生徒全員にスポットを当てる 桜丘新校長インタビュー

髙橋校長

inter-edu’s eye

時代を読み、早々にICTを取り入れた桜丘中学・高等学校(以下、桜丘)。今年4月には、髙橋知仁先生が校長に就任されました。これまで副校長として生徒や教員をサポートしてきた髙橋先生は、いわば学校を知り尽くす存在。そこで、校長の髙橋先生に桜丘の学びを紹介していただきました。

新校長インタビュー

インターエデュ(以下、エデュ):桜丘の校長の役割とは何でしょうか。

髙橋校長:学校のいいところを継承しながらも、2020年の大学入試改革など、時代の流れに機敏に順応していくことです。また、現場の教師が質の高い教育をするためにどんな手助けができるのかを考え、情報を提供することも校長の役割だと思っています。

自分の役割について語る髙橋校長
自分の役割について語る髙橋校長

エデュ:生徒に伝えたいことを教えてください。

髙橋校長:生徒には常々、「好きなことをどんどん表現していこう。それが発信力になるよ」と話しています。リーダーを担う生徒は固定しがちですが、自転車と同じで練習すれば誰でもリーダーになれるし、発信力がつく。日々の学校生活でその経験を積めるよう、MC制度やハウス制、タレントショーといった取り組みをしています。

エデュ:詳しく聞かせてください!

数値化できない能力を育成

髙橋校長:大学入試改革により、これからは協働性や主体性といった資質能力が評価されるようになります。この数値化できない力は社会でも必要とされるため、丹念に育成しています。

MC(Master of Ceremonies)制度

髙橋校長:朝礼・終礼の進行など、生徒が1日交代でクラス内のファシリテーター(まとめ役)をする制度です。年に何度も当番が回ってくるので、人前で話すことが苦手な生徒でも、やがて顔を上げて話せるようになります。さらにクラスによっては、朝礼後に当番の生徒が好きなことについてプレゼンしたり、高校では入試の過去問題をみんなの前で一問だけ解説したりと、活動の幅を広げています。

MC制度の様子
MC制度の様子

ハウス制

髙橋校長:MC制度と同じく、ファシリテーターの経験を積む取り組みです。中1~中3までの1学年2人ずつで6人の“ハウス”を作り、一緒にバーベキューをしたり、ハウス対抗でテストの点数を競ったりします。中3は自ずと後輩に指示する立場になるわけで、大人しい生徒でもリーダーを経験することになります。部活動の上下関係とは違った先輩・後輩の間柄で行うところが、ハウス制のいいところです。

ハウス制では自然と高学年が周りを引っ張っている様子がうかがえます
ハウス制では自然と高学年が周りを引っ張っている様子がうかがえます

髙橋校長:このほかに、習い事で身につけた特技などを自薦他薦で発表する「タレントショー」があります。

エデュ:外へ向けて発信することで、生徒の個性が引き立っていきますね。

髙橋校長:人前で上手に話している高校生を見ると、成長を実感します。

頼もしい現場の教師たち

エデュ:現場の先生に伝えていることはありますか。

髙橋校長:生徒を絶対評価で見ることです。人には誰しも得手不得手がありますよね。生徒が苦手なことを少しだけできるようになったら、それは大きな成長です。本人すら気づかない成長や変化を教師は見逃さず、生徒や保護者に教えてあげてほしいと言っています。

エデュ:熱意ある先生あってこその絶対評価ですね。

髙橋校長:特に中学は多感な時期なので、学校では生徒をしっかり見守り、ケアしています。学習面では、生徒が目標達成のために必要な課題を考えて実行する「家庭学習帳」という取り組みがあります。これにより、生徒は能動的に学習する習慣と、目標達成のために日々すべきことを考える力が身につきます。生徒は毎朝、家庭学習帳を提出し、担任はコメントを書いて返却する。担任は大変ですが、毎日のコメントが生徒の背中を押してくれています。

生徒の良いところを伸ばして行きたいと話す髙橋校長
生徒の良いところを伸ばして行きたいと話す髙橋校長

これからの桜丘

今後の目標を教えてください。

髙橋校長:学校目標でもある「仲間と共に逞しく生き、感動をわかち合える、未来を創造できる生徒の育成」です。他人と協力して課題を解決できるよう、異質の価値を認め、つながりを作れる人間を育んでいきます。

受験生と保護者へメッセージ

髙橋校長:生徒一人ひとりにどんな才能や適性があるかは試してみないと分かりません。桜丘は、勇気がなくてできないことをみんなでできる学校であり、そのチャンスがたくさんあります。ぜひ入学して、仲間と一緒に自分の可能性を伸ばしましょう。

今回の取材で髙橋校長の思いがしっかりと伝わりました
今回の取材で髙橋校長の思いがしっかりと伝わりました

編集者から見たポイント

今回の取材では、資質能力の育成プログラムの充実ぶりが披露され、大学入試改革に向けた盤石な体制がうかがえました。取材中、髙橋校長から生徒が制作した部活紹介動画を見せてもらったところ、そのクオリティの高さに脱帽。映像を通して、好きなことを発信している生徒の存在を確信しました。そして、その動画を「センス抜群でしょう!」と絶賛する髙橋先生は、生徒を思う気持ちにあふれていました。
学校説明会には、髙橋校長はもちろんキャンパスナビゲーターとして在校生も参加します。学校の雰囲気を知る絶好の機会ですので、足を運んでみてはいかがでしょうか。

学校説明会・イベント日程

イベント名 実施日
第1回学校説明会【給食体験】 6月17日(日) 10:00
第2回学校説明会【図書館体験】 7月14日(土) 14:00
第3回学校説明会【部活動体験】 8月5日(日) 10:00
第4回学校説明会【桜丘の英語】 9月8日(日) 14:00
第5回学校説明会【授業体験】 10月14日(日) 10:00
ナイト説明会【保護者対象ナイト説明会】 10月26日(金) 18:30

その他の連載コンテンツ

第2回高い進学率の秘密は!? 桜丘の学習支援と進学指導に迫る!

桜丘中学・高等学校は2018年の春に国公立大学の合格者44名を輩出し、その高い進学率が今注目されています!記事を読む≫