東大をはじめ難関大学・医歯薬系学部に続々合格!卒業生が語る「大宮開成の一人ひとりに寄り添った進路指導」

東大をはじめ難関大学・医歯薬系学部に続々合格!卒業生が語る「大宮開成の一人ひとりに寄り添った進路指導」

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東京大学、京都大学、一橋大学、大阪大学、神戸大学……。2022年春、大宮開成中学・高等学校(以下、大宮開成)は、国公立大学に146名が合格。また、早慶上理に225名、GMARCHに831名が合格している埼玉有数の進学校です。そこで今回は、医学部に見事現役合格した卒業生にインタビュー。進路指導や学力伸長の過程をうかがう中で、“人を育てるのは人。”を掲げる大宮開成の真髄が見えてきました。

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充実した学校生活で勉強もイベントも楽しく挑戦!

(左)小瀧あかりさん、(右)鈴木咲空さん
(左)小瀧あかりさん 東京医科歯科大学医学部保健衛生学科に在学中
(右)鈴木咲空さん 獨協医科大学医学部医学科に在学中

どのような学校生活を送っていましたか?

小瀧さん切磋琢磨できる仲間がたくさんできました。大宮開成は、テストの際に成績上位者が貼り出されるので、各教科のトップの成績の人が一目瞭然なんですね。私の場合、国語が苦手だったので、国語1位の人に分からない箇所を教えてもらったり、その人は数学が苦手だったので私が教えたりと、クラスメイト同士で助け合う環境でした。また中高一貫部の仲が良く、高校で文理にクラスが分かれてからも放課後に一緒に勉強会をして、お互いの得意分野を教え合っていました。

鈴木さん私は高3の体育祭が一番心に残っています。中1から高3までが1チームになって創作ダンスをするのですが、学年ごとに終業時間がバラバラなので全員で集まって練習する時間が取れない。しかも本番まで1か月足らずしか時間がない。「じゃあ、どうする?」とクラスで相談して、各学年の振り付けを動画にし、それを参考に6学年個別に練習してもらいました。全体練習ができたのは1、2回でしたが、本番では息の合った演技を披露できました。
大宮開成は、勉強も行事も自主的に取り組み、問題を解決する力が身につく学校だと思います。

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「生き方は一通りじゃない」と気づかせてくれた愛知和講演

小瀧さん
「もともと医療系の仕事に就きたいと思っていました。その中でも遺伝子分野の研究に興味があったので、今の大学に入りました」と、語る小瀧さん

どのような学習支援や進路指導が今の大学生活につながりましたか?

小瀧さん高3のキャリア講演(愛知和講演)が今でも心に残っています。8歳上の卒業生の方々(一貫部4期生)のお話をうかがうものでした。志望した大学に入って就きたい職業に就いた方もいれば、就職した会社が合わないと感じ転職された方など、いろいろなバックグラウンドを持っている先輩方のお話は進路を考えるうえで興味深いものでした。今の夢がもしかしたら将来変わるかもしれない、生き方は一通りじゃないと感じ、進路選択の幅が広がる貴重な経験となりました。

鈴木さん中1、2のときに使った生活記録ノート『Pride』、中3から使用した自己管理ノート『Foresight』に、定期試験の結果や日々の勉強時間を記録することで、中1から徐々に自主勉強の習慣が身につきました。優先して勉強すべきこと、自分の勉強量が可視化できるので「今、何をすべきか」が把握できるようになったことで勉強が楽しくなりました。
また、先生との信頼関係を築くうえでもノートが役立ちました。担任の先生だけでなく、各教科の先生が『Pride』『Foresight』の内容や日々の様子から積極的に話しかけてくださるので、何でも相談しやすく、勉強に行き詰まったときにアドバイスをいただくことも多かったです。

体育祭ダンス
体育祭では色ごとにパフォーマンスを披露。リーダーシップが試されました
先生との面談の風景
先生との面談(二者面談)は校内では日常の風景。毎日のように昼休みや放課後に実施されている
お二人が通われた中高一貫部の詳細はこちら ≫

プレゼン力が合格につながった!「開成文化週間」の成果

プレゼンテーションプログラムの様子
中1から高1までの4年間、プレゼンテーション力を身につけるプログラム。2月の「開成文化週間」は、選抜制で最終選考を経て発表するグループが学年ごとに選ばれる

大学受験の際に役立った学習カリキュラムはありますか?

小瀧さん入試の形式が推薦だったので、「プレゼンテーション教育」が主に面接で役に立ちました。私はプレゼンテーションが得意で、高1の「開成文化週間」の際、校内1位をいただいて、そのことを面接でアピールしたんですね。
すると、「そこで何を学べたか」を試験官に質問されて「多角的な物の見方を学ぶことができました」と答えたら、「医療にどう活かせるか」と、さらに追及されました。
私は臨床検査医学を志望していたので、「この症状が出たらこの病気だと決めつけるのではなく、違う病気もあり得るのではないかと、一つの病気にとらわれずに多角的に症状を見ることで、見落としを防ぐのに役立てると思います」と、返答したら試験官の方がかなり褒めてくださいました。コミュニケーション能力とプレゼンテーション能力はもちろん、その場に応じた適応力も、大宮開成で鍛えていただいた力です。

鈴木さん大宮開成は英語教育にも注力していて、英検をはじめ、「TEAP」「GTEC」などの受験を推奨し、目標級を定めています。私が目標級に合格できたときも、英語の先生が対面の面接練習を何度もしてくださいました。頑張れば頑張っただけ、先生方が褒めてくださるのでうれしかったですね。「先生がいつも見ていてくださる、認めてくださっている」という安心感が、勉強を頑張る意欲につながったと思います。

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受験の最後までサポート!先生方の面倒見の良さに感謝

大学受験の際、先生のサポートで印象的だったことを教えてください。

鈴木さん
「小さい頃から漠然と医師になりたいと思っていました。今は患者さんが話しやすい医師になりたいとの理想を持って頑張っています」と、語る鈴木さん

小瀧さん小論文と面接の対策に、先生がそれぞれ1人ついて丁寧に指導してくださったことです。
私は医学部志望で医療系の内容だったので、先生が一緒に過去のノーベル医学賞の論文を集めてくださり、ほかにもいろいろ参考文献を用意してくださいました。実際に試験のテーマがノーベル医学賞だったので、本当に先生に感謝しています。
面接指導は、医療ミスや医療の危険性について議論する集団討論があって、賛否両方の意見を言えるように、討論練習を30回くらい繰り返し、アドバイスをいただきました。実際、先述した面接時の返答を褒めていただけたのは、先生のご指導の賜物だと思います。

鈴木さん勉強面の指導ももちろんですが、メンタル面でも相談に乗っていただいたことが一番の支えになりました。「周りは受かっている人が多いのに、どうして自分は受からないんだろう」と、周りと自分を比較して落ち込む時期がありました。
そんなとき、担任の先生が気にかけてくださって、何度も相談に乗ってくださいました。ほかにも6年間お世話になった多くの先生方が親身になって、勇気づけ、背中を押してくださいました。先生方の支えがなければ、受験を乗り越えられなかったかもしれません。寄り添ってくださった先生方に感謝しています。

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編集後記

生徒との信頼関係を構築し、大学受験の最後まで学校一丸となって勉強面だけでなく生徒のメンタル面にも気を配り、実力が発揮できるように尽力する大宮開成。取材の中でお二人が「素晴らしい先生や友達と出会えたことが財産です」とおっしゃっていたのが印象的でした。ぜひ、説明会などに足を運んで同校の雰囲気や生徒たちの生き生きとした姿を御覧ください。

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イベント情報

イベント名 日時
学校説明会 2022年7月2日(土)、7月16日(土)、8月20日(土)、8月21日(日)、9月24日(土)、12月3日(土)
開成祭(文化祭) 2022年10月29日(土)、10月30日(日)
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