楽しく学ぶ貴重な機会 舞浜のテーマパークでキャリア教育

楽しく学ぶ貴重な機会 舞浜のテーマパークでキャリア教育

inter-edu’s eye

秀明大学学校教師学部附属秀明八千代中学校・秀明八千代高等学校(以下、秀明八千代)で、高校3年生対象の新しいキャリア教育が行われました。その現場は誰もが知る某テーマパーク。引率した先生と生徒へのインタビューから、その内容と企画意図を探ります。また、秀明八千代のキャリア教育についてもご紹介します。

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講師はテーマパークのキャスト

キャリア教育の会場となったのは、舞浜にある世界的に有名なテーマパーク。そこで働くキャスト(スタッフ)は、ゲストをもてなすために「相手の立場にたち、自ら行動する」というルールを実践しています。この“おもてなしの心”を学ぶ中で、生徒は働くことについて考えていきます。キャストによるレクチャーやグループワークをした後、生徒は実際にテーマパークへ向かい、キャストの仕事ぶりを観察。学んだ内容がどう実践されているのか、自らの目で確認し、実感します。

働くことへの意識

4人の高校3年生が、テーマパークでの経験や自身の将来像について語ってくれました。

日野さん、大村さん、伊藤くん、北野さん
(左から順に)バスケットボール部長として活躍した日野さん、チームメイトとして共に汗を流した大村さん、書道部で全国大会に進出した伊藤くん、サッカー部マネージャーを経験した北野さん。

インターエデュ(以下、エデュ):テーマパークのレクチャーで学んだことは何ですか。

伊藤くん:相手の立場になって物事を考え、自ら行動することです。また、挨拶は人とコミュニケーションをとる第一歩だと学んだので、積極的に挨拶をするようになりました。

日野さん:笑顔でいることは、自分だけでなく周りの人も幸せにするということです。そして、仕事を通してチャレンジすることで自分の可能性を広げられることを知りました。

エデュ:将来の夢を教えてください。

北野さん:英語力を活かせる仕事に就いて、いろいろな国で活躍できるようになりたいです。そのために今も、そして大学でも英語の勉強を頑張ります。

大村さん:大学の人間社会学部に進学するので、社会や人について学び、人の役に立つ仕事に就きたいと思っています。担任の先生とは、どんな大学や入試方法が自分に合っているか、また、将来のことなどについて相談しました。

エデュ:秀明八千代の好きなところは?

日野さん:SDGs(国連が定めた持続可能な開発目標)について考える機会の多い学校だと思います。知らなかったことに触れ、興味を持てます。

大村さん:栄養バランスの取れた給食があること。ご飯を3杯おかわりするほどおいしいです。

北野さん:生徒が困っていたら話を聞いてくれる先生がいることです。私は人間関係で悩んだとき、相談した先生からの言葉で「大丈夫だ」と思えるようになました。

伊藤くん:先生の教え方が分かりやすく、丁寧です。また、トラブルには早急に対応してくれて平和な学校生活を送ることができますね。

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秀明八千代のキャリア教育

高3学年主任で、テーマパークの企画と引率を担当した舩生(ふにゅう)敏哉先生に、今回の体験学習の意図やキャリア教育についてお話をうかがいました。

舩生先生
厳しさの中にも、生徒に対する深い愛情と信頼が感じられた舩生先生。

テーマパークを学びの場に選んだ理由

幼い頃からなじみのあるテーマパークで校外学習をすることで、生徒が興味を持ちながら“自分が将来どのような大人になって社会に貢献するか”を考えられると思いました。
夢の国を舞台裏から見つめたとき、そこにあるコンセプト、仕事上の工夫や苦労を知ることができます。また、テーマパークのキャストの仕事は、人との触れ合いを通して幸せを与えること。働く目的は生きるために収入を得ることですが、自分の仕事を通して誰かが幸せになるという職業観を考えるうえで、一番大切なことを生徒に伝えられると感じました。
生徒たちはグループ学習でテーマパークについて調べたり、SDGsの視点からテーマパークの存在意義を考えたりと、ただ“行って楽しんで終わる”ことにならないよう、事前学習には時間をかけました。

進路を決めるのは生徒

高校1年次はは総合的な探究の時間、2年次は総合的な学習の時間があり、生徒は1つのことを掘り下げて学習しながら自分の適性や得意なことを見つけていきます。大学進学を見据え、生徒が18年の経験値で選んだ道筋が、その後40年近く働く職業に大きく影響することになる。ですから、高校3年生になる生徒には、自分自身をよく見つめ、掘り下げ、突き詰める大切な1年にするよう伝えています。
担任は毎日の学校生活の中で、面談を通して生徒の現状を把握し、生徒の未来の姿を見つめながら、生徒に寄り添ってフォローしていきます。

目指す生徒像

これからは、学習したことをアウトプットするだけの学力で対応できる世の中ではなくなります。そのとき必要になるのが「想像して問題を解決する力」であり、その力をつけるためにはコミュニケーション能力と知恵が求められます。そのため、生徒はグループ学習をして、話し合いから問題の解決方法を導き出し、集団で学んだことを自分の知識にします。
そして、実際に何か問題が発生したとき、知識を用いて解決します。その経験が加わり「知恵」となります。私たち教員は建学の精神を踏まえ、実際の教育現場において授業やHRで知恵を身につけるよう努めながら、生徒一人ひとりの現状を理解しより良く成長できるよう指導にあたっています。

秀明八千代の教育の基本方針 ≫

編集者から見たポイント

テーマパークでの体験学習は、仕事を通して人を幸せにすることや、コミュニケーションの大切さを考える良い機会になったようです。「生徒のニーズだけでなく、ご両親の意向もしっかり酌んで学習指導や生活指導、進路指導に当たります」という舩生先生の言葉に、秀明八千代なら安心して子どもを任せられると感じました。

日時 イベント名
2019年7月27日(土) 10:00~11:00 第1回 オープンスクール
2019年7月28日(日) 10:00~11:00 第2回 オープンスクール
2019年8月24日(土) 10:00~11:00 第3回 オープンスクール
2019年8月25日(日) 14:00~15:00 第4回 オープンスクール
2019年9月14日(土) 10:00~12:00 体験学習会
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