コース・カリキュラム

6ヵ年一貫教育プログラム

フロンティア精神で未来を創る駒込学園の2つのコース制

駒込中学は、併設型中高一貫校の特徴を生かした特色ある2つのコースを通じて、未来を見据えた「一隅を照らす」人物を輩出すべく、高い授業力で生徒を惹きつけ、学ぶ楽しさと知る喜びに満ちた学びを提供します。

プログラム

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本科コース

6年一貫の特徴を生かして、基礎学力を4年間徹底して身につけ、高2・高3の2年間で文系、理系にそれぞれ分かれるコースです(最後の2年間は一部の授業が高入生と混合となる場合もあります)。いろいろな分野に興味や関心がある生徒を待っています。

国際先進コース

3年後の高校1年生から国際教養コース、または、理系先進コースのどちらかにドッキングして進級するコースです。どちらのコースも高校からの入学生との混合クラスになります。「自分はこれが好きだ」あるいは「得意だ」と強く言える生徒を大歓迎します。

Sコース

各分野に興味があり、これから自分の適性を見つけたい → 高1は文理科目双方を広く学び、高2から選択となるカリキュラム

国公立医薬、難関私大を目指したい → 多彩なゼミ・演習で、どのような目標進路にも対応

個性が発揮できる力を身につけたい → クラス数が多く、多彩なロールモデルからキャリアを選択できる

国際教養コース

社会と英語が好きで、世界に飛び出していきたい → 異文化理解教育やAll English授業が充実

将来は海外大学も目指したい → 複数名の海外留学アドバイザー資格を

世界を舞台にして、様々な人々と交流したい → 世界標準カリキュラム(IB的要素)を実施

理系先進コース

数学や理科が好きで、研究者になりたい → 理系・文系科目ともSTEM教育を基盤に、「探究する」授業を展開

技術やモノづくりに興味がある → プログラミングなど、体験・探求型の教育が充実

時代の最先端教育に興味がある → 埼玉大学STEM教育研究センターとの共同授業の実施

次世代育成教育の実践

本校は「ディープラーニング(深層学習)」を導入してその時代対応の改革を今から推進していくため、「国際教養コース」ならびに「理系先進コース」を立ち上げ、「特S・Sコース」と共にAIの時代に自己のライフデザインを描いていける「次世代育成教育」を実践しています。

国際教養コースの教育実践

大学卒業後も見据え、生徒が世界で活躍するために、論理的思考力・多元的な視点・問題探求力を育てる
「異文化理解」「現代世界論」「日本文化概論」など多くの授業で発表やディベートを取り入れ、国内外のあらゆるテーマの教養を身につけ、論理的思考力とプレゼンテーション能力を高めます。加えて「実用英語」授業では、TOEFL対策など、海外の大学進学にも対応できる力を育成します。そして卒業論文で3年間の集大成を行います。

オリジナルの英語教育の実践

他コースよりも英語科目数が多く設定されているだけでなく、TOEFL対策の授業や異文化理解、国際理解の授業はAll Englishで実施するなど、様々な先進的な授業を行っています。例えば、第二外国語としてフランス語を英語で学びますが、これはフランス語の授業ではなく、フランス語と英語の構造を比較し、英語力向上にフィードバックさせるという意図で実施しています。こうした授業は1年生から実践していますが、臆することなく、チャレンジすることが、将来世界で活躍できるグローバル人材に必要なことだと考えています。

国際教養コースの集大成「卒業論文」

生徒は1年次の国際教養コースの特徴的な授業で得た知識や、興味関心を高めたテーマを元に、高3前半までに卒業論文を執筆します。テーマ設定から先行研究の確認、執筆指導まで、生徒と教員ほぼマンツーマンで指導します。中間発表については、生徒が3~5分間のプレゼン動画をタブレットで撮影し全教員がチェックするなど、まさに大学レベルの指導を実践しています。仕上がった論文は論文集にまとめられ、国際教養コースで学んだ3年間がカタチとなって残されます。

理系先進コースの教育実践

「最先端のSTEM教育の実践」
「身のまわりにある課題を解決」するための手段を、STEM(Science:科学、Technology:技術、Engineering:工学、Mathematics:数学)の視点からアプローチする。

日本の代表的なSTEM教育研究機関である埼玉大学STEM教育研究センターとの共同授業を行います。生徒たちは、オリジナルキットとソフトを使ったプログラミングで、身近な課題を実践的に解決していきます。外部コンテストにも積極的に参加し、2018年には有志生徒が「世界の人口増加に伴う食糧不足を解決する『農業支援ロボット』」を制作し、全国大会に出場。また、1年生は「国際STEM CAMP」というフィールドワークを通じて、海外の学生たちと共に被災地の課題を解決するロボットプログラミングに取り組んでいます。

次世代教育の実践

「科学倫理」では、答えのない問いに向き合います。例えば、癌のメカニズムについて学んだ後「内臓を全て入れ替えたら同じ自分といえるか?」などです。この問いを扱う前に「KJ法」などの分類法や、「ロジックツリー」などの思考法、A4サイズ1枚で見やすいパワーポイントを作成すること、プレゼンテーションの方法などを学びます。こうした学びを通じて、様々な分野に関する深い見識とそれらを組み合わせる応用力、および社会的な倫理観を持った人材を育成したいと考えています。

理系先進コースの魅力的な取り組み
学内では「STEM授業」や「科学倫理」の他に、本コースの生徒が興味を持ちそうな職業の方にお話していただく「JOBサロン」や、企業の方を招聘した講座「ミラーレスカメラEOS R分解講座」を実施します。また、地球の17の目標を考える「TOKYO GLOBALGATEWAY」や「Hondaグローバル・リーダーシップ」エントリーなど、様々な学外のプログラムへの参加にも積極的に支援していきます。

S(特S)コースの教育実践

多様な進路に対応したカリキュラムで、生徒の学力と個性、そして可能性を最大限に高める
東京大学や京都大学といった最難関国公立大学に加え、国際教養・理系先進コースの生徒たちが志すどちらの進路にも、Sコースの生徒たちはチャレンジすることができます。高2からの3つの専科コース、そして志望大学の難易度に合わせた多くの対策演習で生徒をバックアップします。
※Sコースの中の上位グレードコースを「特Sコース」として編成します。