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面倒見の良い学校として知られる、京華中学・高等学校。その京華の新校長に、町田英幸先生が就任しました。長い間を陸上部顧問としてコミュニケーションを取ってきたため、生徒たちからの評判が抜群の町田校長。これからの京華が、どのような教育を目指すのか、具体的なお話をうかがいました。さらに、文武両道を目指す生徒2名にも、学校での生活についてインタビュー。町田校長と生徒が語る“京華らしさ”とは!?

新校長が語る! これが自慢の“京華らしさ”

新しく校長に就任された町田先生に、京華で実現したい教育について語っていただきました。

2016年、京華はさらに進化する!

2015年度 主要大学 合格実績

※卒業生数221名・( )内は現役です。

インターエデュ(以下、エデュ):これからの教育目標や京華の特長についてお聞かせください。

町田校長:本校では毎年のように、国公立だけでなく早慶上理といった難関大学への進学を指導してきました。しかし、今の時代は、大学進学数だけで教育の良し悪しが判断されるべきではないと考えています。“京華”は生徒が主役の学校です。仲間と密な時間を過ごすことができる男子校という環境で、生徒同士が本音で部活動や勉強に打ち込むことで、自分自身を確立していくことを期待しています。

町田英幸校長

「生徒が主役」と語る町田英幸校長

部活動の顧問として長年生徒と深く接してきましたが、彼らはいつも互いを認め合い、大きく成長して卒業していきました。部活動と勉強を両立させる「文武両道」の姿勢は、本校の特長でもあります。多感な青春時代を、勉強や好きなことに一生懸命になって過ごすことができるのが男子校の良いところです。

また、受験のために勉強させるのではなく、生徒自身の頭で考え、世界に向けてその考えを発信していくための教育を実践しています。

エデュ:京華らしさを感じられるメッセージをお願いします。

町田校長:本校では保護者の皆さんとの連絡を密に取り合うことを心がけています。実際に、お父さま・お母さまから直接相談されることもしばしばあります。本校への入学を迷われている方がいらしたら、学校説明会で是非ともお声がけください。そして、生徒の明るくて優しい顔を見てほしいです。京華がどんな学校なのかが分かると思います。

京華に入学して大満足! 充実の男子校ライフ

中学2年生の鈴木くんと、高校2年生の山田くんに、男子校の魅力や、勉強と部活動の両立などについて教えてもらいました。さらには、町田校長についてどう思っているかも直撃! 生徒から見た校長の姿は?

周りの目を気にしないでいい気楽さ

鈴木君、山田君

野球部の中学2年生・鈴木くん(左)と陸上部の高校2年生・山田くん(右)

エデュ:京華を選んだ理由を教えてください。

鈴木君:とてもいい学校だと聞いたのがきっかけです。それに神社巡りが好きで、学校のある文京区は湯島天神など神社がたくさんある場所だから、自分にピッタリな学校だと思ったんです。

山田君:小学校のときから、女子と話すのが苦手だったので、男子校に行くのもありかなと思い、学校を選んでいたところ、塾の先生が「京華が一番合っている」と勧めてくれました。

体育祭

中高6学年を縦割りしたチームで学校行事に挑む

エデュ:男子校の良さは、どのようなところにあると思いますか?

山田君:周りの目を気にしないで、友だち同士で思いっきり盛り上がれるところです。男気があふれているというか、物怖じしないで、やることすべてに一生懸命に熱くなれます。これは、男子校というより、京華ならではかも知れません。

鈴木君:仲良く盛り上がって楽しく過ごせる雰囲気が素晴らしいと思います。学校行事だったら、体育祭では相手チームを抜かしてゴールしたとき、「すごい!」ってみんながほめてくれたりすることも多いです。そういうところに友情を感じます。

町田校長:わが校では、中学1年生のオリエンテーションから始まるたくさんの学校行事で、生徒同士が一緒に何かを体験することを大事にしています。6年間の学校生活で過ごした仲間として、卒業後も長らく交流を続けているという話が実際にあります。

授業風景

学習支援の数々が生徒のやる気を引き出す

エデュ:好きな教科やお気に入りの先生を教えてください。

山田君:数学が好きです。証明問題を最後まで解いた時の達成感が気持ちいいんです。お気に入りの先生も、中1のときから授業をしてくれている数学の先生です。授業がわかりやすいし、困ったときも、親身に相談にのってくれます。

鈴木君:僕は体育の先生が好きです。厳しいけれど、一人ひとりを思ってくれているすごくいい先生です。京華の先生はみんな、本当にいろいろなアドバイスをしてくれるので、この学校に入学できてよかったと思っています。ちゃんと見てくれているのがうれしい!

文武両道の秘訣とは?

全国レベルの成績を残す部活動の数々

全国レベルの成績を残す部活動の数々

エデュ:部活動も一生懸命に取り組んでいるそうですが、勉強との両立はどうしていますか?

山田君:勉強は、毎日2~3時間やっています。たまに遊びに出かけて、気分転換もしています。将来は、工学系か情報系の仕事に就いて、人の役に立つものを作りたいと考えています。その目標のために、世界にも出てみたいので、英語も最低限話せるくらいには上達させたいと思っています。目標をもつことが、部活動と勉強を両立させるコツですね。

鈴木君:自宅が遠くて帰りが遅いので、今は勉強というよりも部活動優先になってしまっています。その分、授業中に教わることをしっかり覚えようと思っているので、先生の話をきちんと聞くようにしていますよ!

町田校長:目標に向かってやり遂げることを学ぶ手段として、部活動への参加を推奨しています。部活動での経験は、高校2年生からの受験期で必ずプラスの力として働くでしょう。

町田校長と生徒たちの距離がぐっと近づく瞬間

町田校長と生徒たちの距離がぐっと近づく瞬間

エデュ:最後の質問です。新しく就任した町田校長について教えてください。

山田君:朝礼のときの話が、心にしみます。生徒全体に話すのではなく、学年ごとに、その学年に合った話をしてくれるんです。それが自分たちにいつもぴったり合った話なので、心にグッときます。

鈴木君:僕も校長の話は、面白いと思って聞いています。はじめはすごく厳しい先生なのかなと思っていましたが、すごく気さくに話せる先生でした!

編集者が見たポイント

インターエデュの掲示板でも、「京華は面倒見が良く、満足度が高い学校と聞きますが、実際はどうなのですか?」という質問を度々見かけます。取材を通し、生徒たちが生き生きと先生の話をする様子や、町田校長が二人に気さくに話しかけている姿を見て、これがその答えだと実感しました。
目を輝かせて「この学校に入学できてよかった」と話す生徒二人が印象的だった今回のインタビュー。「実際はどうなの?」という疑問の答えは、ぜひ学校説明会や公開行事に足を運んで、見つけてみてください。

“京華らしさ”を肌で体験! 今年のイベントは?

町田校長や生徒2名が教えてくれた“京華らしさ”。学校の雰囲気を体験できるイベントが、今年もたくさん用意されています。

イベント名 日程 時間
オープンキャンパス[要予約]
受験生:学習体験プログラム(5教科)
保護者:学校・入試の説明
7月17日(日) 14:00~15:30
ナイト説明会[要予約]
学校の説明・Q&Aタイム
8月26日(金) 18:30~19:30
KEIKAフェスタ[要予約]
学校・入試の説明
学習・クラブ体験プログラム
9月22日(木・祝) 10:00~15:30