自分らしく羽ばたける! 女子聖の新たな取り組み

自分らしく羽ばたける! 女子聖の新たな取り組み

inter-edu’s eye

1905年、女性宣教師(バーサ・F・クローソン)によって創立された女子聖学院中学校高等学校(以下、女子聖)。「人は誰しも神からかけがえのない賜物を与えられている」というキリスト教の教えに基づいた教育を行っています。実際に教頭の塚原先生と広報の佐々木先生に女子聖の今をうかがうと、創立当初からの教育方針に加えた、新たな取り組みが見えてきました。

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「自分と人への肯定感」と「語れる力」を育む

ご自身も卒業生である佐々木先生
ご自身も卒業生である佐々木先生
塚原先生は、生徒たちと一人の大人として接している
「生徒とは一人の大人として接している」と語る塚原先生

自分を発信することを臆さず、周りの人をとても大切にする女子聖の生徒たち。「その根底には、自分も他人も等しく愛する心が根ざしています。生徒たちは毎朝の礼拝で、自分が神様から愛されていることを聖書の言葉に照らして聴き続けます。さらに、隣の友達も等しく価値ある存在だと気付き、みんなを大切にしようという心が、入学直後からずっと養われていくのです」と塚原先生は語ります。
また、佐々木先生によれば、「信頼をつなぐ」ということも女子聖教育の大きなキーワードだといいます。「中1の夏休みに行われるアドベンチャーキャンプでは、体を動かしながらアクティビティに挑戦し、互いに対話を通して信頼関係を作る第一歩となっています。また、運動会では中高合同の縦割りでチームが組まれ、競技も運営も高校生の指導のもとに行われるため、生徒たちは学年を超えた信頼関係を構築し、信頼される喜びを積み重ねていきます」(佐々木先生)。

加えて、女子聖が教育理念として掲げているのは、「語る言葉をもつ人を育てる」こと。社会に貢献するために不可欠な発信力を養うため、女子聖では国語と英語の両科目において、スピーチコンテストやディベートなどの機会を多く用意しています。
このように、生徒たちの肯定感や発信力を養い、それを軸にさまざまな教育や行事を展開している女子聖。生徒たちの主体性や協働性、共感力は、女子聖教育だからこそ育まれるものだといえます。

温かみのあるチャペルで行う礼拝は、生徒たちが自分を見つめる時間となっている
温かみのある聖堂で行う礼拝は、生徒たちが自分を見つめる時間となっている
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「自分らしく学び、みんなで進む」女子聖の新たな取り組み

創立当初からの教育理念や行事を大切にし続けながらも、女子聖は時代に合わせて新しい取り組みをどんどん始めています。現在、新たに始めている4つの取り組みについて、お二人に詳しくうかがいました。

生徒の可能性を見出す「GROW360高校版」

GROW360とは、就活人気企業30社中の上位7社で採用されているAI採用適性検査ツールです。スマートフォンで受験し、試験や面接だけではわからない個々の能力を見ることができるもので、近年高校生版が誕生しました。
「客室乗務員に就職が決まった卒業生たちが報告に来てくれたときの話で、採用試験の一環として受けたというGROW360の存在を知りました。在学中は成績上位ではなかった彼女たちですが、進学先での成長や潜在的な可能性を、GROW360を通して見てもらえたのだと感じました。これを在学中に活用し、生徒一人ひとりに合った学習支援や関係づくりに役立てたい、と考えたのです」(塚原先生)。現在はまだモニター的な活用段階ですが、今後本格的に取り入れていくことになりそうです。

総合的に自分を捉える「AO推薦入試対策プロジェクト」

生徒たちが上位大学の推薦を勝ち取れるようにと始めた小論文対策講座です。月に1回のペースで計5回の講座を受け、最終的には志望理由書と課題論文を書き上げます。「約5人のグループで学習します。『なぜその大学なのか』『その大学のポリシーと自分の興味はどうつながるのか』といった準備段階に重きを置き、ワークシートを使って自分の興味関心を言語化していきます」(塚原先生)。講座は小論文を専門とする外部の講師が担当。目指す大学も分野も違う生徒同士がお互いをブラッシュアップしていく、新しい推薦入試対策といえます。

生徒たちは、ライバルではなく仲間として推薦入試に立ち向かう
生徒たちは、ライバルではなく仲間として推薦入試に立ち向かう

習熟度別に学べる「2クラス3分割制」

高校での主要教科はすでに習熟度別にクラス分けされていますが、中学校でも英語は2016年度より、数学は今年度より2クラス3分割制に舵を切りました。2クラスの上位3分の1をスペシャルアドバンストクラス、3分の2の人達は平均に2分割したスタンダードクラスに分け、授業を行います。一人ひとりの理解度に合わせて授業を行うことができるため、全員が確実にステップアップすることができます。「自分らしく学び、みんなで進む」女子聖らしい教育体制です。

社会の課題を考える「課題探究型学習」

女子聖では、どの教科も興味を持って学べるよう、①input(情報収集)、②intake(得た情報を知識として深める)、③output(得た情報を基に自分のことばで発信する)のサイクルを繰り返す学習を重視してきました。「これからは、女子聖学院的『探求』の型に新たに取り組んでいきます。そのさきがけとしてすでに、キリスト教主義教育の理念とも通底する『SDGs』につながる取り組みをいくつか実践しています。SDGsとは、国連が平和のために掲げた17の目標のこと。本校では、中学2年生が17の目標から好きなテーマを選び、そのテーマに合う写真を撮影してメッセージをまとめるフォトコンテストを行いました。このプロジェクトを通して、社会問題を『自分ごととしてどう捉えるか』を探究してほしいと考えています」(佐々木先生)。

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編集者から見たポイント

女子聖の授業や行事にはどれもこだわりが詰まっており、生徒たちは心から楽しみ、真摯に取り組んでいます。それは、創立当初からの理念がぶれない軸となり、生徒や先生の中に深く根付いているからにほかなりません。今回ご紹介した新たな取り組みも、女子聖だからこそ始まり、発展しているものばかり。生徒を一番に想い、時代に合わせて柔軟に進化する女子聖なら、わが子を安心して送り出すことができそうです。

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学校説明会・イベント日程

イベント名 日時
女子聖 Jr. Workshop③・
JSGプレシャス説明会③
2019年6月29日(土)
夏の女子聖体験日 2019年7月13日(土)
1DAY説明会(AM) 2019年8月3日(土)
1DAY説明会(PM) 2019年8月3日(土)
1DAY説明会(ナイト) 2019年8月3日(土)
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