ICT環境が充実! オンライン化で広がる学び

ICT環境が充実!オンライン化で広がる学び

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コロナ禍においてオンライン授業を迅速に始めた八王子学園八王子中学・高等学校(以下、八王子学園)は、最先端を行く学校として昨今注目を集めています。今回は先生と生徒に2020年を振り返っていただきながら、学校のICT環境やコロナ禍での手厚いサポート体制についてお話をうかがいました。

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オンライン授業の備えも万全! 教員の確かな連携が強み

昨年度は新型コロナウイルスの流行に伴い、全国一斉休校や学校での感染対策など、さまざまな困難や課題が山積した一年でした。そんな中、八王子学園は4月中旬から迅速にオンライン授業を開始。オンライン化について教務部情報処理係副主任(ICT担当)の田上大地先生に詳しくお話をうかがいました。

「生徒たちが一生懸命協力をしてくれたおかげで、オンライン授業と夏休み短縮等で例年以上の深い学びとなった1年間でした。東京の私学の中でもかなり行き届いたオンライン授業ができていたと自負しております」と話す田上大地先生
「生徒たちが一生懸命協力をしてくれたおかげで、オンライン授業と夏休み短縮等で例年以上の深い学びとなった1年間でした。東京の私学の中でもかなり行き届いたオンライン授業ができていたと自負しております」と話す田上大地先生

インターエデュ(以下、エデュ):2020年3~6月の休校期間に行われたオンライン授業の内容やその中で重視したことを教えてください。

田上先生:八王子学園では4月15日よりオンライン授業を中高で開始しました。Google Classroomを使用して、1日4時間程度の授業動画を日曜日以外、毎日配信するという方法です。教員にとっても初めての取り組みだったので苦戦をしましたが、「たとえ初めは下手な授業動画でも、教員が自分たちで一生懸命作る姿勢を生徒たちに伝えることが大切だ」と考え、基本的に教員の手作り動画を配信することに決めました。
注意したのは、生徒たちに負担がかかり過ぎないようにすることです。定期的にGoogleフォームでアンケートを取って随時改善を試みました。

エデュ:休校中の生徒フォローはどのように行っていましたか。

田上先生:高校はGoogleフォームによる健康チェックを毎朝実施し、中学はGoogleスプレッドシートによる健康チェックと朝礼を行っていましたね。ほかにも、Google Meetによる二者面談で生徒たちの様子を把握したり、「質問&回答フォーム」を設けることで、生徒が困っていることがあればすぐに質問できる環境を整えました。

オンライン授業で使用する動画を作成する様子。動画配信にすることで、生徒が好きな時間に動画を見て自分のペースで勉強ができるように工夫をしました
オンライン授業で使用する動画を作成する様子。動画配信にすることで、生徒が好きな時間に動画を見て自分のペースで勉強ができるように工夫をしました

エデュ:完全登校が始まった6月以降からは、どのような取り組みを行ってきましたか。

田上先生:オンライン授業によって教員の動画作成技術が飛躍的に向上したので、その技術を活かす取り組みが始まりました。たとえば、事前に基本的な学習内容の動画を生徒に視聴してもらう、いわゆる「反転授業」を取り入れたり、放課後は部活動を頑張ってほしいという思いから、放課後講習を動画配信に切り替え、自宅で講習が受けられるようにしたりと、新たな取り組みが生まれています。
また、行事はコロナ対策を講じながらできる限り実施していく方針ですが、学年集会やガイダンス等は密を避けるために、各教室で教員が作成した動画を見せるなどの工夫をしていますよ。

エデュ:八王子学園のどのようなICT環境が、昨年度の取り組みに活かされたと思いますか。

田上先生:全教室にWi-Fiが整備されており、中学生が一人一台ずつタブレットを持っているといったインフラ整備が済んでいたのもよかったと思いますが、それ以上に教員・生徒がGoogle(Google workspace)の扱いに慣れていたことが昨年度のスムーズなオンライン授業の実現に繋がったと感じています。また、中学では休校前からロイロノートなどの授業支援アプリを活用していたので、そちらも非常に役立ちました。

エデュ:昨年度を振り返って、コロナ禍に対する八王子学園の強みを教えてください。

田上先生:ICTを活用した適切な情報の収集・取捨選択ができる「ICTリテラシー」が本校の強みです。元々、中学の教員・生徒を中心に育まれていた「ICTリテラシー」が、昨年度で高校の教員・生徒にも波及したと感じます。
さらに、八王子学園の教員の能力と良好な人間関係も大きな強みです。休校期間もしかるべき部署がリードし、他教員が一丸となって協力できたのは、日ごろの関係性とよい雰囲気があるからこそ。こういった教員同士の強固な連帯は、生徒たちへの教育活動にも還元されていくと思います。

エデュ:今後の状況をどのように想定し、準備をしていますか。

田上先生:すでに昨年の秋には全教員向けの「休校中マニュアル」を作成・配布しています。昨年度の反省を活かしたオンライン授業の取り組みをマニュアル化していますので、仮に休校が再びあったとしても、すぐに対応できます。
具体的には、高校は昨年度同様、Google Classroomにて授業動画を配信する予定です。双方向性のあるライブ授業も検討しましたが、全生徒に確実に授業を行うためには動画による一方向性のオンライン授業の方がよいという結論になりました。ただし、中学はロイロノートを活用した双方向性授業を実施する予定です。

エデュ:コロナ禍に教育活動を行っていく上で、大切にしたいことを教えてください。

田上先生:感染対策は当然のことですが、コロナ禍で制限されることが多いからといって、すぐに行事などを中止にしないことです。まずは、教員が諦めずに実施する方法を一生懸命考えること、そして、例え中止せざるを得なかったとしても、そこに至るまでの過程を生徒たちに伝えることが大切だと考えています。

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コロナ禍でも丁寧なサポート体制で安心

中学3年生のM.Kさんに昨年度を振り返っていただき、学校の魅力やサポート体制についてコメントをいただきました。

M.Kさん:昨年度はやはり休校期間のことが強く印象に残っています。それまで当たり前にできていた学校での友だちとの会話、クラスのみんなと一緒に授業を受けることができなくなり、不安に思うところもありました。しかし、八王子学園ではオンライン授業がスムーズに始まったので、とてもよかったと思います。オンライン授業では、出された課題をきちんとこなすことに加えて自主的に復習を行い、学習に遅れがでないように心がけていました。困ったときにはすぐ先生に相談ができるシステムがあったのも心強かったです。
また、完全登校が始まってからは、学園祭や昭和記念公園でのウォークラリーなど、行事も開催できました。コロナ禍であっても感染対策を考えながら、行事の開催を前向きに考えてもらえたのはとてもうれしかったです。

昭和記念公園でのウォークラリー。生徒たちはチームに分かれてポイントを回り、スタンプを集めるアクティビティに挑戦して、友達との絆を深めました
昭和記念公園でのウォークラリー。生徒たちはチームに分かれてポイントを回り、スタンプを集めるアクティビティに挑戦して、友達との絆を深めました
生徒たちの熱い想いに応えたいと開催された学園祭では、感染対策を徹底。生徒たちの笑顔がはじける楽しい学園祭となりました
生徒たちの熱い想いに応えたいと開催された学園祭では、感染対策を徹底。生徒たちの笑顔がはじける楽しい学園祭となりました
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コロナ禍で得たスキルで教育をより自由に開拓

田上先生とM.Kさんに中学受験生にメッセージをいただきました。

エデュ:八王子学園を目指す中学受験生の皆さんにメッセージをお願いします。

田上先生:本校ではコロナ禍を経て、生徒たちだけではなく全教員のICTスキルが非常に向上しました。八王子学園が新しく身に付けた技術や取り組みを、新型コロナウイルスの流行が落ち着いたあとの教育活動にも存分に活かしていくつもりです。八王子学園の最先端の学びを楽しみにしていてください。

M.Kさん:八王子学園には個性豊かな生徒がたくさんいます。学習面ではしっかりと先取りができて、オンライン授業もスムーズに対応してくれるなど、生徒への手厚いサポートが充実した学校です。受験勉強は大変だと思いますが、楽しい学園生活が待っていますので頑張ってください!

編集者から見たポイント

ICT教育がしっかりと行き届いている八王子学園では、より一層オンライン化が強化されて生徒たちの深い学びに繋がっていると感じます。ピンチをチャンスに変え、進化を続ける八王子学園の教育は、非常時であっても手厚く生徒たちをサポートできる確かな指導力があります。「学校選びではICT環境を重視したい!」という受験生にも、ぜひ注目をしてほしい学校です。

イベント日程

イベント名 日時
生徒による学校説明会 2021年6月19日(土) 14:00~15:00
保護者対象説明会 2021年7月1日(木) 10:00~11:45
授業見学会&説明会 2021年7月3日(土) 10:00~11:45
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