東大・一橋大の合格者を生む“明星の教育”

東大・一橋大の合格者を生む“明星の教育”

inter-edu’s eye

前回(連載第1回)でご紹介した東大合格者の後藤くん、一橋大合格者の沢井くんのインタビューに続き、先生方の視点から生徒の希望を実現させる明星中学校・高等学校(以下、明星)の教育についてお話をうかがいました。彼らが在籍していたMGS(Meisei Global Science)クラスではどのような進路指導やサポートが行われているのか、詳しくお伝えしていきます。

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生徒に寄り添うサポート&進路指導に注目!

3月にはMGSクラス創設2年目の生徒たちが卒業を迎えました。進路指導主任という立場で生徒たちをサポートした松田先生にお話をうかがいました。

「国公立大学は5教科7科目をバランスよく学習して土台をしっかりと作り、質の良い学習をじっくりと積み重ねていくことが大切」と話す松田先生。
「国公立大学は5教科7科目をバランスよく学習して土台をしっかりと作り、質の良い学習をじっくりと積み重ねていくことが大切」と話す松田先生。

エデュ:前回の生徒インタビューでマンツーマン指導がよかったという声がありましたが、貴校ではどのようにマンツーマン指導を取り入れているのでしょうか。

松田先生:授業で補いきれない、ハイレベルな学習をサポートするために行っています。特に東大や一橋大などを目指す生徒には“対話”が欠かせません。問題に対してどうしてその答えに至ったのかなどを掘り下げ、プロセスを共有することが重要なのです。
各教科で国公立の入試に精通した先生方が在籍しているので、チームワークを活かしたアプローチができるのも強みですね。

エデュ:マンツーマン指導におけるエピソードや指導の工夫について教えてください。

松田先生:指導で大切にしているのは、生徒の個性に寄り添うことです。例えば、後藤くんは論理的な考え方をするタイプだったので、彼が答えにたどり着くまでの工程を説明してもらってから、アドバイスを行うようにしていました。また、沢井くんの場合は、彼の学習センスが活かせるペースメーカーのような役割を担っていましたね。
その他は、推薦入試に必要な「志望理由書」の作成もマンツーマンで対応します。東京医科歯科大を目指していた生徒がいたのですが、約一か月をかけて何度も添削をして、生徒の個性を尊重した内容の「志望理由書」を目指しました。やる気のある生徒にはとことん向き合いますよ。

エデュ:進路指導主任という立場で生徒とコミュニケーションをとる際に、心がけていることはありますか。

松田先生:生徒と話をするときは、マイナスな部分を指摘するよりもプラスの部分に着眼するようにしています。学校は塾と違って生徒とともに生活をする場です。その生活の中で見える生徒のよいところをどれだけ伸ばせるかが大切だと思っています。
生徒個人の性格、考え方を理解することはもちろん、誰と仲が良いのか、どんな発言をするのか、鉛筆の握り方一つでも個性がでます。そういった些細なことも見落とさずに生徒を理解して、進路指導を行うようにしています。

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さまざまな体験によって生徒の“考える力”を伸ばす

MGSの進路指導主任や学年主任などを務めてきた藤井先生と、後藤くん、沢井くんの担任を務めた英語科の猪狩先生にインタビューを行いました。

「自ら情報を集めて考える力をつけることで、生徒は進路と真剣に向き合えるようになるのです」と語る藤井先生。
「自ら情報を集めて考える力をつけることで、生徒は進路と真剣に向き合えるようになるのです」と語る藤井先生。
「生徒と廊下ですれ違うときは、いつも面談だ! という気持ちで生徒に声を掛けています。挨拶だけで終わらず、生徒の懐に入る会話でコミュニケーションをとることが必要だと思っています」と話す猪狩先生。
「生徒と廊下ですれ違うときは、いつも面談だ! という気持ちで生徒に声を掛けています。挨拶だけで終わらず、生徒の懐に入る会話でコミュニケーションをとることが必要だと思っています」と話す猪狩先生。

エデュ:進路指導において早い段階から取り組まれたことはありますか。

藤井先生:まずは大学や学部学科調べを生徒が自分できっちりできることを重視しました。高校1年生の段階で「学部学科とは何か」ということから教え、進路を考えるためのスキルを身に付けます。沢井くんや後藤くんたちの学年から総合学習の時間が増えて、進路学習にあてられる時間が増えました。これまで教員が情報を与えるスタイルだったのが、生徒自ら考えて情報を得ていくスタイルにシフトできたと思います。

エデュ:国際社会で活躍できる人材を目指すMGSクラスですが、国際教育で生徒に大きな影響を与えていると感じる取り組みはありますか。

猪狩先生:後藤くんと沢井くんも参加した海外研修「ボストンリーダーシッププログラム」は短期間で非常に生徒を成長させると感じます。MGSクラスの希望者が参加をするのですが、ハーバード大学やMIT(マサチューセッツ工科大学)の訪問などにより、世界への興味や視野を広げることができます。私も彼らに同行したのですが、出会う人、行うプログラム、訪問する先もすべてが一流。研修を終えた生徒たちは、考え方がグローバルになっていて、「英語は何かを成しえるためのツールだ」という意識が芽生えていますね。
また普段からグローバルな視点を持ってもらうために、授業で世界の貧困問題や水不足を伝える映像を見せるなどして、世界の問題について考える機会も与えています。そういった小さな積み重ねも大切だと思っています。

英語によるディベートなど、ハイレベルなミッションが与えられる海外研修「ボストンリーダーシッププログラム」。難題を共に乗り越えた生徒たちは一体感も高まります。
英語によるディベートなど、ハイレベルなミッションが与えられる海外研修「ボストンリーダーシッププログラム」。難題を共に乗り越えた生徒たちは一体感も高まります。
グローバルな視野を生む明星の国際教育 ≫

エデュ:MGSクラス2期生の卒業を迎え、進学実績には大きな成果が現われていますが、指導方針や取り組みに何か変化はありましたか。

藤井先生:高校と大学の連帯を強化したことが大きいですね。明星大学は総合大学で学部が多いので、学部紹介やオープンキャンパスなどに参加することで、生徒の大学に対するイメージが具体化されたと思います。また、電気通信大学にも模擬授業を開催してもらい、ロボットを動かすプログラミングなどを体験したのですが、それをきっかけに電気通信大学に進学を決めた生徒もいました。
さらに、2期生は生徒の能力や進路別に応じた受験が叶うように、推薦入試に力を注いだことも国公立大学合格者数を増やせた要因だと思います。

エデュ:生徒たちに厳しい受験を乗り越えて、どのように成長してほしいと考えていますか。

猪狩先生:私が生徒たちに必ず言うことは、“人助けができる人になってほしい”ということです。自分の試練を乗り越えられないようでは、もちろん誰かを助けることもできません。大学受験という試練に打ち勝って自分を磨き、進学後も人の役に立てる知識やスキルを身に付けていってほしいと願っています。

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編集者から見たポイント

生徒が叶えたいと思う進路にとことん寄り添い、個人に合った指導を見出してくれる学校の柔軟なサポート体制は、面倒見のよい明星らしい魅力です。将来を自分で考えて決断する力を養う進路指導は、大学進学後にも必ず役立つはず。優れた国際教育を受けて旅立つMGSクラスの生徒たちには、ぜひ世界を舞台に活躍してほしいと思います。

イベント日程

イベント名 日程
第4回 中学校説明会 2020年9月12日(土) 14:00〜
第5回 中学校説明会 2020年10月17日(日)
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