,224 1,102 1,009 1,185

合格者数

年度 2014 2015 2016 2017
80 80 80 80
80 80 80 80
160 160 160 160

実質倍率

年度 2014 2015 2016 2017
6.96 6.45 6.46 7.29
8.34 7.33 6.15 7.53
7.65 6.89 6.31 7.41

適性検査分析

  • 2018年度 適性検査分析
    • 適性検査Ⅰ

      昨年と同様に大問4つの構成でした。
      4問とも理系的思考力型の問題だった昨年とは大きく変わり、文系型の資料整理・記述問題が2問と理系型問題が2問出題されました。全体的に昨年同様に解きやすい問題ですが、理系型問題の比率が下がり、例年とは傾向が変わったといってよい構成でした。
      大問1は、神奈川県の森林を題材とした問題です。資料をもとに分析を行う選択肢問題と25字以上30字以内での記述問題があり、公立中高一貫校としてはオーソドックスな文系型問題でした。
      大問2は、パンフレットを題材としてページ数について考える算数型の問題です。丁寧に整理を行えば特殊な計算を必要とせずとも解ける問題でした。
      大問3は、回路をテーマにした一見理科型の問題です。実際には推理の問題で、条件との丁寧な照らし合わせと整理が必要でした。大問4は資料の読み取りを伴う文系型問題でしたが、小問2は字数制限なしの説明問題でした。昨年度理系型で出題された字数無制限の問題が本年度は文系型で出題されていますが、算数を必要とする融合問題となっており、適性検査らしい出題でした。

      適性検査Ⅱ

      昨年と同様に大問4つの構成でした。文系型読解問題が1つ、理系型思考力問題が3つという点でも昨年同様の構成といえます。一方で、大問1で自分の考えを問う問題が出るなど、やや新しい傾向も見られました。
      大問1は、AIと日本の年齢別人口分布についての資料を関連させて考える文系型問題です。小問1は選択問題でしたが、小問2の資料をもとにした記述問題は、字数指定は例年同様120字以上150字以内でしたが、まとめではなく自分の考えを書く問題でした。
      大問2は、バスケットボールを題材にした算数型の推理の問題です。ルールと解答方法の理解に時間がかかるやや難しい問題といえます。
      大問3も算数型で、推理と速さの問題でした。作業量が多く、解答用紙にグラフを書くなど、こちらも時間がかかりやすい問題です。大問2と3の時間配分が明暗を分けたでしょう。
      大問4は理科型のてこをテーマにした問題でした。こちらは条件整理さえ失敗しなければ答えを導きやすい問題でしたが、言い回しが混乱しやすく、落ち着いて解く必要のある問題です。

  • 2017年度 適性検査分析
    • 適性検査Ⅰ

      昨年と同様に大問4つの構成でした。4問とも理系的思考力型の問題でした。
      例年にない、字数制限なしの説明問題が出題されました。
      大問1は、電車と船の移動を題材とした問題です。条件を丁寧によみ、指示通りに計算して解き進める力が要求されます。
      大問2は、テニスを題材として思考力を試す問題です。小問1は表を正しく読み取る力が試される問題、小問2は推理の問題でした。
      大問3は、体育の授業をテーマに計算を行う問題です。小問2は字数制限がなく、数字と文章での具体的な説明が要求されています。例年とは異なるタイプの問題でしたが、公立中高一貫校型の問題としてはオーソドックスなものでした。
      大問4は、平面と立体のパズル問題でした。かなりの丁寧さと時間が要求される問題で、適性検査Ⅰではもっとも難しかったと思われますが、全体的には昨年と同様、解きやすい問題を主体に構成されています。

      適性検査Ⅱ

      昨年と同様に大問4つの構成でした。文系型読解問題が1つ、理系型思考力問題が3つでした。
      大問1は、運動やスポーツを行うことについて資料をもとに考える文系型読解問題です。例年通り、資料を120字から150字でまとめる要約問題が出題されました。グラフが伝えたいことを的確に読みとる力が求められます。問題構成・字数指定ともに、この3年間続けて出題されている形式です。
      大問2は、金属の比重を題材とした問題です。計算が多いですが、丁寧に作業が出来れば得点できる問題です。
      大問3は、ロボットのプログラミングについての問題です。条件を一つずつ確認しながら計算する問題です。こちらも得点しやすい問題でした。
      大問4は、図画工作を題材とした問題です。立体的な思考と計算が必要で、得手・不得手の分かれるところです。
      昨年同様、全体を通して問題は単純で、私立中学入試算数における特殊算も要求されないオーソドックスな公立中高一貫校型の問題ばかりでした。ケアレスミスや時間配分での失敗をしないことがたいへん重要になります。

  • 2016年度 適性検査分析
    • 適性検査Ⅰ

      昨年と同様に大問4つの構成でした。
      大問1は、神奈川県全域の特色地図を題材とした問題です。地図を適切に読み取る力が要求されます。
      大問2は、折り紙を題材とした図形の問題です。全国の公立中高一貫校適性検査でオーソドックスに出題されるものです。
      大問3は、神奈川県花のヤマユリを題材に資料の読み取りとグラフの作成をする問題でした。こちらも適性検査では典型的な問題でした。
      大問4は、かぶを題材に体積や仕事量を計算させる問題でした。難度はそれほど高くありませんが、スピードと正確さが要求されます。

      適性検査Ⅱ

      昨年と同様に大問4つの構成でした。
      大問1は、バーチャルウォーターを題材とした資料の読み取りの問題です。
      資料の中の空欄にあてはまる数値は、資料をもとに計算する力が求められます。また、グラフの内容にふれながら会話文中の「水資源をむだにしていた」ことについて自分の考えを記述する問題は、資料を的確に読みとる力が求められます。120字以上150字以内という指定がある記述です。問題構成・字数指定ともに、この3年間で毎年出題されている形式です。
      大問2は、さいころを積み重ねた立体を題材とした算数の問題です。公立中高一貫校では頻出の問題でした。
      大問3は、家庭科の授業を題材とした理科の問題です。資料と会話文を丁寧に読んで考えれば得点しやすい問題でした。
      大問4は、もののとけかたを題材とした問題です。対照実験の考え方が理解できているかが問われています。また、グラフの作成では計算が要求されましたが、条件を丁寧に整理すれば難しい問題ではありません。
      全体に問題は単純になっており、私立型の特殊算も要求されないオーソドックスな公立中高一貫校型の問題ばかりでした。ケアレスミスや時間配分での失敗をしないことが重要になります。

  • 2015年度 適性検査分析
    • 適性検査Ⅰ

      昨年と同様に大問4つの構成でした。
      大問1は、神奈川県にある宮ケ瀬ダムを題材とした、ダムに水を送るための川や導水路についての問題です。
      ダムの貯水量と水の使用量に関して割合計算を正確に行う力、会話文から分かることを記述する力が求められます。
      大問2は、りんごを題材とした図形の問題です。
      りんごの皮を一本になるようにむいて平らに置いたときの形を答える問いでは、立体図形と平面図形の基本的な考え方を理解しているかどうかがポイントです。また、5つの直方体を組み合わせて置いたときに見える部分の面積の合計を求める問いでは、効率よく表面積を求めるための考え方と計算力が必要とされます。
      大問3は、バイオリンを題材とした音の性質についての問題でした。
      2種類の会話文と3種類の図が使われているため条件を捉えることに時間がかかりますが、設問の難度としては決して高くありません。音の高低に関する基本的な知識と資料を正確に読み取る力があれば得点することができます。
      大問4は、学級新聞づくりのためのスケジュールを考える問題でした。
      資料と会話文をもとに作業工程ごとの日数を決定します。会話文の中では、資料に示されている作業日数の案とは違う予定を組んでいくため、資料と会話文を照らし合わせながら条件の変化を読み取る力が必要です。また、確実に得点するためには、カレンダーに関する基本的な考え方と仕事算についての基礎的な知識が求められます。

      適性検査Ⅱ

      昨年と同様に大問4つの構成でした。
      大問1は、読書を題材とした国語の問題です。
      資料の中の空欄にあてはまる接続語を答える問題は、前後の文脈を適切に把握して正答を選択する力が求められます。また、グラフの内容にふれながら会話文中の「心の筋力」について自分の考えを記述する問題は、「心の筋力」とは何かを的確に資料から読みとる力が求められます。120字以上150字以内という指定がある記述です。字数指定の記述はこの3年間で毎年出題されている頻出問題です。
      大問2は、神奈川県にある大山を題材とした算数の問題です。 4種類のタイルが表す数字を組み合わせて、1から27までの数字を作ります。規則をすばやく見つけると同時に、「最も少ない枚数のタイルの組み合わせで」というような鍵となる条件を見落とさないことが大切です。また、グラフに関する問題では、実際にグラフを作成するのではなく、表と資料をもとにグラフを作成するのに必要なテープの合計の長さを求めます。グラフ作成ではなく長さの合計を求めるに着目します。時間配分の観点から考えると、少ない回数の計算で解答することが必要とされます。 大問3は、食生活を考えるためのアンケート結果を用いて、会話文内容の把握とグラフ作成の問題です。
      適性検査Ⅰ・Ⅱを通して最も長い会話文から、それぞれのアンケート項目の人数を求め、割合計算をして棒グラフを作成します。文章読解力、正確で速い計算力、グラフを作成する力が求められます。
      大問4は、駅の電光掲示板と時刻表を題材とした問題です。
      発光ダイオードの点灯によって掲示板に文字や図形が表示されることをふまえ、条件に沿って点灯しているものを求めます。発光ダイオードは昨年ノーベル賞で話題になったテーマですが、解答を導くために特別な知識は必要とされません。資料から分かることを整理できれば、基本的な計算で答えを求められます。時刻表の問題は条件がやや複雑ですが、電車の本数や種別、発着について資料から分かることを組み合わせて解答に辿り着くことができます。

  • 2014年度 適性検査分析
    • 適性検査Ⅰ

      昨年度の小問の合計数は11題でしたが、今年度は9題と少なくなりました。しかし、大問数は昨年度の3題から4題に増えました。そのため、設問をより速く読むことと取捨選択して解くことが重要になったと言えます。
      問1は、神奈川県庁前の「日本大通り」について、会話文や地図、資料を参考にしながら解答する問題です。(1)は条件を読み取り、実際の距離を求め、出た値と地図上の長さから縮尺を求める問題でした。縮尺の知識があれば解くことのできる答えやすい問題でした。(2)は、資料1から火事の様子から日本区と西洋区の違いを読み取り、当時の人々が災害による被害を食い止めたかったという内容を記述します。
      大問2は立体図形の問題です。(1)は長方形の掲示板の中に、2種類の長方形のポスターがそれぞれ何枚敷き詰められるか考える問題でした。掲示板の面積とポスターの面積から何枚入るかを予想し、そこから実際敷き詰めることができる枚数を書いて求める問題です。比較的解きやすい問題でした。(2)は、折りたたんだ図から折り目を書く問題でした。多くの条件を整理し、予測させて図を描かなければならないので、これは大変難易度が高い問題です。こういった問題は時間がかかることが予想されるので、先に他の解きやすい問題に取り組むという判断が必要でした。
      大問3は、農作物について、米の収穫量に関する資料の読み取りの問題です。(1)は、作付面積1haあたりの収穫量はよく聞かれる問題です。
      式 収穫量÷作付面積=1haの収穫量
      数値の差がわずかなので、計算ミスに気を付けることや注意深く比較をすることが重要になっています。(2)は大豆・トウモロコシともに各国の生産量を求め、会話中の条件に当てはめて分析を行います。1か国でも計算ミスをすると、その後の計算が狂ってしまいます。
      問3においては(1)・(2)ともに計算力がカギとなっています。
      大問4は、道路標識に関連づけた、円の計算・速さの計算・グラフ作成の問題です。(1)の(A)は、半径の大きい円と小さな円ではどちらのカーブが急であるか、(B)は、問題文を理解し、計算させる問題です。どちらも解きやすい問題でした。(2)の(ア)は、おうぎ形の円周角を求める問題で、考え方事体は難しくありませんでした。しかし計算の正確さが必要とされました。(イ)は、条件として示されている速さと距離から時間を導き、グラフに書き写す問題で、【1】~【5】の条件があり、書き写す順番を考えて求める必要がありました。計算量は多いですが、比較的解きやすい問題でした。

      適性検査Ⅱ

      適性Ⅰと同様に、総問数は減りましたが、大問数が増えました。そのため、設問をより速く読むことと取捨選択して解くことが重要になったと言えます。
      大問1は、アサガオの花に関する問題です。(1)では、花芽(花のもととなる芽)ができるには、光を当てた時間がどのように関連するかを資料から読み取ります。また、(2)では、花がさく時刻には、光を当てた時間がどのように関連するかを資料から読み取ります。複雑な計算は必要ありませんが、正確に資料から情報を読み取る力が求められます。理科分野の出題ですが、資料を読み取って計算するという作業をいかに速くできるかが鍵となります。植物に関する細かな知識は要求されていません。
      大問2は、カレンダーをもとにした計算の問題です。(1)では、「節分」「立春」などの季節を表す言葉を示し、その日から数えた日付や曜日を求めます。(2)では、カレンダーの数字を9つ(たて3×よこ3)囲み、条件に合う解答を導きます。算数分野の出題です。カレンダーに並ぶ数の仕組みをしっかりと理解する必要があります。
      大問3は、方角・てんびん・絵地図をもとにした道順の組み合わせを考える問題です。単元がやや異なる小問の集まりとなっています。(1)の(ア)では、いくつかの方向から一つの点を見た図が示され、太陽やかげの向きを方位で考えます。(イ)では、てんびんの知識をもとにシーソーのつりあいを考えます。(2)では、絵地図を見ながら3地点間の道順を答えます。算数分野の出題です。短時間で解答するためには、道順を求める算数の知識があるとよいでしょう。
      大問4は、道路と社会に関する問題です。(1)では、文章中の空欄に、その他の部分から適する語を探して選ぶという国語の問題です。情報量の多い資料の文章の中から、この問に関係する部分を見つける力が必要です。(2)では、昨年度に引き続き、100字以上の記述問題です。(昨年度は100字以上150字以内、今年度は120字以上150字以内) 自転車専用の通行帯を設けた理由について、表・資料・会話文をふまえて、道路整備を具体的にどう進めていくかについて自分の考えを具体的に記述します。国語分野の出題です。速く読み進めることと、必要な情報だけを見つけることが求められます。

      ボーダーライン

      昨年度に大幅に難化した適性検査ですが、それに伴い合格最低ラインも50%を下回りました。今年度、適性Ⅰ・Ⅱともに総問題数は減りました。しかし、同時に、過半数の受検生が正解できるような問題もあまり見られなくなりました。
      問題数の減少はありながらも、出題単元の種類と読解量・計算量の増加により、合格最低ラインも昨年度とあまり変わらないでしょう。全体で50%がボーダーラインの予想です。

  • 2013年度 適性検査分析
    • 適性検査Ⅰ

      大問1では、絵地図と時刻表をもとに、歩いた道筋や建物の位置、移動する際にかかる時間などを読み取ります。さまざまな条件を整理して計算する、科学・論理的思考力が必要とされます。
      大問2では、神奈川県の農業について、表やグラフから情報を読み取ります。耕地面積や農業生産額について、用語の意味や数値をすばやく把握する力が必要とされます。
      また、昨年度は適性検査全体を通して記述問題はありませんでしたが、この大問にて、資料の読み取りの出題がありました。文章表現力・論理的思考力が必要とされます。
      大問3では、水量の変化とそのグラフを読み取ります。私立中受験で好まれる算数の問題です。単元に対する基礎的な計算方法や考え方に加えて、科学的思考力が必要とされます。

      適性検査Ⅱ

      大問1はもとになる正方形の面積をもとめ、六角形の面積を求める問題でした。多くの情報を正確に整理できれば、比較的得点しやすい問題でした。また、たこの位置から写真を選択する問題では、基礎的な方角の知識、空間の把握能力が必要とされていました。
      大問2は前後の図を見て必要な情報を読み取り、操作を推測する力を問われていました。空間図形、平面図形に慣れておく必要があるでしょう。大問3は自然に関する1,000字程度の文章を読み設問に答える問題です。適性の記述というよりは、国語の文章読解の要素が強い問題でした。(1)は抜き出し、(2)は並べ替えで接続詞選択の問題となっており国語の要素の強いものでした。(3)は食料の消費についての意見を100~150字でまとめる問題でした。