本物の英語力が身につく! ニュージーランド留学のリアル

”櫻イノベーション”で叶う次世代型教育! その効果とは?

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日本大学櫻丘高等学校(以下、日大櫻丘)で今注目されているのが、今年度から始まったニュージーランド留学です。今回は7月からの3か月間の留学を終え、帰国した生徒たちにニュージーランド留学中の現地での体験談をうかがいました。

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勉強の枠を超えて英語一色の生活を経験

ニュージーランド留学には、約3か月間(7月~9月)の中期留学と約1年間(1月~12月)の長期留学の2種類があり、今年度ひと足先に実施された中期留学に参加したのは1~2年生の14名。生徒たちはニュージーランド北部に位置するオークランド周辺の家庭にホームステイしながら、現地の高校に週5日通います。高校もホームステイ先もほとんど1人ずつで滞在するため、さながら現地に住んでいるような生活を経験することになります。今回は、中期留学に参加した2年生の宇野くん、1年生の宮内さん、石原さんにお話をうかがいました。

インターエデュ(以下、エデュ):ニュージーランド中期留学への参加を決めた理由を教えてください。

石原さん:もともと留学を希望していたので、参加は即決しました。高校を探したときに1年生で3か月も留学できる学校は珍しかったので、ニュージーランド留学は日大櫻丘への入学を決めた理由でもあります。

宇野くん:僕は1年生のときにもイギリスに2週間留学したので、より長く滞在できる点に魅力を感じました。また、僕たちの学年で大学入試の制度が変わるので、英語力を上げるよい機会になると思い、参加を決めました。

宇野くんは、教育先進国であるニュージーランドの授業法にも興味があったという。
宇野くんは、教育先進国であるニュージーランドの授業法にも興味があったという。

エデュ:現地では、どのような学校生活を送りましたか?

宮内さん:授業は選択制でした。中でも留学生のための「ニュージーランドエクスペリエンス」という授業では、マウリ語や現地の歴史を学べて面白かったです。
また、学校内での食生活の違いにも驚きました。1限を受けた後にフルーツなどを食べる「モーニングティー」という時間があるのですが、その後、2限を受けたらすぐランチタイムなんです。

宇野くん:僕は美術の授業を選択し、美術館を1日かけてまわったのが楽しかったです。それと、現地での日本語の捉え方を知りたくて、日本語の授業もあえて取りました。母国語のよさを改めて発見できましたし、日本語に興味のある友だちがたくさんできたのも刺激的でした。

石原さん:私が通った学校は1限が80分もあり、大学みたいで新鮮でした。数学と家庭科を合体させたような変わった授業があり、計量を学んでから実際にクッキングをしたのが面白かったです。

エデュ:一番印象に残ったエピソードを教えてください。

石原さん:ダンスの授業で発表会があり、現地で仲良くなった友だちやホストファミリーのみんなが見に来てくれました。緊張したけれど、本番後にみんなが「よかったよ!」と言ってくれてうれしかったです。

宮内さん:実は私、留学中に16歳になったんです。各国から来ている留学生仲間が自国の言葉でハッピーバースデートゥーユーを歌ってくれたり、ホストファミリーが日本食レストランに連れて行ってくれたり、一生忘れられない誕生日になりましたね。

宮内さんは、イタリアやドイツからきた留学生の友だちができた。
宮内さんは、イタリアやドイツからきた留学生の友だちができた。
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鍛えた英語脳を強みにステップアップを目指す

エデュ:留学を通して成長したと感じることはありますか?

宇野くん:留学中は本当に成長できているのか不安だったので、あるとき試しに、日本から持ってきていたリスニングの問題を聞いてみたんです。そうしたらすごくスローに聞こえて、耳が自然と慣れていたことに気付きました。この3か月でリスニング力が一番伸びたと思います。

宮内さん:最初は文法を頭の中で考えてから発言していましたが、次第に考えなくてもすぐに英語へ変換できるようになりました。伝えたいことがスムーズに言えて、今では英語で話すのが楽しくなりました。

エデュ:帰国後、意識が変化したことや、新たに興味を持ったことはありますか?

宇野くん:前回のイギリス留学後は、現地にいたときの感覚をすぐ忘れてしまいました。そのため、今回は留学時のレベルを落とさないように、日大櫻丘の「SAKURA Cafe」でネイティブ教員と話す時間をじっくり取るようにしています。

石原さん:スピーキング力をもっと磨くため、より長く海外に滞在して勉強したいと思うようになりました。大学に進学したら2年ほど海外留学に行って、将来は日本でキャビンアテンダントになりたいです。

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現地の生徒はみんなやさしく、留学に対する不安がなくなったと石原さん。
現地の生徒はみんなやさしく、留学に対する不安がなくなったと石原さん。

エデュ:最後に、ニュージーランド留学のおすすめポイントを教えてください。

宮内さん:留学先の高校には各国の留学生も来ていていろんな国の友だちができるので、自分の世界が広がります。また、日本から離れてみて初めて、交通の利便性など、日本のよい面も改めて発見できました。

宇野くん:3か月という期間が大きなメリットです。若者同士のラフな会話でも意思疎通できるようになるなど、日本ではなかなか学べない“リアルな英語”が身につきますよ。

石原さん:現地の授業に慣れると帰国後の授業がすごく楽に感じ、学習意欲や集中力が上がりました。また、現地で出会った人たちとは今も連絡を取り続けていて、そういった縁も生まれます。勇気を出して参加してみると、人生が変わりますよ!

参加生徒たちは、ホストファミリーと英文メールでお互いの近況報告を続けている。
参加生徒たちは、ホストファミリーと英文メールでお互いの近況報告を続けている。

編集者から見たポイント

楽しそうに体験談を語る3人を見て、留学を心から楽しんだことが伝わってくるインタビューでした。世界で通用する英語力だけでなく、異文化理解や国境を越えた友情など、多くの宝物を得て帰ってきた生徒たち。まさにその後の“人生を変える”、貴重な経験となったようです。

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イベント日程

イベント名 日時
入試学校説明会 2019年11月30日(土) 14:00~
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