給食試食会で分かった！在校生保護者から見た駒込中高の魅力

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仏教的情操教育で他者を思いやる心を育んでいる駒込中学高等学校（以下、駒込中高）。中学校には学校給食があり、受験生親子を対象に給食試食会が毎年開催されています。試食会には多くの在校生保護者も駆け付け、受験生親子のエスコートや配膳を担当。さらに試食の際は同席して参加者と懇談するため、在校生保護者と交流できる貴重な機会として参加者から好評を得ています。そこで今回は、6月に開催された試食会のようすと、在校生保護者が語る学校の魅力をご紹介します。

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なぜ給食？駒込中高の食育

「“いただきます”とは“食物の命を頂戴します”ということであり、これにより人間は生きていける」という考えの下、駒込中高では食育の一環として給食を実施しています。給食以外にも、中1の林間学校での農村体験や飯ごう炊さん。中2の校外学習での田植え体験や農作物の収穫。中3での日光山研修や、高校での比叡山研修など、駒込中高には食事ができることのありがたさを身をもって体験し、感謝する心を育む貴重な機会が多く用意されています。

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参加者300名！大盛況の給食試食会

125組の親子約300名が参加した給食試食会。まずは体育館で校長の河合孝允先生による挨拶や、教頭の本田靖先生による学校紹介がありました。また、高校1年の内進生2名が学校生活について語り、参加者から「生徒の素直な意見を聞くことができてよかった」とよろこばれていました。

試食会の会場へ移動すると、テーブルにはお待ちかねの給食が並びます。鶏肉のノルウェー風、スクランブルエッグサラダ、野菜スープに舌鼓を打つ参加者たち。

同席した在校生保護者との会話を楽しみながら、和やかに食事の時間は過ぎていきます。在校生保護者は「お子さんたちも給食を気に入ってもらえたようで完食していました」「皆さんに笑顔で帰っていただけました」と、参加者の満足したようすを教えてくれました。

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在校生保護者アンケート

給食試食会のサポートを務めた在校生保護者の方々が、親だからこそ知る学校の魅力について大いに語ってくださいました。

食育を含め、仏教教育について感じること

・食事を残さないことやマナーを守ることなど普段の生活のちょっとしたことに活かされていて、我が子を見て感心することがあります。（高1・N 内進生）

・自分を見つめ直したり、周りの友達のことを考える機会を与えてくれる教育だと思います。（中1・N）

・人として大切な感謝の気持ちを教わります。（中1・O）

・精神的に落ち着いて物事に取り組めるようになります。身近なようであまり知らなかった仏教を深く理解できます。（高1・N）

・日本にはいろいろな寺院があるので、そうした場所へ行き、学べるところがよいと思います。仏教の教えを身につけることはとてもよいことではないでしょうか。（中1・N）

入学後のお子さまのようすや成長ぶり

・学校に行くのが楽しくて早寝早起きするようになりました。（中1・K）

・何事にも親を頼りにしていましたが、少しずつ自立してきました。（中1・O）

・小学生のときは大人しくてクラスで目立たない子でしたが、在校生挨拶など“代表役”に選出される中で活躍の場が増えていき、今では積極的に活動するようになりました。（中2・D）

・中学生の頃、少しずつ自分自身を理解しようと励み、内向きだった性格を変えていきました。その際、子どものそばにはアドバイスをくれる先生がいてくださいました。（高2・S 内進生）

・学校の環境のおかげで将来の展望を描けるようになり、やりたいことなど希望が増えたようです。（中1・T）

駒込中高の魅力について

・教育方針がしっかりしていて、落ち着いて授業を受けられます。部活動や行事に活気があります。（高1・N）

・英語を重視しながら学力を伸ばしてくれます。（中1・T）

・これからの教育の在り方について考え、さまざまなことに取り組んでいる学校です。（中1・N）

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編集者から見たポイント

給食試食会の運営を手伝った在校生保護者の数は50名を超えます。保護者の方々は「保護者会以外でクラスのご父兄とお会いできてうれしいです」「先生方や周りの方が優しく対応してくださり、楽しく参加できました」と感想を語っており、ご自身にとって有意義な時間になっていたことがうかがえました。このように在校生保護者の交流や、保護者と先生の交流を間近で見ることができるのは、給食試食会の大きな特典です。次回の開催は10月27日(土)。説明会や公開行事とは違った観点から、親子で駒込中高の魅力に触れてみませんか。