次世代に必要な力を育む! ユニークな2つの新入試

次世代に必要な力を育む! ユニークな2つの新入試

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目白研心中学校・高等学校(以下、目白研心)は2020年度の入試で「英語スピーチ入試」と「適性検査対応型入試」を実施します。入試の目的や受験生に求められる力について、入試広報担当の先生と今年度「英語スピーチ入試」に合格した中学1年生のインタビューを交えながら、その内容に迫ります。

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他校とは異なる「英語スピーチ入試」と「適性検査対応型入試」

目白研心では2科・4科の一般入試・特待特別入試に加え、個々の持つスキルや考え方などを多角的に評価する「英語スピーチ入試」と「適性検査対応型入試」を設けています。

英語スピーチ入試
150〜300語程度の英語スピーチと、英語で質疑応答を行う面接形式の試験を行います。スピーチ内容には自分の主張と、具体的な主張理由が2つ以上求められます。テーマは学校公式ホームページで事前に発表され、試験の際にはスピーチ原稿の持ち込みが可能です。

適性検査対応型入試
公立中高一貫校で出題される適性検査Ⅰ・Ⅱに対応した試験です。論理的思考力、推理力、計算力を問う30分の筆記試験と、「AI・ロボットに代替の効かない力」を問う80分のワーク・発表形式の試験を行います。個人の発表やグループワークでの意見交換などを総合的に評価します。

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目白研心が求める生徒像と入試対策

入試について、入試広報担当の阿久津先生にお話をうかがいました。

インターエデュ(以下、エデュ):「英語スピーチ入試」と「適性検査対応型入試」を導入した理由を教えてください。

阿久津先生:本校ではコミュニケーション力と問題発見・解決力、自己肯定力の3つの力を身につけることを目標にしています。この教育理念をもとに、多様な文化を持つ他者とコミュニケーションをとる力を持つ生徒を募るため、「英語スピーチ入試」を実施しております。本校は英語による発信力を重視したカリキュラムを組んでいるので、入学後も生徒の英語力を存分に伸ばすことができます。
「適性検査対応型入試」は自己肯定力を持ち、次世代を牽引する力を持った生徒に入学してほしいと考えて実施しております。公立中高一貫校で行われている適性検査に対応した形ではありますが、本校独自の視点から思考力、判断力、表現力を評価する試験になっています。

中学3年次に選択できるSECコースでは、2度の海外留学でコミュニケーション能力を伸ばすことが可能。
中学3年次に選択できるSECコースでは、2度の海外留学でコミュニケーション能力を伸ばすことが可能。
毎年2月に行われる英語スピーチコンテストなど、アウトプットの場も豊富。
毎年2月に行われる英語スピーチコンテストなど、アウトプットの場も豊富。

エデュ:「英語スピーチ入試」の対象者と受験対策を教えてください。

阿久津先生:帰国生や英会話を習っている生徒を対象としています。英語の発音や理解力は評価対象ですが、あくまでコミュニケーション能力を測る試験です。明るく元気に、自分の意見とその理由を相手に伝えるという意識を持って臨んでください。

エデュ:「適性検査対応型入試」はいかがですか。

阿久津先生:試験のテーマはその場で発表されるので、柔軟な発想力のある生徒におすすめです。都立高の適性検査対策をしている方も併願しやすいと思います。自分の意見を発表する練習を行い、筆記試験は過去問をチェックして対策してください。

エデュ:これらの入試で合格した生徒はどのような生徒が多いですか。

阿久津先生:人前に立つことに抵抗がなく、リーダーシップをとれる生徒が多いです。「英語スピーチ入試」に合格した生徒は英語だけでなく、他教科でも実力を発揮しています。

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自分の強みを生かして合格! 中1生にインタビュー

今年度「英語スピーチ入試」に合格したA.Kさんに、受験したきっかけや学校生活についてお話をうかがいました。

エデュ:目白研心を受験したきっかけや英語スピーチで入試に挑んだ理由を教えてください。

A.Kさん:母と兄の母校に私も通ってみたいと思い、受験しました。アメリカで暮らしていたので英語力には自信があり、自分の強みを活かせると感じて「英語スピーチ入試」を選択しました。

エデュ:受験するにあたり、どのような対策をしましたか。

A.Kさん:スピーチ原稿を塾の先生やアメリカの知人に添削してもらいました。完成した原稿は毎日音読して、当日に備えました。

エデュ:実際に通ってみて、目白研心での学校生活はいかがですか。

A.Kさん:学習環境が整っていて、前向きに勉強に取り組むことができます。英語力をさらに伸ばし、英検1級に合格したいです。部活は剣道部に所属していますが、大会でいい成績を残せるよう日々厳しい稽古に励んでいます。これからも学業と部活を両立するように努めて、将来は看護師になりたいと思っています。

朝の確認テスト(基礎力定着プログラム)など、弱点を積み残さないフォローも充実。
朝の確認テスト(基礎力定着プログラム)など、弱点を積み残さないフォローも充実。
学校の中の予備校、学習支援センター。いつでも先生やチューターに質問が可能。
学校の中の予備校、学習支援センター。いつでも先生やチューターに質問が可能。
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編集者から見たポイント

グローバル教育や大学入試対策に定評がある目白研心。次世代に対応する力を育てることで更なる躍進が期待できそうです。「英語スピーチ入試」は私立校と、「適性検査型対応型入試」は公立中高一貫校と出題形式が似ているため、併願がしやすくなっています。どちらも入試前日までインターネット出願が可能なので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

今後のイベントスケジュール

中学校

イベント名 日時
第10回 説明会 2020年1月11日(土)10:30〜
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