豊かな人間性を備えた実践的職業人を育成

東京都立大学健康福祉学部は看護学科・理学療法学科・作業療法学科・放射線学科の4学科からなり、豊かな人間性、幅広い教養、高度な専門知識と技術を備えた実践的職業人を育成します。東京都が設置した医療系学部として、多種多様な健康・医療課題を解決すべく、自治体・地域との連携が進められているほか、国際都市・東京ならではの「国際的視点を有する医療人」の育成も目標に掲げ、さまざまな研究・教育プログラムを通して海外との交流を進めています。

「臨床実践能力」を備えた理学療法士を育成

理学療法学科では、急速に進む高齢社会において、専門家としての活躍ができる理学療法士を育成します。早期から医療専門職としての意識を高めるため、1年次に医学的基礎科目を学び、学年が上がるにつれ、理学療法・臨床医学などの講義・実習を通して専門性を深めていきます。実習に充てられている期間は20週間と長期に及び、各医療機関の指導者によるマンツーマン指導で身につけた理論や技術を確かなものにしていきます。国家試験に向けてのバックアップ体制も充実し、例年高い合格実績を誇ります。

こころと体のリハビリができる作業療法士に

作業療法学科では、密度の濃い実践的なカリキュラムと充実した設備を整え、作業療法士として自立して活躍できる実力を身につけていきます。また、臨地実習において、身体障がい・精神障がい・発達障がい・老年期の4領域から経験できることも特色です。病院や施設など実際の医療現場では、「作業療法初期臨地実習」「作業療法プロセス臨地実習」「作業療法総合臨地実習」「地域作業療法学実習」を通して知識と技術、実践の融合を目指します。国家試験対策にも万全の体制で臨んでいます。

実学を重視しチーム医療を担う優れた医療人を育成

教員を多数擁し、担任制を設けているのが特徴です。一人ひとりに丁寧かつ親身な教育で「自ら考える力」を育んでいます。こんな人を待っています！
・自ら進んで学び他人に対する優しさと思いやりを持った人
・各分野の国家資格を取得し、チーム医療の一員として医療現場の最前線で働きたい人
・人がより健康的に生きることをサポートできる人
・広い視野で物事を捉えることができる人

リハビリテーション学科を設置構想中

超高齢社会を迎えた現在、リハビリテーションの必要性は今まで以上に高まっています。保健学部ではこれまでも理学療法学科と作業療法学科を設置し、リハビリテーションに資する人材を多数養成してきましたが、2023年4月からはリハビリテーション学科を設置し、その中に理学療法学専攻、作業療法学専攻、言語聴覚療法学専攻の3専攻を置く予定です。今回新設予定の言語聴覚療法学専攻では医学部付属病院で臨床経験のある言語聴覚士を教員に起用し、現代医療の多様なニーズに応えられる能力を養います。

高度医療の現場で実習ができる環境

特定機能病院として高度医療を提供する医学部付属病院において、高い技術と豊富な経験を持つ医師やメディカルスタッフと、最新鋭の設備のもとで医療技術を学びます。それにより現代の医療に欠かすことのできない「チーム医療」に求められるマインドと能力を育みつつ、同時に地域社会に目を向けながら、助けを求めている人たちのために働くことのできる人材を育てています。1年次から実際の医療現場を体験することで、医療人として働く自分をイメージしながら、より具体的な目標をもって学ぶことができるのも特徴です。

建学より受け継がれてきた人を思いやる心「仁」（順天堂の精神）

順天堂の信念である学是「仁」。
これは大学としてのあり方や、教育における考え方の基本となるキーワードです。「仁」とは、自分本位に行動するのではなく、常に他人の気持ちを思いやり、理解し、敬う心です。長い歴史の中で育まれ受け継がれてきた「仁」の精神が、社会に出て活躍するための土台となり、常に前に向かって進むための心強い道標となるはずです。

医学部・病院・学科一体の教育と実習

解剖学や生理学は医学部の実習施設を共有し、現役教員による医学部さながらの高度な授業を行います。医学部第一線の教員による授業を受けられるのは大きな特徴です。また、医学部教員による充実した授業に加え、順天堂医院での臨床も兼務する学科教員による授業や実習指導といった、「医学部・病院・学科」が一体となった日本随一の教育指導を実践しています。さらに、サッカー日本代表などスポーツの現場で活躍する教員のもと、スポーツや運動の障がいに関わる理学療法を実践的に学ぶ環境も整っています。

コミュニケーション促進と少人数ゼミ

理学療法学科は1学年120人という国内最大の定員を有します。大学時代に多くの友人と触れ合うことは多様な価値観に触れるかけがえのないチャンスです。その一方で、少人数ゼミナールを1～4年次まで配置して積極的なディスカッションやグループワークを実施。学生6～10名に対し1名の教員が毎週細やかな指導を行います。大人数クラスと少人数ゼミの双方の特徴を最大限に活かして、医療人として必須のコミュニケーション能力を養うことができるとともに、学生同士が仲良く、明るい笑いが絶えない学生生活を送っています。

実学主義教育により社会に適応して活躍できる人材を育成

東京工科大学は実学主義教育を実践し、専門的な知識に加え国際的な教養や確かなICT（情報通信技術）リテラシー、豊かな人間性を養成します。教養教育専属の「教養学環」を設置しているほか、各キャンパスには先端の教育や研究に対応する充実した環境を整備。こうした体制のもと、社会の変化や技術革新に対応する適応力を備え、持続可能な社会の実現に貢献できる人材を育成します。

チーム医療で活躍する自律した専門職に

医療保健学部では、医療現場で求められる確かな知識と技術に加え、コミュニケーションやコラボレーションする力や、ICT（情報通信技術）をはじめとする科学技術の基礎を理解するための教育も行います。また、東京駅や横浜駅からアクセスしやすい「蒲田駅」より徒歩2分というロケーションに、実際の医療現場と同等の充実した学内実習環境を整備。リハビリ技術を高める実習設備のほか、障がいのある方の生活を学ぶための施設などが揃っています。首都圏を中心に多様な医療機関等で臨床実習を経験できる体制も整っています。

言語聴覚学専攻が誕生

言語聴覚学専攻が2021年4月に誕生しました！言語聴覚学専攻では、「話す」「聴く」「食べる」を支援し、人の尊厳や生きる喜びを支える言語聴覚士を育成します。主体的に学ぶ力や、グループワークにより他者の多様な考えを理解する力を養う中で、一人ひとりをきめ細かくフォローしていきます。また、専門科目を中心に授業外の学修もプログラム化するなど、効率的な知識の定着も支援。卒業生も参加できる勉強会や、さらなるキャリアアップの相談も受けつけるなど、入学から卒業後まで行き届いた支援を展開していきます。

学びのすべてにワクワクを

実際に現場を見たり、体験したり、感じたりすることができる「現場体験」。また座学だけでなく、アクティブラーニングやICTの活用など、新たな取り組みを手がける企業や施設と連携して、業界のトレンドが学べる「新しい福祉の学び」など、東京福祉でしか学べない面白い授業がたくさん。考える・学びあう・実践する授業を通して“分かった””できた”が経験できる「全員主役の授業」。毎日ワクワクできる学びがあるから、楽しく実践的にリハビリ職を目指せます。

自由に選べる2つの放課後プログラム

作業療法士の技術や働き方について、身近な先生が授業を越えて伝える「プロフェッショナルゼミ」では興味のある内容をより深く専門的に学ぶことができます。また、先生による少人数の個別サポートを受けられる「放課後プライベートレッスン」では、苦手な実技の練習や授業で分からなかったところの復習などをしっかり確認できます。2つの放課後プログラムは興味に合わせて自由に受けることが可能。自分の興味や状況に合わせて＋αの学びができます。※夜間部は授業前に実施

独自の教育システムで国家試験対策

すべての授業で毎回「小テスト」を実施。定期試験100点中の40点分は、毎回の小テストの合計なので、勉強が得意な方からそうでない方まで、コツコツ積み重ねていく教育システム。授業資料や小テストはすべてWEB上の学習システムでいつでもどこでもアクセス可能なので、通学時間や隙間時間を利用して効率よく学習できます。
また、全国の姉妹校と連携した国家試験対策により、得意・不得意科目や理解度をより正確に把握し対策することができます。

カレッジスピリットは「互いに愛し合いなさい」

1880年創立の東京YMCAという団体によって設立された、医療福祉専門学校です。医療・福祉の現場で必要なのは、専門知識、優れた技術、そして心です。同校は国家資格取得を目指すだけではなく、その資格を活かして社会に貢献できる「人」を育てます。カレッジスピリットは「互いに愛し合いなさい」という聖書の一節。学生一人ひとりと向き合った教育を続けています。

自立した社会人を育てる学校！

作業療法士になるために知識・技術を身につけ、資格に合格するだけではなく、それらを活かして社会に貢献し、自立した生き方ができる社会人を育てる学校です。日本で140年以上青少年育成に尽くしてきた東京YMCAならではの「人を育てる」教育によって、毎年高い国家資格合格率と社会に求められる人材を輩出しています。国家試験受験資格取得に必要なカリキュラムはもちろん、人間を総合的に深く学ぶYMCA独自の科目も配慮し、常に笑顔と優しさを持って人に接することのできる、真に人に寄り添える作業療法士を育んでいます。

3年間で受験資格を取得！

4年制過程が主流の中で、数少ない3年制の学校です。必要な時間割に加え「山中湖キャンプ」「So,Go！（相互）学習」「クリスマス礼拝」「縦割り班活動」「国際協力募金」など、YMCAならではのバラエティに富んだ学習行事もあり、充実した学生生活を送ることができます。また、1学年の定員が30名で、学生と教職員とのアットホームな関係の中で、同じ夢を目指す仲間と関係を育むことができます。それは、将来「今を活き活きと生きる」ことを伝えることができる作業療法士として社会に出ていくために必要な経験でもあるのです。

プロフェッショナルにふさわしい知識と技を修得する

1957年に創立された国内屈指の歴史を持つ鍼灸学校。10代～50代までのさまざまな経歴を持つ学生が、新宿副都心で学んでいます。「学びたいときに学べる学校」であることが大きな特徴です。3年間にわたり14名の専任教員、40名を超える講師、20名の事務職員が1000時間を超える実技授業と課外特別活動でプロフェッショナルを育成。過去3年間の国家試験合格率も90％以上と、高い合格実績を誇ります。

東洋鍼灸独自の「参加型臨床実習」

実際の臨床に活かせる知識と技術を養うため、独自の「参加型臨床実習」を行っています。臨床家としての心得、態度、言葉遣い、医療面接・身体診察・施術など一連の施術行為を実践的に理解、体得し、それらを習慣化できることを目的に取り組んでいます。実際には、クラスメイトが行う一般の方への施術を最新の映像システムを兼ね備えた別室で視聴。施術後にクラスメイト同士でディスカッションを行います。このような臨床経験やクラスメイトからのアドバイスを参考にして、卒業後の臨床現場で活躍することができるようになります。

課外特別活動と実技室開放

課外特別活動では、授業時間外にさまざまな内容で鍼灸や手技を指導。ベテランの講師が愛情を持って指導にあたっています。参加は無料ですのでスキルアップに最適です。また、平日毎日13:30〜15:00、15:30～17:00、21:10～21:45の時間帯は教員立ち合いで実技室を開放。上級生や教員に分からないことを質問したり、確認したりすることができます。また、図書館も充実。一般では手に入らない貴重な専門書や研究所が揃い卒業生もよく訪れます。国家試験に向けた勉強やレポート作成などで利用する学生が多いです。

即戦力となる、人間性豊かな作業療法士・理学療法士を養成

1997年の開学以来、独自の教育プログラムと豊富な臨床実習で多くの「即戦力」となる卒業生を医療界に送り出してきました。患者さんと、そのご家族からも信頼してもらえる人材になれるよう、「人間性」の教育にも力を入れています。
作業療法学科・理学療法学科ともに昼間部・夜間部があり、卒業すると大学卒業の「学士」と同等の資格である『高度専門士』の称号が付与されます。

教員は現役の作業療法士・理学療法士

日リハの専任教員は全員、現役で医療現場にて活躍中の作業療法士・理学療法士です。週に1日は、実際に病院やリハビリ施設で患者さんにリハビリを施しています。日々進化する医療の新しい知識や技術を授業の中にも取り入れ、学生に伝えています。
また、全クラス担任制で、定期的に学生と面談を実施しています。教員が親身になって接し、学習面以外にも、生活面でのアドバイスも行っています。アットホームな雰囲気で学べるのは、日リハの大きな特徴です。

豊富な実習時間が即戦力への鍵

実習時間は国の基準以上。学生のうちに現場に多く出ることで実践的な知識や技術を学びます。作業療法学科の実習時間…1035時間以上（国の基準990時間）、理学療法学科の実習時間…1170時間以上（国の基準900時間）。
また、実習先は全国各地400か所以上の病院や施設があり、学生の適性や要望を踏まえて配置しています。実習地には教員が必ず訪問し、学生の不安や悩みを解消したり、手厚いフォローも行っています。実習先の指導者が日リハの卒業生というケースもあり、日リハの卒業生の活躍がうかがえます。