学校愛が生徒を動かす 生徒会総務の活動

学校愛が生徒を動かす 生徒会総務の活動

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城西大学附属城西中学・高等学校(以下、城西)の入試イベントに参加すると、多くの在校生に会えることをご存知ですか。その理由は、生徒会総務と呼ばれる中1~高3までの生徒が運営サポートをしているからです。1年ごとに有志を募り、集まる生徒の数は60~80人! 活動を通して深まる縦や横のつながりは、生徒にとって人間関係を育む貴重な場となっているそうです。そこで、生徒会総務を経験した卒業生と在校生に、活動内容や学校の魅力について語り合ってもらいました。

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在校生×OG オンライン座談会

座談会に参加してくれたのは、カリフォルニア大学と成蹊大学に通う卒業生と高3生、入試企画部の先生方です。

卒業生の大陸さん
大陸さん
中学から入学し、2017年度卒業。カリフォルニア大学デービス校、コミュニケ―ション学部4年。生徒会総務の活動期間は中1~高3の6年間。
卒業生の山崎さん
山崎さん
高校から入学し、2019年度卒業。成蹊大学文学部1年。生徒会総務の活動期間は高1~高3の3年間。
高3の小川さんと富山さん
(左)小川さん
高3。中学から入学。生徒会総務の活動期間は高1~高3の3年間。
(右)富山さん
高3。中学から入学。演劇部。生徒会総務の活動期間は高1~高3の3年間。
入試企画部の関口信太郎先生と杉本基一先生
入試企画部の関口信太郎先生(右)と杉本基一先生。卒業生はオンラインでの参加です。

インターエデュ(以下、エデュ):生徒会総務の活動について教えてください

小川さん:説明会では自分たちの学校生活や体験談を受験生に分かりやすく伝えたり、学校を案内したりします。

富山さん:授業や部活動に参加できる体験入学では、受験生親子と一緒に過ごす時間が長く、たくさん話ができるので、城西の魅力をより多く知ってもらうきっかけになっています。

山崎さん:入試当日の活動が印象に残っていますね。私自身、受験生のとき生徒会総務の先輩方の声掛けがすごく嬉しかったので、緊張している受験生の気持ちを少しでもほぐせたらと意識して動いていました。

大陸さん:入試当日には声掛けはもちろん、カイロの袋にみんなでメッセージを書いて受験生に手渡していましたね。

「頑張って」など、手書きの応援メッセージ付きカイロを受験生に配布。生徒会総務の発案です。
「頑張って」など、手書きの応援メッセージ付きカイロを受験生に配布。生徒会総務の発案です。
生徒会総務が制作した学校行事を紹介する看板。説明会や体験入学で掲示します。
生徒会総務が制作した学校行事を紹介する看板。説明会や体験入学で掲示します。

エデュ:活動を通して、先輩や後輩とどう関わりましたか

大陸さん:中学生の頃は、総務の先輩に勉強を教えてもらいました。体験入学の待ち時間には先輩とよく話をしていた記憶もあって、先輩後輩との交流がとても楽しかったです。

富山さん:総務の中学生とは、中学の行事の話で盛り上がりました。クラスや部活動にはない関係が生徒会総務にはありましたね。

小川さん:山崎さんには総務の仕事を教えていただきながら、仲良くなることもできて。「先輩のようになりたい」という憧れの気持ちが活動への活力になりました。

山崎さん:そうだね、小川さんと富山さんとすごく親しくなって、廊下で会えば手を振ったり話をしたりしたね。そうした後輩の成長を身近で見られることに喜びを感じました。

卒業したばかりの山崎さん(右)。1年後輩の小川さん(左)や富山さんとの再会を喜んでいました。
卒業したばかりの山崎さん(右)。1年後輩の小川さん(左)や富山さんとの再会を喜んでいました。
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エデュ:活動を通して自分がどう変化し、成長したと思いますか

大陸さん:コミュニケーション力がついて、リーダーシップをとれるようになりました。総務でたくさんの方と関わったことで人見知りを克服し、いま大学でコミュニケーションについて学んでいます。

山崎さん:視野が広がりました。総務では「困っている人がいたら声をかける」を徹底していて、その行動が普段にも活かされて、助けが必要な方に声をかけられるようになりました。

富山さん:私もそうです。最初は気づいても戸惑って終わりでしたが、一歩踏み出せるようになりました。

小川さん:人をよく見るようになりました。困っているのか、何か探しているのかと、表情や行動から把握できるようになったかなと思います。

エデュ:受験生だったとき、総務と関わった思い出はありますか

山崎さん:高校受験にあたり、学校をたくさん訪問しました。その中で城西は、総務の方がしっかりした挨拶をし、説明会の司会もこなしていて、生徒のポテンシャルが高いと感心しました。

富山さん:小学生のとき体験入学に1人で参加したら、総務の先輩が私の緊張をほぐそうとたくさん話しかけてリラックスさせてくれて。その気遣いに感動しました。

小川さん:入試本番で初めて城西に行ったとき、総務の方が話しかけてくれて、トイレを案内してくれて、たった1日で伝わるくらい学校の雰囲気がよくて。翌日も翌々日も他校の受験日でしたが、「城西に行きたい!」と思って、その後の試験は受けませんでした。

エデュ:大学4年生の大陸さんは、総務の経験が大学でどのように活かされていると感じますか

大陸さん:活動を通して人見知りを克服し、チャレンジを恐れなくなりました。大学には能力の高い人がたくさんいて、「自分には何があるんだろう」と思い悩んだとき、飛び級で早く卒業できたら自分にも人と違うところができると思い、挑戦してみました。いま、3年間で卒業予定です。

山崎さん、富山さん、小川さん:かっこいい!

富山さん:総務でたくさんの経験を積んだことは自覚していましたが、大陸先輩の話で経験がしっかり活かされていることが分かって嬉しくなりました。私は大学で留学して、世界で通用する人間になりたいです。

山崎さん:実は大学にも生徒会総務と同じような活動があることを知ったので、参加することにしました。決断できたのは、総務の活動がとにかく楽しかったから。

小川さん:総務の経験が大学や将来へつながっていることを、こんなに間近で知ることができたので、これからももっと頑張ろうと思えました。

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エデュ:活動を通して分かった学校の魅力を受験生にアピールしてください

大陸さん:城西に入学したら、自分の知らない一面に気づくことができるので、いい意味で変われます。先生と生徒の仲のよさも魅力ですね。私は校長先生ともたくさん話していましたから。

山崎さん:卒業が心底悲しくなるほど、先生や生徒との素晴らしい出会いにあふれています。

富山さん:先輩から将来について話を聞く機会がたくさんあって、その中でいつしか自分の夢を見つけられるようになります。また、そこで自分にない考え方を知ることもできます。

小川さん:入学に不安はつきものですが、城西なら人間関係の心配は一切不要!

大陸さん、山崎さん、富山さん:おお~。

小川さん:だって個性が潰されないし、自分らしくいられるから。校則はあるけど精神的な自由があるから。

大陸さん:分かる。「みんなと同じが一番いい」という考えが城西にはないよね。意見を発したら、周りもどんどん意見を言ってくれる。私が飛び級に挑戦したもう1つの理由は、枠にとらわれたくないと思ったから。日本だと大学は4年間通うもの、という固定観念がある。そういうものに、城西だと捕われない。

山崎さん、富山さん、小川さん:そうそう!

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新入生代表が説明会を絶賛

生徒会総務の活動を見つめてきた入試企画部の関口信太郎先生と杉本基一先生にもお話をうかがいました。

杉本先生(左)と関口先生。
杉本先生(左)と関口先生。

関口先生:総務の活動は限定的なものなのに、互いのよさを認め合える関係性を築いているから縦も横も生徒のつながりは強力です。「みんなでいいものを作ろう」という意識が高く、生徒に頼めば説明会が回るんじゃないかと思うほどどんどんスキルアップしていますから、我々入試企画部はいつも助けられています。こんなに生徒が活躍して頑張っている学校はないと思いますし、そうした環境があるところが城西のいいところですね。

杉本先生:そもそも生徒会総務の始まりが、説明会を手伝わせてほしいという生徒からの提案でした。学校のために動く“総務イズム”は代が変わっても根っこの部分は変わらないので、先輩の姿に後輩が憧れて成長し、生徒が生徒を育てる場になっています。
今年度、トップの成績で中学校に入学した男子生徒が「僕は城西の説明会に20回以上参加しました。生徒会総務の活動が素晴らしくて、自分も参加したいと思ったから入学しました」と言っていました。つまり、まだ活動していない生徒や、入学すらしていない受験生とも縦のつながりが芽生えている。彼は必ず総務イズムを継承するでしょう。そんなつながりを作る生徒たちを誇らしく思います。

編集者から見たポイント

距離を感じさせない盛り上がりを見せたオンライン座談会。記事でご紹介しきれなかった学校の魅力と詳細は、学校説明会で総務のメンバーにぜひ聞いてみてください。

各種イベント情報 ≫

イベント日程

イベント名 日時
第二回 中学校説明会 2020年9月12日(土)
14:30~
第二回 高校説明会 2020年9月19日(土)
14:30~
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