2022年は行事でいっぱい!新しい学校生活をデザインした武蔵野

2022年は行事でいっぱい!新しい学校生活をデザインした武蔵野

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武蔵野中学高等学校(以下、武蔵野)は2022年、多彩な行事を意欲的に開催しています。生きた英語に触れながら世界への視野を広げるセブ島研修、共同生活の中で自然や歴史・文化を楽しむ林間学校をはじめ、さまざまな行事が再開されてきました。それぞれのイベントで生徒たちは何をつかむのか、自身の言葉で語っていただきました。

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英語を海外で実践「思いを伝える難しさ」に気づく

海外での語学研修のイベントも例年通りの開催となりました。フィリピンのセブ島研修は10日間の日程で現地の語学学校で英語力を磨きつつ、孤児院を訪れて社会のあり方について考える貴重な機会。非日常の中で多くの気づきが得られます。参加生徒の澤井優奈さん(高校2年生)に感想を語っていただきました。

レッスンを行う語学学校は寮が併設されており、セキュリティも安心。日本人スタッフも常駐しています
レッスンを行う語学学校は寮が併設されており、セキュリティも安心。日本人スタッフも常駐しています

セブ島はどんな場所でしたか。

澤井さん大人も子どももフレンドリーで、街中で声をかけられることがたくさんありました。生活環境も違っていて、水道水を飲むことができない、地震が来たらまずは建物の外に出る習慣があるなど、驚くこともありました。

語学学校の授業の面白かったところを教えてください。

澤井さん対面型で先生と授業以外のプライベートな話やフィリピンの文化について話せて良かったです。ゲーム形式の活動を楽しみながらも、英語で自分の思いを伝える難しさに気づけました。そして、積極的に話すことを意識するようになりました。

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「将来は英語に関わる職業に」海外で見つけた目標

今回の研修を終えて、ご自身の中で変化を感じることを教えてください。

澤井さん最初は話すことも聞き取ることもできなかったのですが、会話がきれいに成立したときはすごく達成感がありました。海外の映画を観るときも、英語が分かるようになっています。

現地の子どもたちと交流するイベント
現地の子どもたちと交流するイベントも。実践的な英語力が試されます

英語でコミュニケーションを取る上で大切なことは何だと思いますか。

澤井さん相手を知り、自分を知ってもらうことです。自分の思い、感情、考えを正確に伝えることは簡単ではありません。でも、今回の研修を機に以前にも増して勉強するようになっています。将来は英語に関わる職業に就きたいと考えるようになりました。

異文化に触れて英語を使う意欲がアップ!

セブ島研修を終えた生徒に生じた変化について英語科の山﨑幸之助先生にお聞きしました。

山﨑先生セブ島研修は参加資格を英検準2級以上としている関係で、集まった生徒はもともと高いモチベーションを持っていました。でも、研修を終えて「英語を実際に使ってみたい」という気持ちがさらに高まっていることに気づきました。異文化を肌で感じ、自分のスタンダードが崩れたことがきっと刺激になったのでしょう。

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海の自然を楽しむ林間学校「共同生活の心得」も学ぶ

海外研修だけではなく、国内でも宿泊を伴う行事が再開されました。高校1年生の林間学校は春夏2回の実施。春は群馬県で富岡製糸場への見学やハイキングを楽しみ、夏は千葉県~神奈川県の広いエリアを旅しました。今回は夏の林間学校にスポットを当てます。ご感想を語るのは須賀友也くん(高校1年生)です。

大自然の中のひと時
大自然の中のひと時。普段と違った環境で一緒に過ごすことで絆が深まります

夏の林間学校で印象に残っていることを教えてください。

須賀くん海岸の漂着物を収集するビーチコーミングが特に印象に残っています。ほかに地引網漁の体験などもしました。千葉県で海の自然を楽しんだあとは、神奈川県鎌倉市へフェリーで移動して歴史・文化に触れるという3日間でした。

地引網にチャレンジ
地引網にチャレンジ。水産業を肌で感じる体験でした

宿泊学習の中で気づいたこと、考えたことを教えてください。

須賀くん他人を気遣うことの大切さに気づきました。大勢で行動するときは、自分のことばかり考えていてはいけません。クラスの副委員長として、全体をまとめることに貢献できました。

久しぶりの集団生活で見えた武蔵野生の意識

林間学校の生徒の姿について国語科の花田和紀先生からコメントを頂戴しました。

花田先生夏の林間学校は前期の生活指導の内容を実践する場です。集団生活は久しぶりでも、生徒たちの「挨拶・時間厳守」の意識が高まっていくのを感じました。さらに明るく、活気が増すなかで、生徒の心に落ち着きが生まれたように思います。

運動部・文化部のどちらも多彩 ≫

「騎馬戦が白熱」体育祭は大盛り上がり!

武蔵野の体育祭は例年、9月の3週目に開催されます。中学生と高校生が混合チームを組み、先輩・後輩の壁を越えた絆が育まれます。学校独自の玉入れマシーンを使った玉入れなど、学校の個性も感じられる機会。2022年秋の大会は保護者の来場も可能とし、喜びの声が上がりました。それでは、仕黒詠士くん(高校3年生)に感想をうかがいましょう。

玉入れ
チームTシャツで一体感をまとう生徒たち。熱気が伝わります

体育祭の感想を教えてください。

仕黒くん「悔しい」と「楽しい」の二つです。チームで優勝することができなかったのですが、開催できたことがとてもうれしかったです。先生方の熱い思いがあったからこそだと思います。

騎馬戦
気合が試される騎馬戦の一幕

特に楽しかった競技とその理由を教えてください。

仕黒くん騎馬戦はまさに「The男の戦い」。武蔵野の体育祭は中1と高1の混合チーム、中2と高2のチーム、中3と高3のチームと分かれた対抗戦なのですが、試合がちょうど「総合点で負ける流れから脱け出したい」と思ったタイミングだったんです。勝つことができて、すごく盛り上がりました。

独特な競技種目に全力で取り組む生徒たち
独特な競技種目に全力で取り組む生徒たち

体育祭当日の生徒の様子はいかがでしたか。

仕黒くん少し緊張した表情でしたが、全力で楽しんでいることがすごく伝わりました。応援のダンスはかなりの練習時間を費やしていましたし、本番の演技も鳥肌が立つくらい最高でした。

生徒が進んで感染対策!体育祭成功の背景

体育祭で気づいた生徒の成長を保健体育科の勝冶逸平先生からうかがいました。

勝冶先生コロナ禍でこれまでたくさんの行事が中止になってきましたが、今回の体育祭は例年通り開催できて本当に良かったです。生徒たちも来場した保護者の方も充実した時間が過ごせているようでした。生徒たちが感染対策に積極的に取り組んでいた姿には驚かされましたし、とても頼もしかったです。

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「最良で最大限」の学校生活で大きく成長

続々と行事再開を成功させた武蔵野。生徒の体験機会を守ろうとする熱い思いについて浅見尚次郎副校長にお聞きしました。

浅見尚次郎副校長
浅見尚次郎副校長

コロナ禍の行事運営に関して大切にしていることを教えてください。

浅見副校長学校が実施する行事は、生徒の潜在能力を伸ばし、やる気を引き出す大切な教育の場だと考えています。コロナ感染予防および生徒の安全を第一としながらも、従来のやり方にこだわらず、今できる「最良で最大限」を意識した運営を心がけています。

受験生へのメッセージをお願いします。

浅見副校長武蔵野は体育祭や文化祭など、仲間と共同して行っていく行事がたくさんあります。日々の授業はもとより楽しく充実した武蔵野の行事を通じ、大きく成長してくれることを楽しみにしています。

編集後記

コロナ禍から徐々に元の姿に戻りつつある武蔵野。感染対策と行事を両立させた新しい学校生活をデザインする背景には、先生方の熱い思いがあります。現在の受験生も武蔵野に入学したら、アクティブに楽しい時間を過ごせるに違いありません。

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イベント日程

イベント名 日時
学校説明会[イブニング] 2022年11月25日(金) 18:00
入試模擬体験 2022年12月17日(土) 13:00
体験イベント「書き初め教室」 2022年12月24日(土) 13:00
入試直前必勝対策 2023年1月14日(土) 13:00
最新のイベント日程はコチラ ≫

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