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リハビリ職の仕事ガイド

視能訓練士(CO)
Certified Orthoptist

見え方に関するスペシャリスト
目の病気の早期発見にも尽力

視能訓練士イメージ写真

視能訓練士(Certified Orthoptist)は、視線が合わない「斜視」、眼鏡でも視力があがらない「弱視」の検査や、矯正訓練、医師の診断の基礎データとなる視力、色覚、光覚、眼圧などの検査を行います。
斜視や弱視の治療は、視機能が未発達の子どものうちに発見し早期治療にあたることが大切なので、視機能の専門家である視能訓練士の果たす役割は大きいです。また、白内障など高齢者の眼疾患が増加し、視能訓練士には幅広い年齢の患者さんに接し、適切な検査を行う技能が求められています。病院のほか、保健所や学校、福祉センターに勤務する機会も増えています。

国家試験概要

試験日 2月中旬〜下旬
試験科目

基礎医学大要、基礎視能矯正学、視能検査学、視能障害学および視能訓練学

配点・
合格ライン
102点以上/169点満点
※2021年実施結果

資格取得までのプロセス

視能訓練士の資格取得までのプロセス

義肢装具士(PO)
Prosthetist and Orthotist

身体の一部となる義手・義足を製作
医学の知識と高度な技術が必要

義肢装具士イメージ写真

義肢装具士(Prosthetist and Orthotist)は病気や事故、障がいによって身体の一部を失ってしまった患者さんが身体の機能を代替・補完するために使用する、義手や義足、補助器具を扱う専門家です。医師の処方に従って、患者さんの切断部を採型・採寸して義肢装具を設計・製作し、身体への適合や調整を行います。
 民間企業である義肢装具製作事業所に所属し、病院・リハビリ施設と連携して働くのが一般的。理学療法士、作業療法士とチームを組んで患者さんを担当することが多くなります。パラリンピックなどパラスポーツに対する認知度の高まりから、パラアスリートの義手や義足を製作する職種としても注目が集まっています。

国家試験概要

試験日 2月中旬〜下旬
試験科目

臨床医学大要(臨床神経学、整形外科学、リハビリテーション医学、理学療法・作業療法、臨床心理学および関係法規を含む)、義肢装具工学(図学・製図学、機構学、制御工学、システム工学およびリハビリテーション工学)、義肢装具材料学(義肢装具材料力学を含む)、義肢装具生体力学、義肢装具採型・採寸学および義肢装具適合学

配点・
合格ライン
78点以上/130点満点
※2021年実施結果

資格取得までのプロセス

義肢装具士の資格取得までのプロセス

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