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日本大学の付属校としても知られている日本大学明誠高等学校は、約半数以上の生徒が日本大学に進学しています。高い進学率を誇る背景には、進路指導の充実と大学と連携した取り組みなど付属校ならでは強みが隠されています。今回は、付属校の魅力に迫ります。

日本大学への最新の進学状況と傾向

日本大学への最新の進学状況と傾向

日大明誠では毎年、半数以上の生徒が日本大学に進学しています。平成27年度の実績は、文理学部がもっとも多く、次に法学部と理工学部が続きます。そのほかにも生物資源科学部や国際関係学部、経済学部など総合大学らしく多岐にわたっていることが分かります。
近年の傾向としては、多様化する社会や加速度を増す時代の変化に伴い、「根幹」となる志望先を選択する傾向にあるようです。たとえば、経済学部なら経済学科、というように、将来どのような分野に進んでも対応できるよう進路を選択している生徒が目立つそうです。また、理系では、東京オリンピックの影響もあり、建築系気工学科や機械系学科の人気も高まっています。

付属校ならではのメリットとは?

付属校ならではの進学方法

進学においてのメリットでは、一般受験よりも日本大学へ遥かに進学しやすいことが挙げられます。付属校からの推薦入試では、学部などにより提示された募集人員や推薦要件などに基づき、推薦者を決定します。推薦入試で進学する生徒がほとんどなので、受験勉強に多くの時間を費やすことはありません。また、教員との信頼関係や平常の授業を大切にするので、良い人間性をはぐくむこともできます。

日本大学との連携

日本大学との連携

多くの学部、学科がある日本大学と連携した場があるのも付属校ならではのメリットです。6月下旬には、文化祭で理工学部によるロボット等の実演のほか、生産工学部による特別授業も行われます。また、7月に行われる「日本大学学部説明会」では、校内に12学部が集まるので、ブース形式でそれぞれの学部で学べる内容を知ることができます。そして11月には、日本大学の学部長や教授による講演会も開催。進学を希望する大学の関係者と密に触れ合うことで、生徒たちは、幅広い学部の話を聞けるだけでなく、大学を身近に感じ、大学での生活をイメージしやすくなるというメリットもあります。

日本大学の付属が大集結!NU祭

NU祭

日本大学の16の学部、25の付属校が集まる全学文化行事「NU祭」も付属校の魅力です。付属校同士の交流をはじめ、全学を挙げて募金を行う「エヌドット募金」やビデオ発表会など、大学生、高校生が一緒に活動する企画もあります。さまざまな活動を通して日本大学という大きなつながりを実感することができます。
また、発表を通してほかの付属校の文化祭の様子を知ることができるのも、生徒たちにとって良い刺激となり、高校生活がさらに活気づくようです。

編集者が見たポイント

高校生のうちから大学で学べる内容を具体的に知ることができるのは、付属校ならではのメリットですね。また、大学生との交流を持てることも、将来への意識の持ち方に良い影響を与えそうです。大学進学後のイメージを強く描けることで、生徒たちは大学に入学してからも高い目的意識を持って学ぶができるのではないでしょうか。

イベント日程

イベント名 日程
第1回オープンスクール 7月30日(土)
第2回オープンスクール 8月7日(土)
第3回オープンスクール 8月20日(土)