成立学園中学・高等学校

塾に通わず、国公立大に現役合格した中学一期生の吉澤くん。

インターエデュ（以下、エデュ）：塾に通わず、千葉大に合格されましたが、6年間の勉強スタイルはどのようなものでしたか？

吉澤くん：宿題はきちんとこなして、コツコツと勉強することを中高で繰り返してきました。これは自分なりに頑張ったことだと思っています。実際、どんな問題が出ても、「学校でやった問題と似ている！」と、ぱっと見て、解答が出るようになったんです。英語でイデオム（熟語）を50個覚える課題を出されたときは、本当につらかったけれど、センター試験に似た問題が出たときには、「覚えてよかった！」と思いました。また、高校でしっかり基礎を積み重ねたので、それが今、大学の授業でも役に立っています！

数学科の先生を目指しているとお話ししていただきました。

エデュ：中高の学びが、大学にも活かされているのですね。在校中は生徒会長として活躍されていましたよね。

吉澤くん：生徒会長になったのは、学園生活をもっと居心地良くしたかったからなんです。そういう意味では、中学1期生として、新しい文化を作ることに少しは貢献できたかも知れません。僕自身も、生徒会に入ったことによって、リーダーシップが身について成長できたと思っています。もっとも、大学の先輩たちを見ていると、まだまだだなと思いますけど。

生徒会が運営に深く関わる「成立祭」（学園祭）は、毎年9月に開催されます。来年の成立祭にご期待ください！

エデュ：頼れる先輩として、成立祭（学園祭）も手助けしたと聞いています。

吉澤くん：生徒会の活動の中で、やり残したことがあったので、それがどうなったのか気になっていました。もう少し、生徒会は積極的に動いていいと思うんです。だから、生徒会の在り方を後輩に伝えに来ました。
今でもこうして、後輩とのつながりを持てるのは、自分のやって来たことに確信があるからなのかなと思います。

毎朝の小テストや放課後の自習時間、そして先生の親身な手助けが、大学合格とその先にある夢の懸け橋になったという三河さん。

地道な努力と進路指導が決め手に

中学の授業は基礎固めが中心でした。数学は、高校1年の時点で早く進んでいたため、基礎固めを繰り返したことが受験勉強の時に役立ちました。また、英語は、中学の頃から毎朝小テストを行ってきたので、単語や熟語をしっかりと暗記できました。

受験の時は、担任だった先生が塾の説明会へ足を運んでくれたうえに、各教科担当の先生たちと連携してバックアップしてくれたので、今、何を優先して行えばいいか考えることができました。そうやって支えてくれている期待に応えるために、受験を頑張ろうと思えました。

自宅でだらだらと勉強するよりも、放課後の自習時間は必ず残り、わからない問題の解き方をすぐに先生や仲間に聞くことで、塾に通う必要がなく、しっかり集中した勉強ができました。ただし、面接や小論文の準備はしておくことをおすすめします。

大学入学後はプレゼンテーションをする機会が多いですが、成立学園でグループワークをたくさん経験していたので、人前で発表することに自信がついていました。チームワークで協力して資料をつくり、発表に向けてパワーポイントなどを準備をした経験は、大学に入った今でも活かされていると思います。