学校長からのメッセージ

未来を生きる子どもたちの夢を叶えるために

時代とともに受け継がれる郁文館の教育

校長 宮崎 宏
校長 宮崎 宏

創立から125年以上の歴史を誇る郁文館は、「しっかりとした個性を持ち、何事も自分の頭で考え行動できる人間を育てる」という建学の理念を継承しながら、創立者の「時代の先覚者たるべし」という思いを夢教育へと進化させ、21世紀の急速に変貌する社会変化に対応する教育を行っています。

特に、2015年から中学校に新設された「GL特進クラス」では、「学びたい」という生徒の向学心を満たし、学ぶ喜びを感じてもらえる環境を用意。将来の夢を叶えるための、幅広い選択肢を提示できるようにしました。

そして郁文館には、校訓の「七つの約束」があります。
中でも「笑顔で元気よく挨拶する」ことは、すべての人間関係の第一歩を円滑に始めるために必要です。
また、「損得ではなく善悪で判断」することは、目先の利益ではなく、長い目で見た本当の価値観に基づく判断を可能にします。郁文館で身につける「七つの約束」は、生涯を通じた“生きる指針”となり、必ずや未来に役立つはずです。

子どもたちの無限の可能性を切り開く

バングラデシュ研修の様子
バングラデシュ研修の様子

郁文館の短期海外研修は、中国、台湾、シンガポール、ニュージーランド、ベトナム、カンボジア、バングラデシュで実施し、アジアの一員としての日本、日本人という観点から、子どもたちの視野を広げる試みをしています。
生徒たちには、社会に出てから夢に向かって歩みを進めていくために、しっかりと世界に視野を広げ、日本の社会が変貌しようとも生き抜いていく逞しさと、そのために必要なグローバル力を身につけてもらいたいのです。ハングリーに勉強に取り組むアジアの若者と出会うことで、将来に向けて貪欲に努力する意識を高めてほしいと思います。

学校や教育の使命とは、一人ひとりをその子の物差しでみて、生徒の無限の可能性を引き出してあげることだと考えています。無限の可能性を切り拓き、夢へ向かっていくみなさんの入学を心待ちにしています。