初代×第60期生 日大明誠・生徒会長対談

初代×第60期生 日大明誠・生徒会長対談

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日本大学創設70周年記念事業の一環として1960年に開校した日本大学明誠高等学校(以下、日大明誠)は、2020年に開校60周年を迎えます。そこで今回は、初代生徒会長にお越しいただき、初代×現役の生徒会長対談が実現。世代を超えて日大明誠の魅力について語り合います。

2人の生徒会長が初顔合わせ

対談するのは、初代生徒会長の初道正守さんと、現・生徒会長で高2生の飯田航輝くんです。

初道さんと飯田くん
左:飯田くん 右:初道さん

インターエデュ(以下、エデュ):まずは入学のきっかけを教えてください。

初道さん:中3生のとき日大明誠開校のニュースを知り、当時生徒会長をしていた私は「1期生として入学したらすぐ生徒会長になれる!」と思い、入学を決めました。

飯田くん:僕は大学付属を条件に高校を探していて、単願推薦で入学しました。学校説明会に参加したとき、受験生を誘導する生徒会の対応が格好よく、先輩方が輝いて見えたので、入学後は迷うことなく生徒会に入りましたね。

エデュ:お二人は小学校で児童会長を、中・高でも生徒会役員をしたという共通点があります。

飯田くん:幼稚園時代から目立つことや人前で喋ることが大好きだったので、会長には常に立候補してきました。

初道さん:実は子どもの頃、人前に出ることが大嫌いで…。

飯田くん:そうだったんですか!?

初道さん:でも小学生のとき、いずれ社会に出るのだから多くの経験を積み、人前で話せるようにならなくてはと思い、意を決して児童会長に立候補したんです。そこから内気な性格が変わりましたね。

受け継がれてきた「生徒主体」の伝統

エデュ:初道さんは生徒会長としてどんな高校時代を過ごされましたか。

初道さん:私は生徒会長を2年半務めました。開校したばかりの日大明誠には活動する部が1つもない状態だったので、学校らしく体裁を整えようと生徒を集めては野球部や柔道部、文芸部や山岳部などを創っていきました。ただ、初年度の入学者は60名程度と少なく、部員が足りないので、生徒会長の仕事の傍ら、私が各部をかけもちして活動をサポートしていましたよ。

初道さん
真っ赤なスーツ姿で颯爽と登場した初道さん。日本大学法学部へ進学後、家業を手伝いながら日大付属校で講師を務めたほか、学生運動や、ボーイスカウトの活動に邁進。大学卒業後は、「必要とされていたにも関わらず、周りに教える人がいなかったから」と、ボーイスカウトで性教育の指導をご担当。その活動が認められ、やがて日大に籍を置き、大学の大講堂でも講演を行うようになったそうです。

エデュ:生徒会長が創部の指揮を執っていたとは。生徒主体をモットーとする日大明誠の伝統は、開校時から受け継がれているものなのですね。

飯田くん:学校行事は生徒会を軸に生徒みんなで作り上げているので、初道さんの行動には明誠スピリットを強く感じます。生徒会としてテーマ決めから開催まで行事の全工程を取り仕切ることは大変ですが、生徒会以外の生徒もどんどん意見を出して全力でこちらにぶつかってきてくれる。だから文化祭や体育祭など、どの行事もすごく盛り上がるし、生徒主体で運営できていると実感しています。

飯田くん
希望の進学先は日本大学法学部だという飯田くん。「法学部への進学は、刑法に興味があるからです。ただ、旅行も好きなので将来は旅行関係の仕事に就きたいですね。自分が関心のあることは何でもやりたいと思っています」と目を輝かせていました。

初道さん:私がいた当時は人数が少なかったから学校で体育祭ができなくて。みんなで都内まで行って、日本大学の学生が運営する付属校の体育祭に参加していたんですよ。学校の敷地にある山にはすぐ雑草が生えるから運動部の部員と毎朝草むしりをしたり、卒業アルバムの制作のために代表して私が都内まで出向いたり。生徒会長として日々フル稼働していたけど、毎日楽しくて、つらいと思ったことなんてありませんでした。

飯田くん:これまでを振り返ると、僕も思い出の全てに生徒会が関わっています。

初道さん:今の明誠生はとても行儀がいいですね。そのほかは今と昔の生徒に大きな違いは感じません。

テニスコートの横にある池に生息しているモリアオガエル
テニスコートの横にある池には、天然記念物の「モリアオガエル」が生息しており、自然科学部の活動場所の1つになっています。この池は、かつて初道さんが敷地内整備で掘った穴に水が溜まってできた池。卒業後も来校し、日大明誠と関わりを持っている初道さん。先生から依頼を受け、一時は自然科学部の活動にも参加していたそうです。

生徒会長のお悩み相談

エデュ:飯田くんには生徒会長ならではの苦労や悩みはありますか。

飯田くん:生徒会の仕事がとても多く、終わらせるためには朝早くから夜遅くまで活動しなければなりません。初道さん、状況を変えるにはどうすればいいでしょうか。

初道さん:一人で全部やろうとすると時間はかかるし頭がパンクしてしまうから、仲間をたくさん作り、自分が中心になってみんなにも動いてもらうといいね。ぜひとも生徒会のメンバーには、受験生に「明誠って面白いよ」「こんなに自然に恵まれて、心にゆとりを持って過ごせる学校はほかにないよ」とアピールする雰囲気作りをしてほしい。

初道さんと飯田くん

飯田くん:分かりました。初道さんがおっしゃる通り、日大明誠なら都心にはない落ち着いた環境で充実した3年間を送れると僕も思っています。また、先生がとてもフレンドリーで、生徒との距離が近いところが魅力なので、そうした部分も伝えていければと思います。

エデュ:初道さん、飯田くん、本日はありがとうございました。

編集者から見たポイント

学校の敷地内には初代校長の永田菊四郎先生が植樹した梅の木が並び、春には花を咲かせ、6月には実をつけます。過去のエデュログでは茶華道部の部員が梅ジュースを作った記事が紹介され、今回の対談では、初道さんが梅の実のおいしさや、梅の実を通した在校生との交流を語ってくだいました。初道さんと飯田くんが胸を張って語る恵まれた環境は、画像や文章ではなかなか伝えきれません。興味のある方は、公開行事や説明会にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。飯田くんら生徒会メンバーが笑顔で受験生を出迎えてくれることでしょう。

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