長期留学でも、校内でも「世界が広がる」グローバル教育で選ばれる高校

長期留学でも、校内でも「世界が広がる」グローバル教育で選ばれる高校

inter-edu’s eye

大東文化大学第一高等学校(以下、大東一高)はグローバル社会という言葉を聞くようになる以前から、優れた国際教育を実践してきた「グローバル教育の老舗」といえる学校です。今回は、1年間の長期留学制度と校内で行われるオール・イングリッシュの国際交流をご紹介。生徒が世界へと視野を広げていくきっかけがどのように生まれるのかに迫りました。

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「世界が変わる留学」安心・安全なカナダとニュージーランドで

大東一高の留学制度は①「3か月」②「5~6か月」③「10~12か月」の3パターンがあり、行き先はカナダとニュージーランドにある姉妹校2校から選びます。現地の高校生たちと同じ授業に参加することになりますが、英語力に応じて非ネイティブ向けのクラスで英語のサポートを受けることも可能です。それでは、1年間の長期留学を経験した生徒から実体験をお話いただきましょう。

特進コースに所属している3年生の岡田朔弥くん
特進コースに所属している3年生の岡田朔弥くん

インターエデュ(以下、エデュ):留学した時期と行き先を教えてください。

岡田くん:ニュージーランドのオークランドにあるアボンデールカレッジで高校1年生の3学期から1年間学びました。のんびりとした開放的な雰囲気の中で、たくさんの国から訪れた留学生と交流し、仲良くなることができました。

さまざまな国からの留学生たちとの一枚
さまざまな国からの留学生たちとの一枚。留学先では校外に出るアクティビティも盛り沢山です

エデュ:留学中に苦労したことは何ですか。

岡田くん:英語力に自信が持てるようになるまでは積極的にコミュニケーションを取ることができず、苦労しました。3か月目になって「自信は後から付いてくるものだ。不安でも自分から話しかけるようにしよう」と決意でき、そこからは悩むことが一切なくなりました。

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留学で「多様性を知る」一生モノの経験ができる

エデュ:留学を通して発見したこと、成長できたことを教えてください。

岡田くん:英語力が上達したのはもちろんですが、それだけではありません。現地でできた友人の国、経歴、価値観を知って「多様性」をより身近に感じるようになりましたし、多様性が如何に大切かということも理解できました。自分の考え方と行動が以前と大きく変わったと思います。

ホストファミリーとの生活の様子
ホストファミリーとの生活の中で、日本にはない生活習慣が学べます

エデュ:留学に関して感謝している人はいますか。

岡田くん:大東一高の先生には留学の手続きを円滑に進めてもらいましたし、出発前に英会話のレッスンを熱心に行ってくれました。また、ホストファミリーの方は僕を本当の家族のように扱ってくれて、今でも連絡を取り合う仲です。人生経験が豊富で、仕事にも家事にも一生懸命で大きな影響を受けました。

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身近なところで本格的な国際交流!オール・イングリッシュの3日間

充実の海外経験を積むことができる大東一高ですが、校内でも優れた国際交流を実践しています。以前から「Daito Hospitality Program」(通称「ホスプロ」)の名で、さまざまな国の高校生を受け入れ、ともに授業・部活動を楽しむ交流活動が続けられています。さらに、2019年度からは「グローバル探究」という特別授業も始まりました。

「グローバル探究」の様子
「グローバル探究」で訪れた留学生は、日本国内の大学院に所属する方々。「大東一高でしか出会えない優れた指導者たち」でもあります

「グローバル探究」は全1年生350人が留学生60人とオール・イングリッシュで真剣な議論を交わすというプログラムで、丸3日間にわたって実施されました。岡田くんが参加した2019年のプログラムについて紹介してもらいました。

エデュ:「グローバル探究」の感想を教えてください。

岡田くん:毎日通う学校にたくさんの留学生の方が来たのが新鮮でした。議論のテーマは「海外からの輸入食品に関する問題」で、海外の人しか知らない食品をめぐる環境問題などをたくさん学べて勉強になりました。

じっくりと議論する生徒と留学生
じっくりと議論する生徒と留学生。3日間英語漬けになることでリスニング力が急に伸びたという声も!

エデュ:「グローバル探究」でご自身の成長につながったことはありましたか。

岡田くん:「英語で話す」というルールの中で、食品の生産・流通・消費をめぐる問題を探っていくのはなかなか大変でした。それでも、自分自身で考え、最後のプレゼンテーションに向けて主体的に取り組むことができました。この経験は活発に発言したり、興味があることを進んで調べたりする原動力になっていると思います。

エデュ:大東一高のグローバル教育の魅力を教えてください。

岡田くん:色んな国からたくさんの人が来るので、学校で本格的な国際交流ができます。そして、そういう経験をして自分が海外に出ようと決めたときも、短期~長期の多彩な留学プログラムから自分に合ったものが選べますよ!

国際交流のために「生徒の委員会」!? ≫

グローバル教育で育つ「自主性・積極性」

改めて、先生からも大東一高のグローバル教育についてお聞きしました。

井原佳代先生
井原佳代先生

エデュ:大東一高のグローバル教育の強みを教えてください。

井原先生:留学に関しては、生徒が安心して生活できるカナダとニュージーランドに姉妹校があり、しかもカナダ国内では選べる地域・学校が増えているところです。また一方で大東一高の中での教育活動では、英語圏以外のさまざまな国から留学生を招き、交流できるところです。大東一高の生徒だけでなく、相手校の生徒にもとても喜んでもらっています。

海外から来た高校生が華道を体験する様子
「Daito Hospitality Program」(通称「ホスプロ」)で海外から来た高校生が華道を体験。大東一高生は日本文化を丁寧に説明していきます

エデュ:近年始まった「グローバル探究」について、その意義をご説明ください。

井原先生:社会問題について考える探究学習の機会となっただけでなく、生徒が自主性・積極性を発揮でき、海外について興味を持つきっかけになったと思います。生徒たちは留学生と休憩時間になっても英語で話すほど意欲的でしたし、最後の全体発表でも堂々とプレゼンテーションに挑んでいました。

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「たくさんのチャレンジが待つ大東一高」受験生へのメッセージ

最後に受験生へのメッセージを預かりました。

岡田くん:大東一高は留学、国際交流とチャレンジできることがたくさんある学校です。選択肢が広がり、自分の興味を深められる高校生活をぜひ大東一高で過ごしましょう。

井原先生:大東一高では留学、語学研修、国際交流とみなさんの視野が広がるきっかけをつくっていきます。一緒に日本以外の世界を知り、色々な生き方・考え方に触れていきましょう。ご入学お待ちしています。

岡田くんとホストファミリーのお子さまとの一枚
岡田くんとホストファミリーのお子さまとの一枚。知らないことだらけの海外で学ぶ経験は一生モノです

編集者から見たポイント

「国内外で多様な価値観に触れることのできる」ことが特色となっている大東一高。建学の精神「東西文化の融合」がグローバル教育の中で鮮やかに実践されているところに伝統校の意志の強さを感じました。

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イベント日程

イベント名 日時
オープンスクール・学校説明会 2021年6月〜12月
文化祭 2021年9月25日(土)・26日(日)
受験生・保護者対象学校説明会・個別相談会 2021年7月~2022年2月
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連載コンテンツ

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