通学と寮のどちらも選べる「医師を目指せる学校」のスクールライフ

通学と寮のどちらも選べる「医師を目指せる学校」のスクールライフ

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秀明中学校・高等学校(以下、秀明)は開校以来、全国トップレベルの医学部・歯学部合格率を誇る人気校です。「医療の道に進みたい」という子どもたちが集まり、切磋琢磨する学校環境が進路実現につながっています。さて、そんな秀明は中学校が全寮制で、高校では希望者が入寮する仕組み。今回は自宅からの通学を選んだ高校生にスポットを当て、優れたカリキュラムと高い指導力についてうかがいました。

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少人数制で、医学部受験を見据えたカリキュラム

左から古賀彩音さん、原大耀くん
左から古賀彩音さん、原大耀くん。お二人とも高校からのご入学で自宅からの通学を選んだ生徒です

インターエデュ(以下、エデュ):秀明の魅力を教えてください。

古賀さん:医学部を目指すうえで、少人数制指導が大きなメリットになっています。私の学年は57人で2クラス編成になっていて、そのおかげで先生に手厚くサポートしてもらいながら学習を進めてこられました。

原くん:秀明の先生はすごく優しくて質問しやすいです。入学前は、先生にあまり質問にいけるタイプではなかったのですが今は全く違います。1教科について、複数の先生が対応してくれるのもありがたいですね。

英作文の指導を受ける様子
英検の実施日が近くなるとリスニングの過去問、英作文まで指導を受けることができます。お二人とも「卒業までに準1級」の目標に向けて学習を進めています

エデュ:授業やカリキュラムに関する長所を教えてください。

古賀さん:週1回英語のコース別の授業があって、医学部進学を見据えた内容になっています。数学に関しても、高校2年生までに数ⅢCまで終わるカリキュラムになっているので、受験本番まで復習・演習を積み重ねる時間的余裕があって安心です。

原くん:英語に関しては学習への意識が変わりましたね。教室に「英語よければすべてよし」と書いた掲示物があって、大学受験の合否にどれだけ影響する教科なのかも説明がありました。

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寮生向けの「夜間学習」がオンライン化

お二人に入学の理由を聞いたところ「将来の目標が医師」で、通学を選んだ理由は「自宅から学校までが近いから」でした。さらに一歩踏み込んで、入学した際の気持ちや通学を選んだからこそ力を入れていることについてうかがいます。

タブレットを使った授業
タブレット端末でさまざまな情報に触れながら考える授業も。幅広い教養を身につけながら進路実現を目指します

エデュ:高校から入学するうえで心配だったことはありましたか。

古賀さん:最初は「中学校から入学した生徒はもうお互いに仲が良いんだろうな」「その中に入っていけるかな」という不安はありました。でも、入学後の1学期は高校からの入学生だけのクラスが編成されて、友だちもすぐできました。中学校からの生徒とも授業の中で交流することもあるので、少しずつ仲が深まっていきましたね。

エデュ:秀明の寮生活は学習をサポートするさまざまな取り組みがありますが、通学のお二人はどのようなサポートを受けていますか。

原くん:当初は寮生と大きな差ができてしまう心配はあったのですが、今まで寮生などが参加できた「夜間学習」がオンライン配信されるようになって通学生全員対象になったんです。午後18時50分~20時15分に自宅でもかなり集中して学習する時間が取れています。

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テスト期間の過ごし方、1日の学習スケジュール

エデュ:学校側が寮生向けの学習を通学生にも広げたのですね。では、反対にご自身で学習時間を確保するために工夫していることはありますか。

古賀さん:寮生は私たちの通学時間も勉強しているので、その差を埋めようとテスト期間はホームルームの1時間前に来てテスト対策をしています。テスト期間は土日も学校が開放されて先生に質問にもいけるので学習のまとめをするチャンスですね。それ以外の期間については、毎週月曜日は始業が遅くて11時30分なので、朝は早い時間に行って学習を進められています。

エデュ:かなり学習に力を入れられる環境のようですね。では、1日の学習スケジュールを教えてください。

古賀さん:午前7時50分に朝のホームルームがあって、そこから授業が7限まで。その後、放課後講習が2コマあって、15時40分から17時までです。そして夜間学習が18時50分からスタートするという流れです。中学校からの入学生は数Ⅰをすでに終えているので、追いつくための時間がこうして設けられています。

原くん:中学校からの入学生は学力が高いのですが、高校から入学してもしっかり頑張っていけば医学部合格に届く学習環境は整っていると思います。「先生の指導に沿って頑張れば大丈夫だ」という信頼感がありますね。

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再開してほしい!イギリス英語研修のご紹介

学習全般に力を入れている秀明では、もちろん国際教育も充実しています。中学2年生と高校1年生を対象とするイギリス英語研修は、現地で寮生活やホームステイを体験しながら、語学の授業を受けるというもの。生活拠点はケント州で、ロンドンへの小旅行もあり、イギリス文化を深く知る機会となっています。現在は新型コロナウイルスの感染状況も見ながら再開を検討中です。

イギリス英語研修の様子
参加した生徒の多くが「もう一度行きたい!」と言わずにはいられないイギリス英語研修。実施期間は中学2年生で2週間、高校1年生で3週間です
イギリス英語研修のご紹介 ≫

将来の視野を広げるイベントも

救命講習会の模様
救命講習会の模様。医師を目指す生徒たちは真剣そのものです

エデュ:秀明では、学習のモチベーションを高める指導はありますか。

原くん:月1回、「今月の言葉」という校内放送があって、自学自習の記録をつけるノートに感想を記入する学習があります。秀明では授業前に、集中力を高めるために目をつぶる時間が少しあって、その効果が説明されたりしました。入学時には秀明で学ぶ心構えについてのお話がありました。

学習意識を育てるイベント
医学部合格は高いハードル。学習意識を育てるイベントは貴重な機会です

エデュ:進路実現に向けたモチベーションにつながる学習はありましたか。

古賀さん:医学部に進んだ先輩が講演で、どんな学習をしてきたかを詳しく紹介してくださったことがありました。医療業界について知る機会もあって、病理の専門家の方からお話を聞けたのは、視野が広がるきっかけになりましたね。病理の仕事内容は患者を直接診察するのではなく、検体を調査するというもので、今まで接することがない世界があったんだということを知りました。

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医師への自覚を深める生徒たち

エデュ:どんな医師になりたいとお考えですか。

古賀さん:医師は人を相手にする職業なので、人の心にちゃんと寄り添えるようになりたいです。「今から頑張れば、人の命を救う仕事ができる」と考えたら頑張るしかない。そういう思いで毎日学習しています。

原くん:寮生は整理整頓について先生から指導を受けているのですが、僕は通学を選んだので、自分で大事にしていこうと思っています。当たり前のことが当たり前にできることは欠かせない力だからです。そして、闘病生活を支えていける医師になって、患者の家族まで含めて、辛い思いを和らげるための仕事がしたいです。

編集者から見たポイント

医師への道を開く秀明。入学時期が中学1年生でも、高校1年生でも将来の可能性は変わりません。医学部を見据えた学習はもちろん簡単ではありませんが、秀明では信頼できるカリキュラム、熱意ある先生方が皆さんを待っています。

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イベント日程

イベント名 日時
授業見学 毎週月曜日・金曜日(休業日を除く)11〜14時
中学校専願入試 2021年12月5日(日)
中学校一般入試Ⅰ期 2022年1月10日(月)
中学校一般入試Ⅱ期 2022年2月5日(土)
高校単願入試 2022年1月22日(土)
高校併願入試 2022年1月22日(土)または1月23日(日)
一般入試 2022年2月5日(土)
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