桜丘を卒業するとどうなる?卒業生兄妹インタビュー

桜丘を卒業するとどうなる?卒業生兄妹インタビュー

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「自立した個人の育成」を教育の目標にしている桜丘中学・高等学校(以下、桜丘)。MC制度やSSノートなどさまざまなアプローチで生徒たちは6年間で素晴らしい成長を遂げます。今回は、桜丘を卒業した塩野理志(さとし)さん、陽花(はるか)さんの兄妹にインタビュー!当時の学校生活の中から、自分の人生に影響を与えたことなどをお聞きました。

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成績が大幅にアップ!充実した学校生活

インターエデュ(以下、エデュ):プロフィールを教えてください。

理志さん:桜丘に中高6年間お世話になった後、中央大学商学部に入学し、卒業後は父の家業である不動産管理と農業を兼業しています。

陽花さん:桜丘中に入学して高校は、クリエイティブリーダー(CL)クラスの1期生でした。卒業後は明治大学情報コミュニケーション学部に進学しました。

お兄さんの塩野理志さん25歳
お兄さんの塩野理志さん25歳
妹の塩野陽花さんは明治大学2年生
妹の塩野陽花さんは明治大学2年生

エデュ:桜丘に入学したきっかけを教えてください。

理志さん:最初は母のすすめでした。雰囲気がよかったのが入学の決め手だったと思います。

陽花さん:私自身は、中学受験を考えていなかったのですが、兄の文化祭で和気あいあいとした雰囲気にひかれて桜丘だけ受けてみようと思ったのがきっかけです。

エデュ:桜丘での学校生活はいかがでしたか。

理志さん:中学校のときは勉強を厳しく指導されるということはなかったと思います。でも、高校に入ってからは大学受験に向けてしっかり指導を受けたことを覚えています。そのおかげもあり、中学時代は成績がよくなかったのですが、受験前にかけて大幅に成績がアップしました。

陽花さん:私も勉強は得意ではありませんでした。ただ中学時代、毎回2ページ以上自習して翌日提出する「家庭学習帳」を続けたことで少しずつ成績が上がったと思います。自由提出になった高校になってからも習慣的に続けていました。

インタビューに答えるお二人

エデュ:進路指導についてはいかがでしたか。

理志さん:私立文系に行こうと決めたのは高1の終わりで、国立と私立にクラスが分かれるタイミングでした。高1の8月にオープンキャンパスに行って学部を決めました。進路に関しての面談はとても多かったので常に先生からアドバイスをもらっていましたね。

陽花さん:私の場合、CLクラスなので私立文系であることは高1から決まっていたのですが、志望大学がなかなか決まらず高2の最後ぐらいでやっと決めました。クラスが13人と少人数だった分、先生がたくさん時間をかけてくださったので志望校を決めるときも先生にたくさん相談に乗っていただきました。

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今も生きる桜丘での学び

エデュ:桜丘の生活の中で自分の人生に影響を与えたことはありますか。

陽花さん:CL独自の英語特別プログラムでフィリピンに10週間滞在したことですね。平日は、1日7時間オールイングリッシュで授業を受けたり、グループレッスンでプレゼンテーションしたりして英語漬けの日々を送りました。当時、担当してくれた現地の先生とは今も連絡を取り合うほど仲良くなりました。このプログラムがきっかけで海外に興味を持つことができ、将来海外で働きたいと思うようになりました。

留学中の塩野さんのようす
留学中の塩野さんのようす

理志さん:校訓の「勤労」と「創造」という言葉ですね。この教訓をかみ砕いて「すべてのことに最善を尽くす」など「誓いの言葉」として毎朝言っていたこともあり、物事を考えるときなどにふとこの言葉を思い出します。

応接室に飾られた校訓の「勤労」と「創造」の文字
インタビューを行った応接室にも勤労と創造の文字が

エデュ:桜丘の生活の中で印象に残っていることを教えてください。

陽花さん:友人との毎日ですね。CLクラスは3年間、同じクラスで過ごしたのでとても濃い学校生活だったと思います。お互い趣味が違っても仲良くできたり、仲良くならないだろうなと思った人と親しくなったり楽しかったです。高校時代の友人とは今でも海外に一緒に行く仲です。

理志さん:友人との毎日は充実していましたね。今でも飲みに行くなどたくさん会っています。学校説明会で案内する「キャンパスナビゲーター」にも入っていたので、一緒に活動した人ともいまだに付き合いがあります。

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桜丘が紡ぐ将来とこれから

エデュ:理志さんは今どんなお仕事をしていますか、その道に進んだきっかけを教えてください。

理志さん:不動産の管理と農業を両立させています。もともと父が両方の仕事をしていて、大変そうだと感じて「何か手伝おうか」と申し出たのがきっかけです。都内で農業するのは大変ですが、半年かけて育てた野菜が食べられるようになったときの喜びはひとしおです。

エデュ:陽花さんは将来どんな道に進もうと考えていますか。

陽花さん:まだはっきりとは決まっていないですが、海外に行って仕事ができたらと考えています。海外で日本文化を広めたいと思い、大学では三味線を習っています。

妹の塩野陽花さん
お兄さんの塩野理志さん

エデュ:最後に受験生に向けてメッセージをお願いします。

陽花さん:中高時代は、個性あふれる友人がいたので、いろいろな子に合う学校だと思います。人の温かみが感じられる学校です。また、先生と気軽に話すことのできる雰囲気も好きなのでぜひ桜丘に入ってほしいです。

理志さん:やりたいことが決まっていなくても、何かを見つけられるのが桜丘だと思います。一度見学に来て生徒たちを見てください。

編集者から見たポイント

仕事を両立し、桜丘の教育目標どおりに自立した生活を送っている理志さん。桜丘での英語特別プログラムをきっかけに海外で働くという夢に向かって突き進む陽花さん。兄妹ともに桜丘での学びが今でもなお活かされていることが分かりました。将来、はばたくための土台をしっかりはぐくむことのできる環境が桜丘にあるということが証明されたインタビューでした。

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イベント日程

イベント名 日時 内容
第6回学校説明会 2019年11月10日(日)
10:00~12:00
生徒学校紹介 給食試食会
ナイト説明会 2019年11月22日(金)
18:30~19:30
保護者対象ナイト説明会
第7回学校説明会 2019年12月14日(土)
14:00~16:00
生徒学校紹介
入試直前対策会 2020年1月5日(日)
9:00~12:00
各教科からの傾向と対策の解説
第8回学校説明会 2020年1月18日(土)
14:00~16:00
最終説明会
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