兄妹で明誠生! 兄・妹・保護者が語る学校の魅力
inter-edu’s eye
今年度、開校60周年を迎えた日本大学明誠高等学校(以下、日大明誠)には、兄弟はもちろん、親子三代で通うご家庭もあるといいます。連載第1回の新入生インタビューに登場した足立さんも2人の兄が明誠OBで、うち1人は教師を志し、昨秋に日大明誠で教育実習を行いました。そこで今回は、在校生の兄妹とその保護者の方に、それぞれの視点から学校の魅力を語っていただきました。
基礎学力到達度テストで高得点をマーク! 希望の進路を実現した高3生
卒業間近の兄・高畑旦(あさひ)くんに3年間の学校生活を振り返っていただきました。
一番の思い出は修学旅行
インターエデュ(以下、エデュ):日大明誠を志望した理由を教えてください。
旦くん:塾や学校の先生から「大学進学を考えるなら付属校がよい」と勧められたからです。希望の付属校を絞って見学したところ、日大明誠では在校生が元気に挨拶してくれて、その雰囲気のよさに惹かれました。自然が多い環境も魅力でしたね。
エデュ:3年間を振り返って、印象に残っていることは何ですか。
旦くん:オーストラリア修学旅行です。友達と一緒に海で遊んだり、街で買い物をしたりと、とにかく楽しかったです。選択制のアクティビティは「キャッチクラブ」で、船上でカニ料理を食べた後、船長が吹くハーモニカの音色を聴きながら夕日を眺めました。
担当教科への愛が深い個性的な先生たち
エデュ:進路は決まっていますか。
旦くん:日本大学文理学部哲学科へ進学します。
エデュ:どうして哲学科を志望したのですか。
旦くん:高2のとき、現・校長で当時教頭だった土屋明彦先生から倫理を教わったことがきっかけです。倫理は文系の2年生必須の授業で、ギリシャ哲学や近代哲学、イスラム教や仏教について学びます。この授業が面白くて哲学に興味を持つようになり、哲学科、史学科、国文科のいずれかで大学進学を考えるようになりました。
その後、高3の基礎学力到達度テストの結果がよく、希望の学科を選べることになったので、土屋先生や、哲学科出身で担任の小林泰一先生に話を聞いて、国語や歴史の先生には国文科や史学科のことを聞いて回りました。どの先生も熱心に、大学では具体的にどんなことを学ぶのかを教えてくれて、熟考の末に哲学科に決めました。
エデュ:日大明誠の授業や先生について聞かせてください。
旦くん:日大明誠の先生は担当教科への愛がすごく深くて、どの授業も面白いです。たとえば土屋先生は、倫理の授業でお坊さんが持つ警策(座禅中に修行者の肩を叩く棒)など、「どこで手に入れたんだ!?」と思うような道具を持ってきて見せてくれました。数学の中川正基先生は熱血漢で、授業中に人生訓を語るんです。たまに道徳の授業みたいになりますが、本気で伝えようする姿勢に心を打たれて、みんな真剣に聞いていましたね。
先生の名前を挙げていったら一人ひとりのエピソードがどんどん浮かんでくるくらい、個性的な先生がたくさんいました。僕は将来、大学の教員になりたいと思っていて、教職を志すにあたり日大明誠の先生には非常に影響を受けています。
家族でサッカー部の全国大会を応援! スポーツが好きな高1生
妹の高畑晃(きらり)さんに学校生活を語っていただきます。
オープンスクールと部活動見学で入学を決意
エデュ:入学のきっかけは何ですか。
晃さん:オープンスクールに参加したとき、在校生が明るく挨拶してくれて、安心して通える雰囲気のよい学校だと思ったからです。また、中学校で励んでいたバドミントンを高校でも続けたかったので、オープンスクールとは別の日に部活動の見学に行きました。すると、見学だけのはずが練習にも参加させてもらえて、そのとき先輩たちが優しく接してくれたので、「この学校に行きたい!」と気持ちが固まりましたね。
昨年度、サッカー部が全国大会に出場したときには家族で会場まで応援に駆け付けました。観客席はダンス・チア部のパフォーマンスや吹奏楽部の演奏、在校生の応援ですごく盛り上がっていて、「団結力があって素敵な学校だな」と感じました。
エデュ:お兄さんは学校について、どのように話してくれましたか。
晃さん:自分の進路をしっかり考えられる学校だと言っていました。
エデュ:実際に入学してみて、学校生活はどうですか。
晃さん:勉強も部活動も楽しく、友達がたくさんできて毎日充実しています。10月の体育祭では選抜リレーに出場することになり、同じチームの先輩とバトンパスの練習をしました。11月の文化祭では、友達と一緒に先輩のクラスの出し物を見に行きました。行事を通して、たくさんの先輩と交流できて嬉しかったです。
エデュ:学校生活で楽しみなことは何ですか。
晃さん:修学旅行です。あと、スポーツ観戦が好きなので、サッカー部やラグビー部、テニス部や野球部などの試合の応援に行きたいです。
エデュ:いま一番熱中していることを教えてください。
晃さん:部活動です。目標はダブルスと団体戦で関東大会に出場することです。
子どもを助ける存在に憧れて
エデュ:勉強や進路について聞かせてください。
晃さん:看護師になりたいので、数学や生物の勉強に力を入れています。幼い頃、入院した私に優しく接してくれた医療従事者に憧れて、私も小さい子どもを助けられる存在になりたいと思うようになりました。
兄からは、希望の進路を実現するには日々の積み重ねが大事だとアドバイスがあったので、家で生物の教科書を読んだり、数学の問題を解いたりしています。
エデュ:受験生へのメッセージをお願いします。
晃さん:日大明誠は、生徒はみなフレンドリーで、先生には質問や相談がしやすいです。勉強と部活動を両立でき、毎日安心して通うことができる学校ですよ。
息子と娘を通わせて分かった学校の魅力
最後は、旦くんと晃さんのお母さまにお話をうかがいます。
エデュ:お二人は学校生活について、どんなことを話しますか。
お母さま:兄は授業のことが多く、先生方の経験談を聞かせてくれます。妹は部活動のことですね。先輩方の後輩への優しく、ときには厳しく、そしてモチベーションを上げてくれる指導力について話してくれます。
エデュ:日大明誠には、どのような先生が多いと感じますか。
お母さま:とても明るく、自由で、熱心な先生が多いと思います。
エデュ:保護者から見た学校の魅力を教えてください。
お母さま:豊かな自然に囲まれ、伸び伸びとした教育環境があることです。また、学校の組織力とリーダーシップによってさまざまな事態に対応できる体制があることや、日大への進学率の高さも大きな魅力だと感じています。
エデュ:お母さま、旦くん、晃さん、ありがとうございました。
編集者から見たポイント
日大明誠に兄弟や親子で通う生徒が多いのは、高畑さんご家族のように、学校や先生を信頼しているご家庭が多いことを表しています。
コロナ禍で思うように訪問できない時期には、各学校の先生が発信するエデュログがおすすめです。日大明誠のエデュログは、たくさんの画像とともに部活動や行事、日々の学校生活のようすが紹介されていて読み応え十分! 更新頻度が高いので、ぜひチェックして学校の雰囲気を感じてみてください。
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