inter-edu’s eye

これまで、イベントレポートで駒込中学校・高等学校の魅力をお伝えしてきましたが、今回は授業に潜入。多くのネイティブ講師が在籍し、国際理解教育にも力を入れている駒込中高の英語授業はどのように展開されているのでしょうか。
気になる授業をレポートしていきます。

休む暇がない!メリハリのある英語授業

中学1年生の英語授業

最初にお邪魔したのは、中学1年生の英語授業。
前半はオールイングリッシュで進められ、英語の歌を歌うことから始まります。この時間が、生徒にとって良いウォーミングアップになっているように感じます。
歌が終わった後は、動画での英語表現の解説が始まり、先生からも英語で質問が投げかけられます。それに対し生徒たちは、間違いを恐れる様子もなく活発に答えていきます。

中学1年生の英語授業

このように「動」の印象を持った授業ですが、後半になると先生は日本語での解説に切り替え、細かい文法解説が始まります。(イングリッシュ・コースの生徒は別枠でオールイングリッシュの文法授業もあります。)
先ほどまで活発に発言していた生徒たちも集中して課題に取り組みます。

この「動」と「静」のメリハリが授業の良いテンポを生み出しているようです。

希望者多数のイマージョン講座

タイラー先生の英語授業

続いては、駒込高校の特徴的な英語授業「イマージョン講座」です。
オールイングリッシュで他教科を学ぶこの授業は、希望制の課外授業ですが、およそ半分もの生徒が希望しているとのこと。
全部で10に分けられたクラスには、それぞれネイティブ教員と日本人教員が2人つき、ほとんどが20人前後での少人数編成になっているため、先生の目が全体に届きます。

タイラー先生の英語授業

「”talking”は”g”を発音しないよ」など、正しい発音のわかりやすい指導も随時入ります。

この日お邪魔したタイラー先生のクラスでは、「病気」や「治療」をテーマにした「保健」の授業が開かれていました。
先生自作のプリントをもとに、グループやペアになって会話を実践。「「薬を飲む」は『drink』ではなくて『take』」など、家に帰ってさっそく家族に披露したくなるような生活に密着した表現がたくさん出てきました。

授業での挨拶

中学、高校それぞれの授業から感じたのは、いずれも生徒たちが授業に積極的に取り組んでいること、そしてテンポの良さ。積極的に発言すべきときと、じっと集中すべきとき、そのメリハリをしっかりと区別できているようです。
授業のはじめと終わりには、必ず合掌での挨拶を行うなどの日々の習慣からも、気持ちの切り替え方が自然と身についているのではないでしょうか。

イベント日程

イベント名 日程 時間
個別相談会
※要予約
12月3日(土) 9:00~10:30
個別相談会 12月10日(土) 13:00~16:00
中学入試説明会
※要予約
12月17日(土) 10:00~14:00
中学入試説明会
※要予約
1月15日(日) 10:00~12:00