独自のプログラム「LTE」で実践的な英語力を育む

独自のプログラム「LTE」で実践的な英語力を育む

inter-edu’s eye

グローバル社会で活躍する人材の育成を目指す武蔵野中学高等学校(以下、武蔵野)では、“使える英語”が身につく独自の英語教育プログラム「LTE」(Learning Through English)を展開しています。今回は、導入10年目を迎えた「LTE」の授業内容や成果について、詳しくご紹介します。

学校公式サイト ≫

「英語を学ぶ」のではなく「英語で学ぶ」

武蔵野では英語の授業が週10時間あり、そのうち6時間が「LTE」、4時間が日本人教師による英文法の授業です。
LTEは、東京インターナショナルスクールなどで行われている探究型プログラムをもとに、日本国際教育センター(JIEC)と共同開発したプログラム。授業は日本国際教育センター(JIEC)で高度な教育を受け、日本語や日本の教育事情に精通するネイティブ教師がオールイングリッシュで行います。授業では1つのテーマについてグループワークやディスカッション、プレゼンテーションを実施し、「課題探究」「意見の共有・整理」「自分の考えや意見の発表」というサイクルを英語で行うことで、文の組み立て方や文法事項、英単語、文章表現を習得していきます。

LTEの授業では、発表する機会が多いため、プレゼンテーション能力も養われる。
LTEの授業では、発表する機会が多いため、プレゼンテーション能力も養われる。

さらに、LTEでは英語の習得を通して、今後のグローバル社会を生き抜くために必要な7つのスキル(Ideal Learner)が身につくようにプログラムを構築しています。7つのスキルとは、「Share (共有する)」、「Explore(探究する)」、「Present(表現する)」、「Try(挑戦する)」、「Support(助け合う)」、「Self-Manage(自己管理)」、「Reflect(自分を振り返る)」です。
英語科主任の高栁悠先生はLTEについて、「自信やセルフマネジメント能力を育みながら、自然な方法で英語が学べるプログラムです。実践的かつ生活に有意義なテーマを取り上げることで、生徒は自分の考えを積極的に英語で表現できるようになります。さらに、授業ではICTを有効的に活用し、生徒が急速に発達する技術環境に順応できるように工夫しています」と語ります。

充実した英語教育を詳しくチェック ≫

英語教育の実践の場「ニュージーランド研修」

武蔵野では、LTEで培った英語力をさらに伸ばすため、2015年度から高校1年生必修の「ニュージーランド研修」を導入しました。現地の高校に3か月編入し、1人1家庭にホームステイをしながら、他者理解を深め、英語によるコミュニケーション力を養います。研修後は英検2級以上の取得を目指す講習プログラムも実施されます。

自然豊かで、世界トップクラスの教育レベルを誇るニュージーランドへの留学はかけがえのない体験となる。
自然豊かで、世界トップクラスの教育レベルを誇るニュージーランドへの留学はかけがえのない体験となる。

生徒の英語力を伸ばす多様なプログラム

ニュージーランド研修以外にも、さまざまな英語に触れる機会が用意されています。
中学3年生必修の「クロス・カルチュラル・プログラム」では、国内留学を実施。沖縄に暮らす外国人ファミリーの家庭にホームステイし、海外生活を疑似体験します。英語でコミュニケーションをとる楽しさを実感し、英語の学習意欲を高めることができる、実りあるプログラムです。
希望制の「セブ島語学研修」は、夏休み中に実施する短期集中語学研修です。フィリピンのセブ島にある全寮制の学校に1週間入学し、マンツーマンの授業を中心に1週間で50時間の集中授業を受け、英語4技能の取得を目指します。

帰国後に英検2級合格者も出るなど、英語力がグッと伸びる「セブ島語学研修」。
帰国後に英検2級合格者も出るなど、英語力がグッと伸びる「セブ島語学研修」。

「カナダ海外研修」では、高校生の希望者が春休みの2週間、カナダでホームステイを行います。ホストファミリーとの交流や、現地の高校生と取り組むボランティア活動、研修をサポートしてくれる大学生アシスタントとの親交を通して、英語力を磨きます。

「カナダ海外研修」では、たくさんの人々と出会うことで視野が大きく広がる。
「カナダ海外研修」では、たくさんの人々と出会うことで視野が大きく広がる。

LTEの導入に加えて、英語教育の実践の場を多く設けることで、生徒が英検準1級やCEFRのB1以上を取得したり、海外大学の受験に挑戦するなどの目覚しい成果が出ています。

海外研修についてもっと詳しく知る ≫

英語力とともにグローバル社会で必要な力を養う

週10時間の英語の授業とニュージーランド海外研修を合わせると、6年間で英語に触れる時間は3000時間以上にもなります。これは、英語を習得するために必要だと言われている学習時間2000時間を大幅に超えています。この豊富な学習時間で「読む・聞く・書く・話す」の4つの言語技能を伸ばすことだけが、武蔵野の英語教育のゴールではありません。これらの力を伸ばしながら、自ら追求・探究する自主性や主体性、グローバルな視点で物事を客観的に捉える力を身につけられるよう、生徒を導いています。

他教科のカリキュラムを詳しくチェック ≫

編集者から見たポイント

英語に触れる量が圧倒的に多く、「英語を学ぶ」のではなく、「英語で学ぶ」ことを重視している武蔵野のカリキュラム。LTEの授業を行うネイティブ教師はクラスや学年活動にも参加し、生徒の行動パターンや個々の性格を見極めて一人ひとりに合ったきめ細かな指導を行うよう努めているそうです。新しい時代を見据えた手厚い英語のプログラムに加えて、海外研修によって世界を知り、視野を広げることで、これからのグローバル社会で通用する素質が育まれるのだと感じました。

イベント日程

イベント名 日時 備考
高校説明会 2019年11月16日(土) 二部制
中学説明会 2019年11月22日(金) イブニング
高校説明会 2019年11月30日(土)
高校説明会 2019年12月7日(土)
中学説明会・中学体験イベント 2019年12月14日(土)
中学体験イベント 2019年12月25日(水)
イベントの詳細と予約はこちら ≫

その他の連載コンテンツ

第3回鮮やかに入り乱れる3色の軍勢! 火花散る体育祭

赤・青・黄、3色の軍勢が繰り広げる熱き戦い!応援合戦や多彩な競技で盛り上がった、武蔵野の体育祭のようすをお伝えします。記事を読む≫

第2回自分の強みを活かして挑戦できるアクティブ入試

武蔵野独自のアクティブ入試について、副校長にお話をうかがい、実際にチャレンジして入学した生徒にも感想をお聞きました。記事を読む≫

第1回英語力だけじゃない! 人として成長するニュージーランド研修

3か月間にわたるニュージーランド研修を終えて帰国した3人の生徒と、副校長の浅見先生にお話をお聞きしました。記事を読む≫