生徒たちが全力で臨む2日間! 桜苑祭の潜入レポート

生徒たちが全力で臨む2日間! 桜苑祭の潜入レポート

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去る9月15日(土)~16日(日)、日本大学高等学校・中学校(以下、日大中高)の文化祭「桜苑祭」が開催されました。今回、取材陣は初日に訪問! 当日のようすや、盛り上がりを見せた各クラス・部活動の催しを臨場感たっぷりにご紹介します。

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今年のテーマは「百折不撓(ひゃくせつふとう)」! その意は挑戦し続ける生徒たち

日大中高では、桜苑祭に掲げるテーマを毎年生徒たちから募集します。今回選ばれたテーマは「百折不撓」。この言葉には“何度失敗しても挫けずに挑戦し続ける”という意味があり、クラスや部活動で一致団結し、目標に向かって挑戦し続けたいという生徒たちの熱い思いが込められています。
桜苑祭は、中学棟や高校等、アリーナ、さくらホールに至るまで、校舎全体を会場にして行われます。まずは、メインとなる高校生のクラス展示をチェック! 各クラスがそれぞれ1つのゲームや模擬店を企画し、お揃いのクラスTシャツを着て来校者をもてなします。

高1のあるクラスでは、国際的な身体障害者のスポーツ大会にちなみ、競技を体験できるゲームを企画。シッティングバレーでは、遊びに来た小学生と高校生が仲良く対決!
高1のあるクラスでは、国際的な身体障害者のスポーツ大会にちなみ、競技を体験できるゲームを企画。シッティングバレーでは、遊びに来た小学生と高校生が仲良く対決!
数クラスが力作を用意したお化け屋敷が軒を連ねる。それぞれ趣向が異なるため、廊下の装飾やパンフレットを見ながら、どのクラスに立ち寄るか考えるのも楽しい。
数クラスが力作を用意したお化け屋敷が軒を連ねる。それぞれ趣向が異なるため、廊下の装飾やパンフレットを見ながら、どのクラスに立ち寄るか考えるのも楽しい。

一方、中学棟では、中学生が学年ごとにプレゼンテーションを行っていました。調べ学習や、研修旅行の事前学習などをテーマに、パワーポイントにまとめて一人ずつ発表していきます。取材陣がまず覗いたのは中1の教室。マイクを使わず、客席を見ながらハキハキ話す姿は、昨年まで小学生だったとは思えないほど頼もしい姿でした。そして、中2、中3と学年が上がるにつれて、プレゼンテーションの内容が深まっていき、上手く笑いを挟むなどの工夫から、思わず引き込まれてしまうほどでした。文化祭では生徒たちの成長が感じられるので、保護者にも大変評判がよいそうです。

「ガムはなぜ柔らかくなるのか」という問いを立ててプレゼンテーションした男子生徒。同級生や保護者だけでなく、先生たちも頑張りを見届けに訪れていた。終了後の大きな拍手に生徒は笑顔に。
「ガムはなぜ柔らかくなるのか」という問いを立ててプレゼンテーションした男子生徒。同級生や保護者だけでなく、先生たちも頑張りを見届けに訪れていた。終了後の大きな拍手に生徒は笑顔に。

また、中学棟、高校棟の一角では、文化系部活動の室内展示も見ることができました。美術部や鉄道研究愛好会、写真愛好会、物理部などが作品を展示しており、クラス展示を見て回る合間に、足を止めてじっくりと見入る人が多く見られました。

ロボットコンテスト総合優勝の経験を持つ物理部。ロボットを操作して行うサッカーや本格的なピタゴラ装置などが並ぶようすに、小学生たちは目を輝かせていた。
ロボットコンテスト総合優勝の経験を持つ物理部。ロボットを操作して行うサッカーや本格的なピタゴラ装置などが並ぶようすに、小学生たちは目を輝かせていた。
高校棟のアトリウムでは、色とりどりのツナギを身につけた書道部員たちが、大きな筆を駆使してダイナミックなパフォーマンスを披露。
高校棟のアトリウムでは、色とりどりのツナギを身につけた書道部員たちが、大きな筆を駆使してダイナミックなパフォーマンスを披露。
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迫力満点の部活動パフォーマンスも必見

桜苑祭に来たからには、運動系、文化系の各部活動によるパフォーマンスも見逃せません。広々としたアリーナやさくらホール、第1グラウンドでは、部員たちの普段のようすを垣間見れる公開練習や、迫力満点のステージプログラムを間近で見ることができました。今回は、多くの大会で好成績を残すマジック・ジャグリング部と、県内でも珍しく座奏とマーチングの両方をこなす吹奏楽部の発表を取材しました。

アリーナで行われたマジック・ジャグリング部の発表では、音楽に合わせてディアボロやボールなどのパフォーマンスが。全国大会優勝の生徒がラストを飾り、アリーナ全体が熱気と歓声に包まれた。技が決まったら拳を掲げたり、手拍子を促したりと、プロのパフォーマーのようなサービス精神で観客を楽しませていた。
アリーナで行われたマジック・ジャグリング部の発表では、音楽に合わせてディアボロやボールなどのパフォーマンスが。全国大会優勝の生徒がラストを飾り、アリーナ全体が熱気と歓声に包まれた。技が決まったら拳を掲げたり、手拍子を促したりと、プロのパフォーマーのようなサービス精神で観客を楽しませていた。
第1グラウンドでは、吹奏楽部のマーチングのステージが開幕。吹奏楽部が目当ての来校者も多く、人だかりができるほど大人気。ハットを目深に被り、引き締まった表情で楽器を構える凛々しい姿に圧倒される。
第1グラウンドでは、吹奏楽部のマーチングのステージが開幕。吹奏楽部が目当ての来校者も多く、人だかりができるほど大人気。ハットを目深に被り、引き締まった表情で楽器を構える凛々しい姿に圧倒される。
演奏しながら動いてさまざまな形を表現していくため、上から見るとまた違った面白さがある。高校棟5階にある教室が休憩室として開放されており、上からマーチングを見るのにおすすめのスポットだ。
演奏しながら動いてさまざまな形を表現していくため、上から見るとまた違った面白さがある。高校棟5階にある教室が休憩室として開放されており、上からマーチングを見るのにおすすめのスポットだ。
入試説明会でもマジック・ジャグリング部が登場! ≫

溢れるパワーと友情! 通いたい、通わせたい学校

今年は2日間で約9000人が来校し、大盛況となりました。来校者はどのような印象を受けているのか、当日、訪れていた保護者と受験生にお話をうかがいました。

保護者:長男が日大中高に通っているので、妹にも一度その楽しそうな学校を見せたいと思って連れてきました。私自身、いつ来てもエネルギッシュな生徒たちを見て、長男を通わせてよかったなと感じています。

小学4年生の受験生:受験の参考に各学校の文化祭を見て回っていて、今日は初めて日大中高に訪れました。クラス展示で遊んできましたが、男女ともにみんな“仲間”という感じがして仲良く、憧れました。受験校の候補に入れたいと思います!

校門から校舎までのスペースでは、生徒会や一般の出店が並び、クレープやアイス、スナックなどを販売。休憩や帰り際にベンチでおやつを食べながら、面白かった展示などについて話に花を咲かせる人も多い。
校門から校舎までのスペースでは、生徒会や一般の出店が並び、クレープやアイス、スナックなどを販売。休憩や帰り際にベンチでおやつを食べながら、面白かった展示などについて話に花を咲かせる人も多い。

編集者から見たポイント

準備から当日の運営まで、それぞれが目標を掲げて挑戦してきた生徒たち。頑張ってきたからこそ、当日も心から楽しむことができるのだと思います。日大中高という環境で自分をさらけ出し、素のままで思いっきり楽しむ生徒たちを見て、訪れた保護者や子どもたちも目いっぱい楽しめたのではないでしょうか。桜苑祭を通してまた一つ成長した生徒たちを見に、来年はぜひ足を運んでみてください。

学校説明会・イベント日程

イベント名 日時
第2回 高等学校説明会 2019年11月9日(土) 14:00~
第3回 中学校説明会 2019年12月7日(土) 9:30~
第3回 高等学校説明会 2019年12月7日(土) 13:30~
詳細はこちら ≫

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