中1から積み重ねる少人数制の徹底指導

中1から積み重ねる少人数制の徹底指導

inter-edu’s eye

まさかの状況で入学式を迎えることになった2020年度の新入生たち。学校に通う期間がほとんど無かった1学期の様子から不安を覚える保護者の皆さまも多いことと思われますが、東京家政学院中学校・高等学校(以下、東京家政学院)では、私学ならではの強みと言える少人数制の指導体制が確立されています。その内容や学習成果について詳細にご紹介していきます。

学校公式サイトはこちら ≫

東京家政学院オリジナルの教育指導

生徒への指導に深く携わる4名の先生方から、東京家政学院での学び方についてうかがいました。

児島豊先生 国語科教諭

有益万紀子先生 英語科教諭

川邊健司先生 社会科教諭

髙橋祥乃先生 理科教諭

勉強の難易度が上がる新入生の段階で学習習慣を定着させる指導やその成果について教えてください。

児島先生:本校の象徴であるKVA精神(身につけた知識や技術を、道徳心を以って活用する精神)をふまえ、持続可能な社会の担い手となる女性を育てることを目的に指導しています。具体的な学び方として、週単位でシラバス(授業計画)を各家庭と生徒に提示しています。家庭では、本校オリジナル教材(チャレンジドリル)を使って1日10分×5教科、1週間単位で取り組み、学習内容をチャレンジシートに記入していきます。このシートには保護者の記入欄があり、学習・生活面での指導を兼ねながらも苦手な教科にどれだけ時間をかけたのかを見える化することで、自立した学習習慣の定着につながっています。

習熟度にばらつきがある英語の授業で工夫されている点はありますか。

有益先生:生徒が主役となり楽しみながら学べる授業を心がけています。小学校で英語の授業が導入されましたが、本校ではアルファベットの書き方から学び直しを行います。「読む」力の強化はもちろん、個人やグループでの発表活動を通じて「書く」「話す」機会を積極的に設けており、ネイティブ教員によるほぼオール・イングリッシュの授業では、「聞く」力が自然と身につきます。

入試科目で理科を選択しなかったことで苦手意識を持っている生徒はいませんか。

髙橋先生:授業中に問題を解く時間を設けて、生徒自身が理解度を把握できるようにしているほか、日頃から疑問はすぐに解決するよう声をかけています。生徒が質問に来た際は、本人が納得できるまで根気強く対応していますね。理科では知識の部分も大切ですが、自分から考え動くことを重視しています。問題演習の際は、お互いに教えあうことで、より深い理解に到達している様子がよく見られます。

理科の授業
少人数制の手厚い指導 ≫

e-ポートフォリオ「まなふりくん」はどのように活用されているのですか。

高橋先生:最初は授業に対する質問や疑問を入力することで、学習の振り返りをしやすくしています。徐々に自らの考えをまとめる力が養われてくると、クラスメイトとの学び合いで気づいたことを自らの言葉で表現できるようになります。

川邊先生:入力する内容は勉強に関わるものだけではありません。学校行事での頑張りや日々の生活で感じた課題などもリアルタイムで入力しています。記録して蓄積することで、過去を振り返って自身の成長を客観的に確認することで、同様の場面を乗り越える自信につながっています。

環境の変化で戸惑う生徒へのサポート状況はいかがでしょうか。

髙橋先生:中1・中2では複数担任制を採用しています。悩みを抱えた生徒に向け、複数の視点からアプローチすることで、生徒自身が物事に対して多面的な見方ができるようになり、問題解決の糸口を自ら見つけ出すことができます。

授業のようす
東京家政学院の最新情報 ≫

少人数制クラスで学習指導するメリットを教えてください。

児島先生:学習面で言えば習熟度に即した指導がしやすいと言えますが、本校においては、そうした教科指導よりも、授業時間外の細かな対話の多さに大きなメリットがあるように感じます。小学校での学習内容と比べると分量が多く難易度も高くなる時期に、少人数制クラスでは教師の目が生徒一人ひとりに行き届くため、学習のつまづきに早く気づき、フォローすることが可能です。また、授業中に発言する機会が多く与えられるため、成功・失敗体験を繰り返しながら人前で発言することに自然と慣れることのできる環境です。
今後は、中学の学年縦割りグループでタブレットを利用した学習への取り組みを計画しています。

休校期間中の取り組みについて教えてください。

髙橋先生:オンラインを活用し、録画配信と双方向型授業を行いました。録画配信で個々が習得した知識を双方向型授業で生徒同士が表現し合う場を設けることで、有意義な学習活動が行えたと思います。これからも、個々の習熟度に合わせたオンライン学習と、反転授業を取り入れた教室での対面授業の両方から「学びたい、知りたい」生徒の知的好奇心を満足させる主体的で深い学びを実現させていきます。

英語の授業
どんな学校?授業の様子 ≫

編集者から見たポイント

従来から培ってきた指導体制だけでなく、未来を見据えた新たな展望を語る先生方からは、今の時代に求められる生徒主体の教育にかける意気込みや自信が感じられました。中学受験にチャレンジする皆さんに向けて、「東京家政学院では受験生のみなさんの強みや魅力を評価し、さらに伸ばしていける学びを用意しています」という心強いメッセージをお預かりしました。その思いは、多様な入試形態にも表れています。わが子がどのような環境で6年間を過ごすことがベストなのかを考える機会として、一度学校を訪れてみることをおすすめいたします。

イベント日程

イベント名 日時
高校 オープンスクール(体験型) 2020年8月1日(土) 9:30~/13:30~
中学 生徒&保護者出演!! Web学校説明会 2020年8月8日(土) 11:00~8月30日(日)まで視聴可能
高校 高大連携説明会 2020年8月23日(日) 10:00~
中学 文化祭体験(体験型) 2020年9月6日(日) 10:00~
中学 授業見学会 2020年9月12日(土) 11:00~
中学 秋のばらフェスタ(体験型) 2020年10月11日(日) 10:00~
2020年度の学校説明会・公開行事 ≫

その他の連載コンテンツ

勉強に自信を持てる新時代の女子教育

新校長・入試広報部長からお聞きした女子教育や大学併設校のメリット、ユニークな新入試をご紹介します。記事を読む≫