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武蔵野中学高等学校(以下、武蔵野)では、充実した独自の英語教育を用意し、グローバル時代で活躍できる「国際人」の育成を目指しています。今回は、中高一貫生の生徒3人と英語科の先生にインタビュー。武蔵野の英語の教育の特徴や、英語が好きになり、英語力が向上する秘密に迫りました。

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英語に強い! 武蔵野の教育の秘訣とは?

LTEの授業

加藤 万実 先生(左):中高一貫の「インテンシブステージ」で英語を担当
草間 壱颯くん(中央左):中高一貫の中3生。柔道部に所属
堀之内 堅也くん(中央右):中高一貫の高1生。ダブルダッチ部に所属
久保 千尋さん(右):中高一貫の高2生。今年1月から4月まで、ニュージーランド研修を経験

英語に強い! 武蔵野の教育の秘訣とは

インターエデュ(以下、エデュ):まずは、武蔵野の英語教育について教えてください。

加藤先生:武蔵野では独自にLTEという英語プログラムを実施しています。LTEとは、Learning Through Englishの頭文字を取ったもので、英語を学ぶというより「英語で学ぶ」授業です。日本で起こっている時事問題など、身近なトピックについて生徒自らが英語で調べて、英語で発表します。週に6時間、ネイティブの先生とともに授業を進めていきます。

エデュ:LTEでの成果を実践する場として、どのようなものがあるのでしょうか。

加藤先生:LTEで培った英会話やコミュニケーション力を日本で使う機会は限られていると思います。そこで実践の場として高1の1月~高2の4月の3か月間、ニュージーランドで語学研修を行っています。これまでは希望者のみの参加でしたが、草間くんがいる現中3の代からはインテンシブステージの必修になります。

加藤先生
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英語教育の実践の場! ニュージーランド研修

エデュ:久保さんはニュージーランド研修にもう行かれたんですよね?

久保さん:はい! 本当に行ってよかったと思います。最初の1週間は全員で語学学校に通ったのですが、慣れない環境とネイティブの発音に戸惑い、3日間はホームシックでした。その後、ハミルトン郊外の共学校に通うようになって、慣れてきてだんだん英語が聞き取れるようになると、言葉が分かるからか、自然と不安感がなくなりました。普段からネイティブの先生と触れ合っていたおかげで、耳が鍛えられていたんだと思います。

久保さん

エデュ:帰国後の変化について教えてください。

久保さん:英語が格段に分かりやすくなっていて、ネイティブの先生の言葉も一層理解できるようになりました。あと、洋画を字幕なしで観ても、聞き取れる単語が多くなってきました。

エデュ:これから行かれるお二人の、今の気持ちを教えてください。

堀之内くん:小さいころから海外の雰囲気が好きで住んでみたいと思っていたので、すごく楽しみにしています。不安というよりは、とにかく英語を話すのが楽しみですね。ネイティブの先生がニュージーランド出身なので、今から現地の事についていろいろ聞いています。

久保さん

草間くん:まだ先ではありますが、今よりもっとしっかり英語を話せるようになって、ニュージーランドで英会話を楽しみたいです。

エデュ:研修中のプログラムなど、何か決まりはあるのでしょうか。

加藤先生:研修中の取り組みついては、現地の語学学校やホームステイ先にある程度お任せをしています。スタッフはもちろん現地にいますが、基本的には生徒が自主的に英語を話せないと、本当の意味での英語の上達はできないと思います。その代わり、研修に行く前はしっかりオリエンテーションを行っています。

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英語が話せると、やってみたい事が増える!

エデュ:今後、英語を使って実現してみたい事は何かありますか。

堀之内くん:小さい頃から海外の生活に憧れているので、武蔵野で育てた英語力を使って、商社マンや通訳などの仕事に就きたいと思っています。

草間くん:ぼくは薬剤師になって、薬の研究をしたいと考えています。論文を読むためには英語が欠かせないので、英語力は必須だと感じています。今から将来に向けて、武蔵野でしっかり基礎から勉強しようと思っています。

草間くん

久保さん:まだ将来の夢が決まっていないのですが、母は旅行が好きなので、社会人になったら海外旅行をプレゼントして、一緒に行きたいですね。英語を使って現地の案内をしてあげたいです。

エデュ:英語ができるようになると、将来の選択肢が増えてくるのですね。

加藤先生:英語の授業は長文読解や文法の習得になるのですが、これらの知識の習得だけではなく、自分の考えを英語で発信してほしいです。そのためには、これからも生徒には英語を好きでいてほしいですね。

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編集者から見たポイント

「海外ドラマでも洋画でもいい。英語に対して興味を持ってもらえたら」と加藤先生。こうした先生方の思いが授業を通して生徒に伝わり、英語が好きになっているのではないでしょうか。英語が好きであれば、学習意欲も高まり、ひいては英語力も向上する。武蔵野が英語に強い理由がよく分かったインタビューでした。

注目のイベント日程

イベント名 日程 時間
第5回 説明会 11月18日(土) 13:00~14:30
第6回 説明会 12月16日(土) 10:00~11:30
入試模擬体験 12月16日(土) 10:00~13:00
書き初め教室 12月22日(金) 13:00~15:00
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