日本大学第一学園は日本大学最初の付属校として創立された経緯を持ち、現在でも大学との強いネットワークを有しています。
そのメリットを最大限に活かし、大学の協力のもと、特色ある体験・見学プログラムを実施しています。4年生は薬学部の薬草園の見学を行い、大学教授や学生から薬草・植物の特徴や季節の変化との関係について丁寧な説明をしてもらえます。
教授や大学の先輩方が、研究をしている姿は子ども達に大きな影響力を与えます。知識、経験の蓄積のみならず、薬剤師や宇宙飛行士、パイロットなど大きな夢への憧れを抱くことができる貴重な取り組みとなっており、総合学園ならではのメリットを活かした独自のプログラムです。

本校では開校以来、自学を奨励し積極的に取り組んでいます。自学とは「自ら課題を設定し、自身を高めるために学習する習慣を身につける」を目標とした家庭学習です。
宿題のように課題を与えるものではなく、自ら課題を見つけることを大切にして学習への興味関心を高めています。
子どもの声をご紹介します。「自学ノートをするのは大変だけど、毎日取り組むことで、少しずつ計算が速くなったり、漢字が書けるようになったりしました。それが、自信になりました。また、自学ノートに書いてもらう先生のコメントを何度も読み返して、次の自学に向かうはげみになりました。それらを繰り返すことで、自学への興味が高まりました。」

幼い頃の発見や驚き、感動が生涯にわたる学問や好奇心のモチベーションになると考える本校では、自分たちをとりまく社会や自然にふれる校外学習・自然教室といった多様な体験プログラムを豊富に用意しています。
例えば、5・6年生では、体験を通して実際の生活や社会、自然の在り方を学んでいきます。5年生は、新潟県上越市大島区での雪国体験。雪像やかまくらをつくったり、農家にホームステイをしたりします。6年生は、福島県にある英語研修施設ブリテイッシュヒルズでの留学体験をし、6年間学んだ英語力を試します。
これらの活動は、小学校生活における最高の思い出になります。