inter-edu’s eye

これまでの連載で、生徒会の活躍や大学と連携した授業などを紹介してきましたが、百聞は一見に如かず。今回は、真夏のさなかに行われた日本大学明誠高等学校(以下、明誠高校)のオープンスクールに足を運び、リアルな学校の様子を見てきました!

中学生なのに大学の授業を体験できる

オープンスクールでの特別授業

前回の連載で紹介したように、日本大学の付属校である明誠高校では、大学と連携した特別授業が行われています。オープンスクールでは、その大学の授業を体験できるのも魅力です。

体験授業の理科、葉脈標本作り

明誠高校の体験授業は理科を見学。ヒイラギの葉で、葉脈標本を作りました。

模擬授業を担当したのは、日本大学生産工学部マネジメント工学科の水上祐治先生。授業は、今、世の中で注目されている「イノベーション」という言葉を、『Pokémon GO』やオリンピックの話題と絡めて説明するものでした。「僕もそうですが、日本大学の先生は、一度世の中に出て実地を学び、大学に戻った方が多いです。実際の現場を知っているので、社会に出て役立つ、リアルな話を伝えられるのが魅力です。」と水上先生。参加した受験生も「分かりやすくて、楽しかった!」と話していました。

オープンスクールでは生徒会が大活躍

臨機応変に対応する生徒たち

明誠高校を陰で支える存在、それが生徒会です。オープンスクールでもその活躍ぶりを間近で見ることができました。

受付へ案内する生徒たち

バスを降りた受験生に、「おはようございます」とチラシを配り、受付へ案内。

受付では一人ひとり丁寧にお声がけします。

受付では「あちらで飲み物を配っています」と一人ひとりに声をかけていきます。

試行錯誤した学校生活を紹介するスライド

学校生活を紹介するスライドも生徒会が作成。短時間で魅力を伝えるのが大変だったとか。

反省会では先生も加わり話し合います。

終わった後は反省会。「臨機応変に!」と先生。いや、みなさんできていましたよ!

会場内の誘導も生徒会の仕事。参加者のおみやげともなる、理科の標本づくりが予定よりも延びてしまったときは、「後は私たちがやって、次の会場に持っていきますね!」と臨機応変に対応していたのが印象的でした。

生徒会は“成長できる場”

今回のオープンスクールでは、昨年、生徒会を潜入取材した際、当時1年生だった副会長の若林さんを発見! そこでインタビューをお願いしました。

副会長の若林さん

インターエデュ(以下、エデュ):お久しぶりです! 生徒会に入って1年、成長したことを教えてください。

若林さん:人前で話すのが少し苦手だったのですが、すれ違った人に挨拶をするなど、基本的な社会マナーを学べました。生徒会は“成長できる場”だと思います。

エデュ:オープンスクールのやりがいは、どんなところにありますか?

若林さん:アンケートで「生徒会の対応が良かったので、明誠高校を息子にすすめたいと思いました。」という意見をいただくと、生徒会をやっていてよかったと思います。私も生徒会に憧れて入学したので、自分がそういう存在になれていると思うと、とてもうれしいです。

体験授業の理科、葉脈標本作り

文武両道は明誠高校の魅力の一つ。オープンスクールの際は、部活動ブースにもぜひ!

さらに若林さんには、準備が大変だったという部活動の相談ブースも案内してもらいました。紹介する写真を撮りたいと話すと、すかさずたくさんのメンバーを集めてきてくれました!

頼もしく成長した若林さんの姿に、自主性が育つ「明誠らしさ」をまたひとつ感じることができました。

イベント日程

イベント名 日程
第1回入試説明会 10月15日(土)
第2回入試説明会 11月5日(土)
オープンスクール・ファイナル 11月26日(土)