学習意欲を加速する最先端の学習活動

学習意欲を加速する最先端の学習活動

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激動の時代を生きる未来のリーダーを育成するため、今こそ求められている最先端の学習活動を導入した聖学院中学校・高等学校(以下、聖学院)。ユニークな学び方から自らの才能を開花させた生徒たちと、その背中を後押しする先生へのインタビューを通して、熱気を帯びた教育現場の様子をご紹介します。

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新しい発見や驚きから思考を訓練する学び

中3の皆さんから、最新の学び方を取り入れたGlobal Innovation Lab(以下、Lab)の様子を中心にお話しいただきました。

下口素輝くん(左)、山澤充希くん(中)、近藤大貴くん(右)
インタビュー取材に参加してくれた下口素輝くん(左)、山澤充希くん(中)、近藤大貴くん(右)

インターエデュ(以下、エデュ):Labで取り組んだ授業で印象に残っているもの教えてください。

近藤くん:SDGsの観点から世界の経済をシミュレーションする「貿易ゲーム」の様子をよく覚えています。授業を受けた中1の時点では関心が薄かったのですが、今になって株取引や金融システムに興味が湧いてきました。日頃のニュースを見る目が変わり、勉強する内容とグローバル社会とのつながりを強く実感しています。

3Dプリンターやレーザーカッターなどが利用できるFabラボ
近藤くんがお気に入りの場所は、3Dプリンターやレーザーカッターなどが利用できるFabラボ
初めて試すマインクラフトに悪戦苦闘しながらもすぐにコツを掴んだ生徒たち
初めて試すマインクラフトに悪戦苦闘しながらもすぐにコツを掴んだ生徒たち

山澤くん:パソコンで何かをするのが好きで、中2の授業で初めてiPadを使って「マインクラフト」を始めました。グループごとに作品作りに取り組み、みんなでドット絵やプログミングをしながら最先端の学習ができたことに満足しています。日本語でプログラムの動きを考えましたが、最終的には英語でコマンドを打ち込むので、英語の勉強を頑張る必要性を感じました。

下口くん:プログラミングで調理家電をコントロールしながら美味しいクッキーを作る「Scratchトースター」に挑戦しました。みんなと話し合ってプログラムを進めていく中で、ロジック・タイピング・観察などの役割分担をしたのですが、ぼくはアイデアを出すことに向いていると気づけました。クッキーの味や焼き加減がパソコンの数字で変わっていく面白さだけでなく、他のグループの結果を基にして最適解を考えるところに楽しさがありました。

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エデュ:Labの授業以外でも多様な活動に取り組んでいるそうですね。

近藤くん:フォトメディア部とプログラミング部を兼部しており、クラブ活動の一環として「環境フォト・コンテスト」に応募した際には、SDGsで学んだ知識を活かすことができました。STEAM教育の授業でプログラングの基礎を学んでいたので、クラブ活動でも難無く取り組むことができています。

山澤くん:英語は習熟度別授業があり、帰国生や英語上級者向けのSSコースに所属しています。昨年からはプリント中心だった授業が自前のパソコンを使ったものに変わり、映像を見たり頻繁にディスカッションをするなど、より一層理解しやすい学習環境になりました。

山澤くん
以前からパソコンで何かを作ることが好きだったという山澤くん
プログラミングを進められる環境
生徒が互いに協働しながらプログラミングを進められる環境が注目すべきポイント

下口くん:中止になってしまったタイ研修旅行の代わりとして、コロナ禍で苦境に立っている山岳少数民族の方々を支援するプロジェクトに参加しました。多くの方から共感を得られるクラウドファンディングサイトを立ち上げるために適切なデザインや文章などを工夫した結果、372万円を超える支援金を集めることができたんです!
高2生が中3時に参加したタイ研修旅行の経験が活かされたのはもちろんですが、ぼくも現地でお世話になるかもしれない人たちを助けられることにやりがいを感じました。聖学院に入学してからは、いろんな活動に参加しながら積極的に行動することができるようになったんですよ。

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エデュ:今までの経験をどう役立てていきたいですか。

近藤くん:興味を持ってきた分野をもっと深く研究して、日本経済に貢献したいと考えています。優れた技術を持っていてもビジネス面で他国から差を付けられてしまう状況を変えられたらと良いですね。

山澤くん:SDGsの理念を実現するために、これからも英語やLabの授業に打ち込んで実力をつけ、世界中の環境問題を解決するための情報発信をしていきたいです。

下口くん:高校ではGlobal Innovation Class(以下、GIC)に進み、みんなで協力しながらアイデアを実現させる授業に参加してみたいです。創立記念祭(文化祭)などの年間行事に参加して、たくさんの思い出を作りたいと思います。

クラウドファンディングによる経済支援を大成功させた下口くん
クラウドファンディングによる経済支援を大成功させた下口くん
実生活に直結しているIoTを身近に感じられるScratchトースターの授業
実生活に直結しているIoTを身近に感じられるScratchトースターの授業

エデュ:受験生におすすめしたい聖学院の良さを教えてください。

近藤くん:得意な科目・分野が周りと違っても、みんなにとって役立つことを教えてくれる学校です。学歴で人を判断する社会はもう終わっていると考えており、本当に必要とされる発想力や信念を伸ばすための授業がたくさんありますよ。入学してからも学力を向上させることができるので、中学入試の偏差値だけで判断せず、卒業後の未来を考えて学校を選んでほしいと思います。

山澤くん:聖学院はグローバル教育に優れていると思います。中学でのLab授業や高校でのGICカリキュラムなどで世界規模の問題を考えながら、解決に向けた知識や大きな視野を得ることができます。パソコンを使ったプログミラングの機会も多いので、将来の仕事につながるはずです。

下口くん:好きなことや興味を持っていることを探究できるところが良いです。一人では実現できなさそうなことでも、先生に相談して実現できるかどうかを一緒に考えてくれます。同じタイプの生徒が多く、自由な空気がある点が気に入っています。

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新たなLabを導入した目的とは

教育デザイン開発センター副センター長・広報部部長の児浦良裕先生から、Labの導入背景や生徒たちの成長についてお話しいただきました。

エデュ:従来の思考力Labに代わる授業を取り入れた背景を教えてください。

児浦先生:本校では以前から中学生の段階でじっくりと時間をかけて問題解決に取り組む授業を大切にしてきました。しかしながら、中学指導要領のカリキュラムを遵守しながらも学習時間を有効活用することに限界を感じていたのも事実です。生徒が自主的に成長するために必要な要素を検討し、さらに発展させた学び方が現在のGlobal Innovation Lab となりました。
中1の2学期からスタートするLabの講座は、土曜午後・月2回を目安に実施しています。実験やプログラミング、体験型ワークショップを実施しています。

エデュ:Labによって生徒はどのように成長しましたか。

児浦先生:生徒自身が試行錯誤を繰り返すことで、物事に問いを投げかける姿勢が身につきました。短絡的に正解を求めるのではなく、「どうしてそうなったのか?次に何をすべきなのか?」をいう考え方を持てたことがポイントです。実社会のさまざまな問題に関心を持ちながら、自らの意思で行動に移すことができるようになった生徒たちの姿を見て、誇りに思います。

エデュ:探究学習にも通じるものがあるように思えます。

児浦先生:まさに本校では、実生活に活かされる新たな価値創出を学習ゴールとした「ICEモデル」という授業設定を採用しています。今回のインタビューで紹介したLabは本校が目指す授業の一例にすぎませんが、中3からは「探究基礎」に取り組みます。探究学習と深く関連している「ICEモデル」については本校公式サイトで詳しく紹介していますので、ぜひともお目通しください。

聖学院が採用したICEモデル ≫

編集者から見たポイント

生徒の皆さんが目を輝かせてLabの様子を話してくれたのがとても印象的な取材となりました。聖学院ではレゴブロックを使った自己表現や資料からの課題発見など、普通の教科入試では測れない能力で受験することができる「思考力入試」を用意しています。お子さまの得意分野を活かせるチャンスかもしれません。

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イベント日程

イベント名 日時
イヴニング校内見学会 2021年11月12日(金)
入試対策説明会(入試体験) 2021年11月27日(土) 12月18日(土)
2022年1月15日(土)
詳細とお申し込みはこちら ≫

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