有名大に英検で進める! 連携大学を広げる麴町学園女子

有名大に英検で進める! 連携大学を広げる麴町学園女子

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麴町学園女子中学校・高等学校(以下、麴町学園女子)は複数の大学と連携し、特別な入学者選抜で進学できる仕組みを設けている学校です。2021年12月23日、新たに日本女子大学とも協定を結び、独自の推薦制度を設けることが決まりました。こうした大学との連携について、山本三郎校長から詳しくうかがいつつ、実際に高校までの成績と英語力基準で東京女子大学に進んだ卒業生から進路実現までのお話を聞きました。

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新たに日本女子大学も! 東洋大学をはじめ6大学と協定

校長の山本三郎先生
校長の山本三郎先生。「大学進学後に生徒の気持ちがぶれてしまうことがないようにしたい」との思いで高大連携を進めています

インターエデュ(以下、エデュ):このたび、日本女子大学と新しく協定を結んだことについてご紹介をお願いします。

山本校長:日本女子大学と本校とで教育交流、連携活動を進めるほか、独自の推薦制度を2024年度入試からスタートします。「高い学習意欲」「学びへの明確な目的意識」「一定の学力」の評価が得られれば進学できるという仕組みになる予定です。こちらで、東京女子大学、共立女子大学、女子栄養大学、成城大学、東洋大学に続いて6大学目の連携となります。今後も生徒・保護者のニーズに合わせて、連携大学を広げていきたいです。

エデュ:麴町学園女子の高校と大学の連携「高大連携」はどのような取り組みなのかご説明をお願いします。

山本校長:社会に出る22歳の自分のイメージを明確にしながら、高校3年間と大学4年間をつなげた7年間を通して、自立した女性として成長してもらいたいという思いで始めた取り組みです。今の時代、大学受験勉強に明け暮れるよりも、自分の学びたいことをハッキリと決めることのほうが将来活躍していくうえでは大切でしょう。そこで、英検や在学時の成績を基に全ての連携大学の好きな学部学科へ第一志望で入ることができる仕組みをつくったというわけです。

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「必ず第一志望で」「不本意入学ゼロ」の改革

進路選択のために大学を訪れる機会がたくさんあります
大学との連携を進める麴町学園女子では、進路選択のために大学を訪れる機会がたくさんあります。皆さんもきっと自分に合った大学が見つかります!

エデュ:こうした高大連携を行う背景に、現在の大学への進学の在り方に課題意識などはありましたか。

山本校長:麴町学園女子に着任するまで、大阪府で約40年間の教員生活を送ってきましたが、第一志望の大学へ進める生徒はかなり少ないというのが現実でした。反対に、一発勝負の受験の成績によって、特に学びたくない学部学科に進んでしまう生徒、推薦で志望度の低い大学へ進んでしまう生徒を見てきました。こうした不本意入学をなくすことを目標としています。一方で、一般受験と同じように「達成感を持って進学すること」も重視し、連携校への進学には英検の資格取得を条件としています。

エデュ:連携の規模はどのくらいのものなのでしょうか。

山本校長:例えば、本校の「東洋大学グローバルコース」は無試験で80人まで進学できる非常に規模の大きなものです。全国的にも珍しいレベルと言えるでしょう。他大学にも多くの生徒が進学しています。しかし、規模だけでなく、一人ひとりの生徒への進路指導の手厚さにもご注目いただきたいです。志望大学のキャンパスを見学にいき、大学の先生方のお話を聞く機会を必ず設けています。

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「進学に必要な英語力」高める特別な授業スタイル

英語の授業
麴町学園女子の英語の授業はコミュニケーションに重点を置く非常に実践的なもの。生きた英語力が身につきます

エデュ:各連携大学への進学に英語力が必要になるとのことですが、英語教育はどのように進めていますか。

山本校長:「アクティブイングリッシュ」の名で、「学ぶ英語ではなく、使える英語を身につける」ための授業改革を進めてきました。麴町学園女子の英語の授業はまるで国際交流の現場のように生徒同士が英語でコミュニケーションを取り合う空間になっています。授業デザインには東進ハイスクールの安河内哲也先生をお呼びして協力していただいたので、ぜひ注目してほしいです。グローバル化が進み、英語力はキャリア形成にとって重要性を増す今、非常に意義のある改革です。

エデュ:高大連携をはじめ、さまざまな改革を進めてきて、生徒の変化は感じますか。

山本校長:麴町学園女子は素直で大人しい生徒が多い印象ですが、だんだんと積極性が増しているようです。英検に落ちてしまった生徒が本気で悔しがる姿を見て、学校の空気がじょじょに変わってきたのを実感しました。生徒の意欲や自己肯定感をもっと育てていきたいです。

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東京女子大学で実感した「麴町学園女子で培った力」

ここからは連携先の大学に進んだ卒業生の方に進学と在学中のことを振り返っていただきます。

卒業生の沖村実和さん
沖村実和さん(2021年3月卒業)。麴町学園女子に在学中のお写真です。現在は東京女子大学現代教養学部国際英語学科に在学中です

エデュ:麴町学園女子の魅力を教えてください。

沖村さん:英語に特化した学習ができます。4技能をバランスよく身につけて本当に社会で使えるレベルに届きますよ。英検を取得すると大学受験の選択肢が広がるのはとても大きなメリットです。

エデュ:現在ご所属の大学を選んだ理由を教えてください。

沖村さん:東京女子大学は英語を重点的に学べるコースが豊富で、実践的に学べるコースを選んで進学しました。なかなか他大学になかったので、進学できてうれしいです。大学ではネイティブの先生と話す機会が多いのですが、麴町学園女子の英語を経験したおかげで「自分は話慣れているな」と感じます。将来は空港で仕事をするスタッフになりたいです。

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麴町学園女子の先輩後輩が大学でも助け合う

沖村さんがキャンパスツアーで麴町学園女子の生徒を案内している模様
沖村さんがキャンパスツアーで麴町学園女子の生徒を案内している模様。連携先大学で先輩が待っているのも高大連携教育の強みでしょう

エデュ:東京女子大学にはどのように進みましたか。

沖村さん:麴町学園女子の高大連携制度を利用して、英検を取得して、あとは作文と面接で受験しました。作文の添削指導を受けながら、面接の練習もたくさんして準備しましたね。在学時の成績が一定の基準に達していることが求められますが、そこをクリアすれば進学できるというのは大きなメリットだと思います。

エデュ:連携大学に進むメリットを教えてください。

沖村さん:大学と麴町学園女子の先生が情報交換しているので、安心感があります。私は今、麴町学園女子の生徒がオープンキャンパスで大学を訪れたときの案内係を務めていて、麴町学園女子の後輩をサポートしていこうと思っています。わからないことがあれば何でも聞いてほしいし、入学後は履修のことなどもアドバイスしますよ!

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将来を考えながら歩んだスクールライフ

理科の実験
麴町学園女子では本年度から、理科の教育の在り方を改革するプロジェクト「アクティブサイエンス」をスタート。実験を重視したカリキュラムで好奇心や自ら考える力を育み、理系の進路も切り開きます

エデュ:麴町学園女子に在学中、将来のことを考える機会はありましたか。

沖村さん:連携先の大学に団体でオープンキャンパスに行くことがあり、大学の見方が変わりました。また、高校1〜2年生で自分の興味・関心のある事柄について調査して論文にまとめる「みらい論文」という課題があり、自分が社会に出て何がしたいのかを考えるきっかけになりました。

エデュ:最後に受験生へのメッセージをお願いします。

沖村さん:麴町学園女子は一見シャイだけど打ち解けると人が変わったように明るくなる生徒が多かったです。授業でも行事でもみんなで盛り上がれることがたくさんあるので、楽しい学校生活が送れると思います!

編集者から見たポイント

じっくりと進路を選べる麴町学園女子で、生徒の将来までを考える熱意ある先生方が皆さんを待っています。「今はまだ夢が見つからない」というお子さまにこそ注目していただきたい学校です。

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イベント日程

イベント名 日時
第1回 入試直前!学校説明会 2021年1月15日(土) 14:30~
第2回 入試直前!学校説明会 2021年1月23日(日) 10:00~
ミニ説明会&学校見学会 2021年1月29日(土) 10:00~
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