海外留学制度が豊富!高校から入学できる大学付属校

海外留学制度が豊富!高校から入学できる大学付属校

inter-edu’s eye

グローバル教育の実践校として知られる大東文化大学第一高等学校(以下、大東一高)。普段の英語学習はもちろん、国際交流や留学にも力を入れている学校です。今回は1年間にわたる長期留学をクローズアップ。2021年の留学生活はどのようなものか現地で学ぶ生徒にオンライン取材を敢行しました。リアルな声をお届けしつつ、そのほかの留学制度もご紹介します。

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カナダのマンモス校は留学生を歓迎中

カナダのナナイモ市にあるドーバー・ベイ セカンダリーで学ぶ大東一高生に留学生活についてお聞きします。同校は生徒数約1350人で優れたパフォーミング・アートプログラムや木工、金属加工、メカニック、ロボティックス、調理コース等多彩な分野の授業が受講できるという学校です。

カナダで学ぶ千藏れなさん
カナダで学ぶ千藏れなさん。「Cooking(日本で言う家庭科に近い教科)」でハンバーガーの調理から販売までを体験したことなど、体験的な学びを振り返ってくださいました

インターエデュ(以下、エデュ):留学をすると決めた理由を教えてください。

千藏さん:「英語力が高ければ、たとえば外資系企業などの将来の選択肢が広がるだろう」と考えて、語学力を上げるために留学を決めました。毎日、英語を使って生活する中で少しずつ成長してきました。

エデュ:留学先で通っている学校について教えてください。

千藏さん:留学生をたくさん受け入れていて、日本、中国、ドイツから来た生徒が多いです。出身国は違っても、みんな英語でコミュニケーションしています。

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「もっとフレンドリーでいいんだ」気づきのある生活

カナダでの生活の様子
カナダで千藏さんが生活する地域は落ち着きと開放感がある環境とのこと。「治安の心配もない」とおっしゃっていました

エデュ:留学先で出会った生徒とはどのように接していますか。

千藏さん:大東一高の友達と本当に同じように仲良くなれます。最初は気を遣う部分があったのですが、どうもそれは日本人特有のものだったようです。少し経ってから、前々からの知り合いみたいにフレンドリーに接しても大丈夫だと気づけました。日本に興味を持っている人が思ったよりも多いので、いつか日本に来てもらったときに案内したいと考えています。

エデュ:言葉の壁を感じたことはありますか。

千藏さん:最初は「間違って失礼な言い方をしてしまったらどうしよう」といった不安もあったのですが、3~4か月すると速いスピードの会話でも大丈夫になりました。使える単語の量も増えています。環境を変えて学ぶのが自分には合っていました。

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海外の高校生の積極性に追いつきたい!新しい決意

ドーバー・ベイ セカンダリー
ドーバー・ベイ セカンダリー

エデュ:現地での生活はいかがですか。

千藏さん:ホストファミリーが温かくて、当初、英語をスピーディーに話せないときにじっくり待ちながら聞いてくれるのがうれしかったです。生活している地域は人口がそれほど多くなく、新型コロナウイルスについてもそこまでナーバスにならずに済んでいます。ワクチンパスポートが制度化されたことも安心につながっていますね。

エデュ:留学を通して成長したこと、影響を受けたことを教えてください。

千藏さん:今回の留学で、何事にもその気になれば挑戦できると気づけたことを今後に活かしていきたいです。海外の高校生は授業を受ける態度がすごく積極的で、私も学ぼうとする気持ちを強く持っていこうと思いました。

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カナダ・ニュージーランドへの姉妹校長期交換留学制度

ここまでご紹介した国と学校以外にもたくさんの留学先が選べるのが大東一高の強み。姉妹校長期交換留学制度からご紹介します。原則1名が1年間派遣され、現地の学費は免除となります。行先の学校は2か国2校です。

カレッジハイツセカンダリー
カレッジハイツセカンダリー
アボンデールカレッジ
アボンデールカレッジ

カレッジハイツセカンダリー(カナダ・生徒数:約930人)
2003年に大東一高と姉妹校提携。短期語学研修と長期留学において交換制度があります。短期語学研修では毎年25名程度の生徒が参加し、3月下旬に大東一高の生徒がカレッジハイツを訪問します。

同校のあるプリンス・ジョージ市はブリティッシュ・コロンビア州北部最大の都市として利便性と大自然との調和を奏でる人口8万人前後の街。スキー、キャンプ、スノーシューイングなど、年間を通してアウトドアアクティビティを楽しむ機会が豊富です。

アボンデールカレッジ(ニュージーランド・生徒数:約3000人)
大東一高と1989年に姉妹校提携。生徒の人種は多様です。マオリやサモア、トンガ、フィジー、ニウエなどのアイランダー、インド人、中国人はじめアジア人など、さまざまなルーツを持つ人が通っています。

アジア各国やラテンアメリカから来た留学生も多く在籍し、サポート体制が万全なのも特徴の一つです。留学生のサポート専門の部署があり、学業のことからホームステイのことまで全面的にバックアップしてくれる、そんな頼れる先生たちがいます。

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カナダへの長期私費留学制度「心強いサポートあり」

大東一高はカナダへの私費留学も可能としています。こちらは人数制限がなく、期間は10か月~1年間、6か月、3か月から選択できます。大自然に囲まれたカムループス/トンプソン市教育学区にある2校、海沿いのナナイモ・レディスミス市教育学区にある4校のいずれかで学ぶこととなります。

大東一高からカナダに留学する場合、カナダ在住の現地エージェントのサポートを受けることができます。AK Study Canada代表を務めるキング明香さんは、同校で長く国際教育に携わっていた教員のご家族で、現地では大東一高生を家族のようにサポートしています。

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他校にはない「インバウンド交流」英語教育の強み

生徒へのインタビューに合わせて、英語科・国際教育部部長の山浦直樹先生から大東一高の英語教育全体の強みについてうかがいました。

山浦先生
英語科・国際教育部部長の山浦直樹先生

エデュ:貴校の英語教育・国際教育・留学プログラムの強みをご紹介ください。

山浦先生:英語教育では、学年単位での英検受験を実施しています。3学年で6月(第1回)の2級を受験し、1・2学年は10月(第2回)の準2級を受験します。現在1次合格者への面接指導は、留学経験者や英検合格者などの助けをかり、国際教育部が主体となり行っています。

本校を他校の国際教育と差別化するとすれば、インバウンド交流が1つ挙げられると思います。姉妹校受入れでは2週間を通して、ほぼすべての学年、クラスが訪日団との交流機会を得ることができます。現在はコロナ禍で実施できていませんが、再開の日に向けて、準備を進めています。

大東ホスピタリティプログラムは、大東一高を国際交流のプラットフォーム化し、海外の生徒を本校に迎える交流プログラムです。授業交流(書道体験・俳句づくり・歌交流・クイズ交流・ワークショップ・スポーツ交流)や授業外交流(校舎/大学カフェテリア案内・掃除交流・寄せ書き・部活動交流)などを通し、異文化理解を深め、さらには自国の文化を理解、表現する機会をつくり上げます。語学研修に参加しなくても、留学しなくても、国際交流の場が一高にはあるというのが、本校の強みだと思います。

編集者から見たポイント

国際交流の機会が豊富な大東一高。世界とつながる体験は発見で満ちています。入学者の一人ひとりに自分だけの学びが待っているに違いありません。

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イベント日程

イベント名 日時
第7回 学校説明会・個別相談会 2021年10月30日(土)
14:00~17:00
第8回 学校説明会・個別相談会 2021年11月13日(土)
14:00~17:00
第4回 オープンスクール 2021年11月23日(火・祝)
時間未定
第9回 学校説明会・個別相談会 2021年11月27日(土)
14:00~17:00
第10回 学校説明会・個別相談会 2021年12月4日(土)
14:00~17:00
第11回 学校説明会・個別相談会 2021年12月11日(土)
14:00~17:00
第12回 学校説明会・個別相談会 2021年12月18日(土)
14:00~17:00
第13回 学校説明会・個別相談会 2021年12月25日(土)
14:00~17:00
第14回 学校説明会・個別相談会 2022年1月8日(土)
14:00~17:00
第15回 学校説明会・個別相談会 2022年1月29日(土)
14:00~17:00
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