大学附設校だから進路の幅が広がる!!ユニークな「国際教育の老舗」

大学附設校だから進路の幅が広がる!!
ユニークな「国際教育の老舗」

inter-edu’s eye

建学以来、「多文化共生の中で、新しい文化の創造を目指す」ことを目標としてきた国際教育の先進校、大東文化大学第一高等学校(以下、大東一高)。現役大学生が近い距離で学習をサポートするメンターシステムや多彩な留学プログラムを通して、着実な成長を遂げられる環境が整っています。高校から入れる大学附設校という珍しい特色に触れながら、入学後の学びと推薦入試を中心にご紹介します。

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内部進学の資格を確保したまま、他大学にチャレンジできる!?

一般的に大学附設校のほとんどは中高一貫校で、大東一高のように「高校から入れる共学の学校」は珍しい存在です。さらに大東一高には、内部進学する資格を確保したまま、他大学入試に挑戦できるという制度があります。

こちらの制度を利用する条件は「高校3年間の評定平均が4.0以上」。内部進学先は大東文化大学の約半分の学部学科から選択可能です。落ち着いた気持ちで他大学に挑戦できるため、受験本番で実力を発揮しやすくなります。

総合探究や勉強合宿等、広い大学の教室を利用し学習する時間も。生徒の意欲を高めるためにさまざまな工夫を凝らします
総合探究や勉強合宿等、広い大学の教室を利用し学習する時間も。生徒の意欲を高めるためにさまざまな工夫を凝らします

また、他大学を受験せずに大東文化大学のみを志望して内部進学する場合は多くの学科では「高校3年間の評定平均が3.3以上」が条件となっています。※こちらは例年、9割の生徒がクリアしている基準です。また、基準は年度によって変わることがあり、学科によっては付帯条件が付くことがあります。

卒業後の出口が見えていることは大きなアドバンテージになります。しかも、大東文化大学の学生による大学生活紹介イベントや、大学の講義を体験するイベントも用意されており、将来のことをしっかりと考えることもできます。こちらも大学附設校ならではの強みです。

「内部進学は3割・他大学は6割」進路状況 ≫

「大学生による手厚い学習サポート」と「多彩な留学プログラム」

放課後における大学生による学習サポートの様子。生徒に近い距離で指導します。大学生活に関する詳しいお話なども
放課後における大学生による学習サポートの様子。生徒に近い距離で指導します。大学生活に関する詳しいお話なども

続いて、教育の特色に迫ります。大東一高では近年、学力向上のための環境整備を進めてきました。その象徴が「メンターシステム」。放課後になると、現役の大学生・大学院生がメンターとして学習サポートに当たります。皆さんの在学先は東京大学や上智大学など、さまざま。生徒たちが「校内の塾」として親しみながら、高校卒業後の未来を思い描く場となっています。

メンターシステムの紹介はこちら

カナダ留学していた生徒が撮影した1枚。開放的な地域で英語に親しむ日々を送ることができます
カナダ留学していた生徒が撮影した1枚。開放的な地域で英語に親しむ日々を送ることができます

こうした着実に成長できる学習環境とともに、国際教育の伝統も大東一高の注目ポイント。留学制度は非常に多彩で、姉妹校長期交換留学制度では原則1年間、カナダ・ニュージーランドの学校で現地の子どもたちと同じように学ぶことが可能です。私費留学制度は同じくカナダ・ニュージーランドが行先となりますが、3か月・6か月・1年の期間を選ぶことができます。

2週間程度の短期語学研修制度もあり、毎年7月下旬~8月中旬に行われる「夏季研修」はニュージーランド・オーストラリアへ訪問。3月下旬~4月上旬の「春季研修」はカナダの地でホームステイをしながら、現地の学校生活を体験します。

カナダで親交を結んだ現地の高校生が反対に訪日し、大東一高の授業や部活動に参加しながら、生徒の家庭にホームステイするというイベントも。海外の学校と深い関係を築いてきた大東一高ならではの取り組みです。

多角的な指導方法をチェック! ≫

留学詳細レポート!ニュージーランドの交換留学の場合

大東一高が誇る多彩な留学プログラム。参加した生徒たちはどのような海外生活を送るのでしょうか。30年以上の長きにわたり交流しているニュージーランドのアボンデールカレッジへの姉妹校長期交換留学のケースをご紹介します。

留学中の生徒の写真。さまざまなルーツを持つ海外の子どもたちと交流します
留学中の生徒の写真。さまざまなルーツを持つ海外の子どもたちと交流します

アボンデールカレッジは約3,000人が在籍するオークランド市立の高校。生徒の人種は多様で約8割は近隣の島国やアジア各国にルーツを持つ子どもたちが占めます。国際色豊かなため、留学生のサポート体制は万全。授業からホームステイまで全面的な支援を受けることができます。

現地の学校の授業はもちろん日本とは異なるカリキュラム。「歴史の授業で暗記を求められなかった。日本との違いを感じた」「選択制の授業が多く、参加する生徒が入れ替わるため、たくさん友達ができた」といった感想がこれまで寄せられてきました。学習以外にも、世界各国の伝統的なダンスを披露するイベント「ポリフェスト」やホテルのホールで開かれる舞踏会など、交流を深められる素晴らしい体験が待っています。

留学を経験した卒業生の振り返りコメントには「最初はネイティブの英語に委縮してしまいましたが、自分から勇気を出して話しかけるようになってからは人脈がどんどん広がりました。身についた自信は、その後のチャレンジの原動力になりました」と自分の成長を実感する声も。入学後はぜひ参加をご検討いただきたいです。

洗練された校舎が光る!留学先の学校紹介 ≫

日本にいながら活発な国際交流!大東一高の強み

大東一高の国際教育について、その強みを先生にうかがいました。

英語科 田代紀子先生
英語科 田代紀子先生

田代先生大東一高の一番の強みは姉妹校との長い交流の歴史です。カナダ・カレッジハイツとは20年、アボンデールとは30年以上の交流を続けています。生徒の胸に「これまでの歴史を受け継いでいこう」という自覚があるからこそ、深い交流ができているのだと思います。

もう一つは「日本にいながら国際交流ができる」ことです。例えば、大東ホスピタリティプログラム(通称:ホスプロ)は大東一高を国際交流のプラットフォームにして、海外の生徒を本校に迎えるプログラムです。書道体験・俳句づくり・スポーツなどの授業交流、学校案内・部活動体験などの授業外交流を楽しむことができます。今後はオンラインでの交流機会なども増やしていく予定です。

「自分の軸」見つけた卒業生たち ≫

最上位クラスにも内申点が活かせる推薦入試

世界への広い視野が開ける大東一高。最後に入試についてお知らせします。一般入試は公立高校の入試問題に準拠。基礎からしっかりと勉強してきたかが問われます。推薦入試については、「学力最上位のクラスにも内申点に応じた優遇措置を受けながら挑戦できる」点にぜひご注目いただきたいです。

推薦入試に挑戦するための条件には、3年間の欠席日数が15日以内であること、内申点については5段階評価で5教科に「2」がなく、かつ全教科に「1」がないことなどが含まれます。試験内容は英語、国語、数学の3教科の適性検査(各50分)と面接です。

大東一高には①難関大学合格を目指す「特別進学クラス」②GMARCHレベルを目指す「選抜進学クラス」③バランスのとれた学力を養成する「進学クラス」の3コースがあります。それぞれで優遇措置を受けるための条件は単願・併願とで異なり、以下のようになっています。いずれも、中学3年生の1学期または2学期の内申点(5段階評価)についての基準です。

特別進学クラス

単願:3科14、5科22、9科39のいずれかを満たすこと
併願:3科14、5科23、9科39のいずれかを満たすこと

選抜進学クラス

単願:3科13、5科20、9科34のいずれかを満たすこと
併願:3科13、5科21、9科36のいずれかを満たすこと

進学クラス

単願:3科12、5科18、9科32のいずれかを満たすこと
併願:3科12、5科19、9科34のいずれかを満たすこと

大東一高の教室ではICT化が進行中。効率良い学習方法を常に模索し、新しい学びを目指しています
大東一高の教室ではICT化が進行中。効率良い学習方法を常に模索し、新しい学びを目指しています

編集後記

生徒個人の進路実現と社会のグローバル化を見据える大東一高。適性や能力を見極めながら、確かな「自分像」を描いていくためのサポートが受けられるでしょう。熱意のある先生方が皆さんをお待ちしています。

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イベント情報

イベント名 日時
文化祭 2022年9月24日(土)・25日(日)
オープンスクール 2022年10月22日(土)、11月19日(土)
個別相談会・オンデマンド説明会 2022年10月1日(土)、10月8日(土)、10月15日(土)、10月29日(土)、11月12日(土)、11月26日(土)、12月3日(土)、12月10日(土)、12月17日(土)、12月24日(土)
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